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奈良大学文学部国文学科の日々の出来事を綴っています。
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国文学科特別講義「唐招提寺と鑑真和上」①

2010-01-21 13:08:13 | 授業をのぞいてみた
先日(1月18日)、国文学科特別講義「唐招提寺と鑑真和上」が開催されました。

講師として唐招提寺執事・石田太一先生をお招きし、唐招提寺の来歴、鑑真和上の教えをはじめ、先ごろ落慶法要の行われた金堂の平成大修理の経過や苦労、それによって明らかにされた新事実をやさしく語っていただきました。

この講演は大学院国文学研究科の主催講義だったのですが、多数の学部生、社会人の方の来場もあり、教室は満員でした。
そしていずれの参加者も、興味深い講演内容と先生のお人柄の滲む語りに引き込まれるように聞き入っていました。


写真① 会場一人一人に語りかけられるようにお話しされる石田先生。
本日司会をされた上野先生からは「温厚」「清貧」という講師紹介がありましたが、まさにそのとおりの方でした。

写真② 満員の会場。みんな真剣に聞き入っています。

写真③ 唐招提寺のご本尊「盧舎(遮)那仏」のお姿を、絵を描きながら説明される先生。さすが描きなれていらっしゃる。

写真④ 「縷」という五色の糸を編んだ紐を説明される先生。
これが何に使われるのかは次回②で説明します。お楽しみに。