タイルの注入工事です。
作業工程としてはまず、特殊な無振動ドリルによりタイル穿孔(穴あけ)と同時に穴の洗浄(水を循環させ濾過)を行います。 今回は、10000以上の穴をあけるのでマスキングテープ(写真上の青いテープ)に一つ一つに数字を書き込み穿孔した数を把握しながら行います。
穿孔後、中には湿気があるので2~3日ほど乾燥期間をおいて、高圧注入を行います。 特殊なノズルに交換してエポキシ樹脂(ボンド)を穴の奥の方から充填してきます。
高圧注入のガンは30分に1回はシンナーで洗わないと中でエポキシ樹脂(ボンド)が固まり使えなくなるのでなかなか大変な作業になります。(ガンを全部分解し組み直しの作業の繰り返しです)
タイルの色に合わせた化粧ピン(焼き付け塗装)を取り付けながらテープを剥ぎ取りしタイル注入工事の完了です。
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