沖縄塗装工業

工事blogばかりですが見てあげて下さい。

外壁診断士が行く・・・エポキシ樹脂・・・

2022年09月06日 08時50分01秒 | 日記
 
 硬質エポキシ樹脂・・・ゴムで引っ張っても曲がりません・・・
 可とう性エポキシ樹脂・・・柔らかい性質を持つ物です
補修にエポキシ樹脂などを使用する場合、動きのある壁面などは柔らかい性質の物でないと動きについていけず6~7年でひび割れの補修した隣からひび割れが発生します。 エポキシ樹脂は通常のコンクリートより硬いため、エポキシ樹脂の側の弱い箇所でのひび割れが出てきます。 
 今回、写真のエポキシ樹脂は注射器(注入用)から取り出したもので、硬貨する前はしゃぶしゃぶの液体です。 こちらがコンクリート内に入り固めます。
 


ペンキ屋さんの日常・・・なかなかの台風でした・・・

2022年09月05日 13時47分21秒 | 日記
雨の日は、内部のニスなどをぬりぬりしています
ぬりぬりタイム・・・
台風前に養生(ビニールで塗装しない場所を覆います)の後、本来であれば、カチオンシーラー(接着剤)を塗布しますが大雨などで何日も置いておくと効果が半減しますのでとりあえず台風が明けてからのシーラー(接着剤)塗布になります。  業者さんによっては、関係ないと思われる方もいらっしゃいますがやはり、あまりよろしくないので塗布しません。 
注入中・・・・そろそろ、補填しないと・・・
こちらの現場も注入中・・・
日の出が恋しいです・・・まあ、出たら出たで熱いのですが・・・

ペンキ屋さんの作業の様子

2022年09月03日 10時25分15秒 | 日記
ペンキ屋さんの作業風景の様子を載せていきます。
こちらは雨漏れ診断&見積もりをしている様子です。
雨漏れしている個所の原因を探るため、点検口の中をチェックしている様子です。
右側の写真は屋上防水をする前と施工した後の表面温度を測っている様子です。
やはり防水をする、しないでは相当な温度差が出ます。

外壁診断士が行く・・・え、塗装が剥がれる・・・

2022年09月03日 08時30分00秒 | 日記
軒天・・・天井がポコポコ落ちてきます・・下を見ると・・・
 コンクリートの剥落・・・以前から、防音工事で少しずつ工事をしていたそうで塗装も部分的に塗られていました。
壁を洗浄したところ、あれ塗膜が剥がれる・・・
洗浄では剥がれないところをカッターのT字(スクレイパー)を入れるとサックサック塗膜が剥がれます・・・・え、何で、と思い剥がれた塗膜の下を触ると砂状の物が・・・おそらく高圧洗浄を行わず、下手するとシーラー(接着剤)も入れておらず塗装した可能性がありました。 
 家主様に確認すると、以前の工事は足場を組まず塗装していたそうで今回の、本格的な外壁塗装に驚いていたそうです。  いや、特別なことはしてなくて普通のことなんだけれども・・・
 動画もありますが、掲載の仕方がわからなくてすいません。
このままだと、いくら良い塗料を塗ったとしても持ちそうにありません。
 お客様と相談していくつかのプランを提案して、今回は、お子様に受け継ぐ為にも、旧塗膜を剥がして、新たにデコボコ模様(タイル吹き付け)を吹きつけ、塗装になりました。 いくら安くても、安かろう悪かろうでは塗装する意味がありません。  外壁塗装は、特別な塗料や特殊な補修ではなく、普通に基本的な、洗浄、補修、下塗り、中塗り、上塗りを行えばこのようなことはあり得ない現象になります。
 
台風前の空の色は綺麗です。  





雨漏り診断士が行く・・・増築などでよくある漏水・・・

2022年09月01日 10時26分42秒 | 日記
 増築による雨漏りとして、増築部分と既設の建物の境目などがよくある雨漏りですが今回は設備の設置の不具合の例をご紹介いたします。
 原因が不明の雨漏りで業者さんもお手あげだったみたいでお声をかけて頂き、現地にて調査しました。
まずは、雨漏り箇所の確認・・・2階建ての増築された建物です。
階段の壁がふやけていました・・・そして、反対側も見ると・・・漏水A箇所
 こちらは、写真では、わかりにくいですがふやけています。漏水B箇所
窓のある壁は問題ないと思われました。
早速、天井裏を確認・・・屋上からの漏水も考えられるので屋根を確認しますが漏水の後は見受けられません。 となると、2階が原因の可能性が高いので2階の床下、浴室などを確認いたしますが、現在、2階は使用していないとのこと。 う~~ん、あれ、床が・・・
ん、ん、何故か、床がデコボコしている感じが・・・
よく見ると、床が暴れている(床下の湿気で木がひねっていること)で、外のベランダを確認・・・

 配管を埋めた後なども怪しいですが、壁際は黒ずみが多くあり床下に浸水している可能性があります。 また、少し水を変えると排水のつまりでベランダに水が溜まりました。 漏水箇所Aはこちらの可能性が高いのでまずはベランダの防水を提案いたしました。 そして、漏水箇所Bは反対側なので再度、調査続行・・・
階段の側の天井裏を確認・・・あれ・・・なんだろう・・・
 普通の天井裏ですが、ん、あれは、
 わかりにくいのでマークしています、アンテナの配線のオレンジカバーが外から階段の壁の中へ・・・その階段の壁は・・・
ちょうど、こちらの壁の中へ・・・・ちなみにこの壁の裏は・・・
普通のお部屋でクロスや窓からの漏水の後は見受けられません。
では先ほどのベランダから外をのぞくと・・・
 使用されていない配線が・・・増築されておりこのアンテナが既設のコンクリートの通気口を通していますが、恐らく通気口よりもこのアンテナの穴が上にある場合は雨が降るとこちらから水が浸入して1階へ影響を与えていると思われます。 これは、増築した際からの構造上の問題になります。 増築の当初は、防水処理しているので問題ないように見えますが、防水が切れると自然に水が入ってしまいます。 本来であれば、防水が切れても水が浸入しないようアンテナの配線であれば既設の通気口よりも下げて設置していれば例え、漏水しても中への侵入はある程度防げたと思われます。 
 雨漏り調査において、原因の特定が難しいと言う物件に関しては、構造上の問題である事が多いです。