アメリカでは,実質仮釈放のない終身刑である「懲役300年」とか「懲役1000年」という判決があります.
わが国では終身刑はなく,それに近いものとして,「死刑」と「無期懲役」があります.
この「無期懲役」は無期とはいうものの実際は十数年で社会に戻ることが可能.したがって,この「死刑」と「無期懲役」との間にはものすごい距離があります.
一番の問題点は,冤罪事案.死刑が確定したあとに,DNA検査などにより,無実が判明した場合.死刑執行後であれば,取り返しがつかないことになります.
実際,アメリカでは死刑の確定後,実は無実であったというのが少なからずあるようです.
こうしてみると,少しでも犯人でない可能性があれば,「死刑」の判決はすべきではない.
日本でもこの「死刑」と「無期懲役」との間に「仮釈放のない終身刑」を設けようという動きが出てきました.
1年後には裁判員制度がスタートします.終身刑が創設されれば,裁判員の精神的負担が軽減されるのではないでしょうか.ーー刑務所側から見れば,一生社会に出られない人を処遇するというのは難しい面があるとは思いますが.
超党派の議員で検討するということですが,是非早く,法案を提出し,可決実施されることを望みます.
わが国では終身刑はなく,それに近いものとして,「死刑」と「無期懲役」があります.
この「無期懲役」は無期とはいうものの実際は十数年で社会に戻ることが可能.したがって,この「死刑」と「無期懲役」との間にはものすごい距離があります.
一番の問題点は,冤罪事案.死刑が確定したあとに,DNA検査などにより,無実が判明した場合.死刑執行後であれば,取り返しがつかないことになります.
実際,アメリカでは死刑の確定後,実は無実であったというのが少なからずあるようです.
こうしてみると,少しでも犯人でない可能性があれば,「死刑」の判決はすべきではない.
日本でもこの「死刑」と「無期懲役」との間に「仮釈放のない終身刑」を設けようという動きが出てきました.
1年後には裁判員制度がスタートします.終身刑が創設されれば,裁判員の精神的負担が軽減されるのではないでしょうか.ーー刑務所側から見れば,一生社会に出られない人を処遇するというのは難しい面があるとは思いますが.
超党派の議員で検討するということですが,是非早く,法案を提出し,可決実施されることを望みます.