富岳一景 御殿場だより

今日の富士山の姿、自然や人、草花や鳥などの様子について、お伝えしています。

10月5日  金太郎炭

2008年10月05日 | 今日の富士山
御殿場市の隣の小山町には、金太郎の生家と言われる家があり、
その周辺には金太郎が遊んだ沼などいろいろな伝説が残されている場所がいくつかある。

その小山町の丹沢山系に近い山の中に、竹炭を焼く「金太郎炭」という窯があるというので訪ねてみた。
ちょうど窯の持ち主のYさんが原料の竹を短く切り揃えているところで、いろいろ竹炭に関する話しを伺うことができた。

まず、竹は旧暦の1日ごろに中の節が真っ平らになるということ、そのときに竹を切り出すとよい炭ができるということ。
竹炭は空気を浄化する作用があるということ。竹炭を作るときにできる竹酢液は、蚊や害虫を寄せ付けない作用があることなどなど。

話しながらYさんは竹酢液の原液を我々に少しずつ塗ってくれた。
独特の臭いがして、なるほどこれなら蚊も寄ってこないだろうと感じたが、
帰りの車の中は竹酢液の臭いが充満して大変な状態になってしまった。

モグラよけにも効果があるというので薄めてモグラの通り道にまいてみたが、なるほど今のところモグラは近寄らないようだ。