先日、テレビでヤングケアラーの特集?をやっていたのでお話させていただきます。
自分が中学生(1年)の時に、うちの親父(確か当時は、50~53歳頃)の様子がおかしくなり始めました。 まず、車の運転で配達しても道を忘れてしまい電話(公衆電話)をかけてきて母親に聞いていました。 それから、隣近所から文句を言っていると言い出し叫びました。(夜中や昼関係なく) 母親は、当時、ユタ(沖縄の霊媒師のような人)に相談したり、怪しい宗教の人に相談したりと自分も一緒に連れていかれ、反発していたのを覚えています。
今でこそ、アルツハイマー型認知症(若年性)と言う病気が認知されていますが当時は、精神疾患として扱われて一度、精神病院に入院させたのですが、すぐに退院させられました。 基本的に普通の生活が問題ないとの判断されての事です。 それから、藁にも縋る思いで母親がとある老人病院の精神科に診せた所、若年性アルツハイマー症と診断されました。
今まで、正直、いきなり怒ったり、叫んだりしたので、自分も若く、親父と殴り合いになるぐらい(実際には殴っていないです)の争いも多く、母親には迷惑を2重で掛けてしまったのですが、それからは、一歩引いてまともに喧嘩することはなくなりました。(気分的には怒っていますが・・・)
長くなりましたが、自分が介護してきて、大変でしたが当時、一番気持ちが落ち着いた出来事が、友達に介護の事を話す事です。
あの時の年頃では、こんなこと恥ずかしくて話せないと自分で思い隠していましたが、中学3年生の頃に勇気をだして友達に実は、親父がぼけていて・・・と話したら真剣に聞いてくれて、別に何か相談したわけでもなくただ聞いてくれる事で自分の気持ちが軽くなったのを覚えています。
もちろん、何か進展するわけではないのですがそれからは、少し視野が広がり今まで、家の事だけしか見えなかったのが変わったのを覚えています。
ヤングケアラーだけではなく、介護をする方は、現在、各都道府県の保健所などで介護者の集まりなどありそういった場に参加すると同じ悩みを持つ方がいるのでお話すると落ち着く気持ちになれます。
正直なお話、介護は、やっている人しか気持ちはわかりません。 少しだけ勇気をだして、人に話をしてみましょう。 長文ですいません・・・
私も認知症の義母の介護で苦労しましたが、まだ若い実のお父さまの認知症は、それはお辛かったことでしょう。
でも、こうして書かれることで他の苦労している人達の救いになると思いますから書かれたことは良かったと思います。
私も読ませていただけて良かったです。
思い切って書いてくださり、ありがとうございました。
実は私が中学生だったときに、友人のお母さんが若年性認知症(あるいは若年アルツハイマー)だったことを打ち明けられました。
彼女のお母さんはまだ40代半ばだったと思います。私の友達もすごく苦労をしたと思います。泣きながら告げられて、私は何も出来なかったけど、彼女はなんだか泣きはらしたことでスッキリしていました。
こういう映画があるのですが、ご覧になったことありますか?
「アリスのままで」
https://www.youtube.com/watch?v=0cu794RqOA4
Naoさんのお父様もご家族の支えがあって良かったですね。
お話してくださってありがとうございました。
テレビを拝見して少し思い出しました。
少しでも現在、介護している人の助けになればと思い、文面は下手ですが書かせていただきました。 お話することの大事さをしってもらえればと思います。 ありがとうございました。