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今年のGWは、30日~5日の6連休+日曜日。
不況の影響が続く中、3日間が雇用調整となり、突如29日~8日の10連休となった。
決まったのが2日前の27日。
年末年始でもこんな長い連休はなく、貴重な大型連休だ。
北海道も再訪してみたいのでフェリーの予約確認をすると、29日は既に満杯。
それなら大震災の復興財源の為に、6月で終わる高速の休日割引を有効に利用することに。
天気を確認すると、全国的に1日~2日頃が崩れそうで雨の予報が出ている。
四国・九州も行ってみたいが、これを避けると前後に分断され、日数が不足する。
後半を利用して、予てからの願望であった東北地方へ出掛けることに。
三陸地方は震災の影響で、お手伝いも出来ない者が行っても邪魔で迷惑になるだけ。
影響の少なかった、一番遠い青森を主体に計画。
津軽半島・下北半島をぐるっと一周して、八甲田・十和田を周って来よう。
3泊でも可能だが折角出掛けるので、もう1泊して八幡平・田沢湖を周ることに。
泊りは全てテント泊、無料のキャンプ場を探して、そこからコースを検討。
行程の都合で、1泊は450円と有料のところになるが、3泊は無料地で計画。
高速の混雑を避ける為に、2日~6日で計画したが、
津軽地方が2~3日が雨の予報。
1日遅らせて3日~7日に変更し、尚且、
当初の計画と全く逆周りのコースに変更。
5/3 06:20~17:00 盛岡IC~小岩井農場~相の沢キャンプ場 652km
5/4 06:40~15:40 田沢湖~八幡平~八戸道~下田公園キャンプ場 312km
5/5 06:55~17:00 仏ヶ浦~大間崎~尻屋崎 ~ 月見野森林公園 425km
5/6 06:20~16:30 龍飛崎~八甲田~十和田湖~田代スポーツ公園 365km
5/7 06:20~16:20 十和田IC~帰宅 758km
全走行:2512km。 給油10回(最後は帰宅後) 105.44ℓ、 ¥15,997
燃費:(高速)24.94km/ℓ (下)23.31km/ℓ (平均)24.08km/ℓ
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2011年5月3日(火) 天気:晴れのち曇り、気温7℃。
荷物を積み終え、6時20分自宅出発。
上信越道から、先日全線開通したばかりの北関東道を経由して東北道へ。
磐越道を経由するより58km、外環道経由よりも97kmも短縮された。
上りのせいか、上信越道も北関東道も比較的空いており、スムーズに流れる。
しかし東北道へ入ると、下り方面は断続的に渋滞気味で、30~40km/hの流れ。
ICやSAの出入口付近が特に混み、一部本線上に車の列が滞っている。
そこはバイクの強みで、すり抜けさせてもらい前へ進む。
途中で2回給油、休憩や昼食を入れ、予定より1時間以上遅れて16時過ぎに盛岡ICを出る。
食材を仕入れて、小岩井農場を岩手山へ向かい今日の宿泊地、相の沢キャンプ場へ17時着。
無料だが管理人がおり届出が必要。但し、管理人は8時半~17時までしか在中していない。
車やバイクは、荷物の積み降ろしの為に中へ入れるが、その後は駐車場へ移動させられる。
何組かのファミリーキャンプやバイカーがいたが、一番奥の静かそうな場所へテントを張る。
張った後に気が付いたが「ブヨ」が何匹かおり、外での食事は出来そうもないのでテント内で。
近くに温泉もあり、管理人に言うと100円の割引券をくれる。
ここは標高が高く526mとのこと、朝は冷え込むと言うことであったが、信州と同じだな。
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2011年5月4日(水) 天気:曇りのち雨、気温9℃。
朝陽が見えるという管理人のお薦めの所へテントを張ったが、残念ながら曇っており見えない。
朝食を済ませテントを撤収、6時40分出発、46号線を田沢湖へ向かい、1時間ほどで到着。
左周りに一周、証拠写真の「たつこ像」を撮影し、秋田駒ヶ岳の八合目へ向かう。
残雪の秋田駒へ登ろうかとアイゼンも用意して来ていたが、道路がまだ冬季閉鎖中。
諦めて一旦戻り、341号線から八幡平へアスピーテラインを走る。
GWに合わせて除雪開通させたのだろう、両脇にはまだ残雪が多い。
八幡平も頂上まで行こうかと登り始めたが、途中から何と雪が降って来た。
早々に諦めて下るが、途中から雨に変わり、八幡平ビジターセンターで雨宿り。
早めの昼食を済ませ、1時間ほど休憩していると雨は上がった。
取り敢えず、宿泊地の近くへ向かおうと、広域農道を通り4号線から一戸へ向かう。
この途中でも小雨が降り、30分ほど雨宿り。
八戸道は社会実験の為に無料開放されているので、一戸から高速道へ。
それでも震災地の一部を見ようかと八戸港へ向かうが、小雨が続くので直接キャンプ地へ。
下田百石ICで降り、食材を仕入れて、15時40分に下田公園キャンプ場へ到着。
ここは有料なので申込み手続きをすると、何と今年から600円に値上がりしている。
小雨の中、他のキャンプ地を探すのも嫌なので、ここでテント泊することに。
テント地は小高い丘の上にあり、見晴らしは良いということだが、小雨で視界がない。
ファミリーテント組が2張あったが、遠く離れた場所にテントを張る。
車バイクの乗り入れは禁止だが、雨が降っているので、中まで入ってしまった。
早々にテントを張り、中へ避難し休んでいると、本降りになって来た。
テントに当る雨音が激しい。他のテント地を探してウロウロしなくて良かったぁ。
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2011年5月5日(木) 天気:曇りのち晴れ、気温7℃。
本日は長距離になるので、早めに出発しようと思ったが、昨晩の雨でテントが濡れており、
拭きながらの撤収で時間が掛かり、6時55分の出発になってしまった。
市内の「いちょう公園」へ寄り、「自由の女神像」を見てから、338号線を北上。
六ヶ所村で県道をクロスし、陸奥湾側へ出て279号線からむつ市へ。
再び338号線で脇野沢経由してぐるっと周り仏ヶ浦へ。
駐車場へ停め、海岸まで往復。 写真撮影を含め、約70分。
通称海峡ライン、ここは素晴らしい景色。海岸沿いなのに山岳風景と同時に楽しめる。
12時、本州最北端の地、大間崎着。 駐車場の横に無料のキャンプ場あり。
昼食を済ませ、次の目的地、尻屋崎へは14時到着。
早々に写真撮影をし、太平洋沿いを南下。 六ヶ所村で県道をクロスし再び陸奥湾側へ。
将来の高速道になるのだろう、野辺地パイパスは快走でき気持ち良い。
夏泊半島も周る予定だったが、時間がないので直に青森市郊外の月見野森林公園を目指す。
広くて気持ち良い無料のキャンプ場だが、微妙に傾斜しており、テントの位置は限定される。
ここも本来は乗り入れ禁止だが、本日は誰もおらず貸切状態なので、中まで入ってしまった。
今日は天気も良く、虫もおらず、気温も暖かく、気持ち良いキャンプが出来た。
後編へ続く