昨日の日中に放送された、野火 の録画を見ようとしたら
冒頭からの残酷な場面に 驚いて、消してしまいました。
お盆の前のこの時期、いつも戦時中のドキュメンタリー等が
放送されています。
今年はNHKで、ドラマ マンゴーの樹の下で を放送しようとしています。
この番組を理解するために、当時の状況を確認する番組も、既に
放送されました。
フィリピンの山野を逃げて 生き残った、現在では90歳以上の方が、
これまで語らずにいた 当時の秘密を 語りました。
これも怖い話なので、録画を少しだけ見て、消しました。
戦争中 私の父は、当時商業高校に在学中でしたが、
予科練に志願して 牧之原台地で、終戦を迎えました。
父の右の背中には 大きな傷跡がありました。
戦時中 背中にオデキが出来て、麻酔薬も無いのに切開した。
牧之原台地の茶畑の中の農家に 日曜日に遊びに行った‥ 。
そのお宅に 家族で訪ねて行ったこともあります。
ちょうど 鳩子の海 という 朝ドラを放送している年でした。
登呂遺跡で食事中にも 鳩子の海が放送されたので、よく
覚えています。
戦時中 女学校の生徒だった母は、工場での労働によって、
目に金属の破片が入り、目が悪くなりました。
母も父も多くを語らず、あの世に行ってしまいました。
嫁ぎ先の父は、大倉高商?在学中に 兵役に就き、
インパール作戦‥ 。
嫁ぎ先の母は 土浦二高の女学校在学中に 工場からの帰りに、
畑の中で 機銃掃射? にあって、逃げ惑った。
私の世代は、親が戦中を生きていて、その戦後の生き方に
大きな影響を受けて育ちました。
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