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17年間を一緒に過ごした「ねこた」が、どうしても私の猫基準になってしまうのだけれど、生まれてまだ5ヶ月程の子猫達には、新鮮な発見も多く、毎日とても楽しませてもらっています。
まず第一に、初めて感じる「二匹いる」状態でしか知ることの出来ない猫の生態。一日中私の膝に座ってべったりの甘えん坊だったねこたとは違い、2人でいろんなことをして遊んでいる子猫達の仕草は、今まで見たことのなかった微笑ましいものが多く、その様子を見ているだけで心から癒されます。
ウチにやって来て数ヶ月が経ち、身体も随分大きくなった子猫の姉弟。ねこたにそっくりの柄の女の子「シフォン」は、パンやスイーツが大好きなことを除いては、ねこたに似た性格で、人間(特に大人)のすることに常に興味津々。まだ自分から膝に座りに来ることはないけど、いつも家族のすぐ側にいて喉を鳴らしています。
白くてぽちゃぽちゃの男の子「マロン」は、典型的な猫らしい性格。シフォンに比べるとのんびりとしていて、常にマイペース。我々大人より息子達との方がフィーリングが合っているみたい。ちなみに、家族がお出かけしてウチに帰って来た時に、扉のところまで出迎えてくれるのはシフォンだけで、マロンはお気に入りの場所で眠っています。(笑)あきらかに直前まで眠っていただろう眠そうな顔をしているのに、けなげに扉のところまで出迎えてくれるシフォンの可愛さは、ねこたにそっくりです。
そんな感じで、見た目もねこたにそっくりなシフォンは、ときどき「ねこたがしていた事」と同じ事をして、我々を驚かせてくれます。
まず2匹の子猫達には、ウチの中に何カ所かそれぞれお気に入りの場所があるのですが、シフォンのお気に入り場所は、すべてねこたが大好きだった場所ばかり。ちなみにマロンは、ねこたの好みとは全く違う斬新な場所にいることが多いです。(笑)
あと、ねこたはいつも私がトイレに入ると、私が出て来るまでずっとトイレの扉の前で待っていてくれたのですが、不思議な事にシフォンだけが同じ事をしてくれます。これにはびっくり。
また、私がお風呂に入り浴槽につかっていると、必ず一緒に入って来て浴槽についているお湯をペロペロと舐めていたねこた。なぜかこれもシフォンが同じ事をします。
そもそも、ねこたがお星様になった後、ねこたがお世話になった先生の元に、どちらの親にも似ていない「ねこた柄」で生まれてきたことにも運命的出会いを感じるシフォン。
「猫のいる生活」の素晴らしさを我々に教えてくれた、ねこたの意志を継いでくれているような気がします。
ちなみにマロンの方は、シフォンがお年頃になる前に去勢手術が待っています。今のうちに可愛い「マロンポール」(笑)を写真に収めておいてあげないと…。
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