タイルの浮きによる、漏水とタイルの剥落の危険の例です。
最初はこちらのサッシ廻りのコーキングの打ち替えのご依頼でした。 ところが、入居者様に確認したころ壁からも漏水したりするという事で調査すると・・・
タイルの目地の穴・・・
タイルの剥がれが・・・
原因特定の為、足場を組み替え上層階を確認すると・・・
アルミ手摺内に水の侵入が見受けられます
手摺りのコンクリートの割れが・・・内側を覗くと
ひび割れというか、剥落する手前でした。
タイル自体は、無機物なので劣化は進みませんが、タイルの目地コーキングの劣化(紫外線や雨などで収縮するので緩衝の為の目地)により、中に漏水しており、また、こういう場合は目地周辺は全体的に浮きあり、タイルの剥落につながります。
メンテンナンスフリーと言う外壁材は私、個人の意見としてないと思います。 20~30年後の長期的な素材はありますが、やはり、20年前後では見てもらうだけで予防となりますのでお気軽にお問い合わせください。
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