Les Quatre Boutique Blog 03

QUATRE ILLUSTRATION [Kazushi Ryoguchi] Blog

ダースベイダー

2009-07-31 17:11:13 | Quatre Collection

予想外の来客でとっても嬉しかった昨日とはうってかわって、本日は制作集中日。昨夜はオフィシャルサイトの更新もすんりと終了し、12時過ぎには寝られる状況だったのに、妻と2人で昔の懐かしい話で大いに盛り上がっていたら、結局就寝時間は2時前に。(笑)妻といろんなお喋りを始めると、相変わらず留まるところを知りません。
そんな感じで今日は手描きデスクでの下描きとMacでの実制作作業の2本立て。モンハン3の発売がいよいよ明日に迫っているので、なんとか明日と明後日は完全な休日にしたいところです。

そんな中、数日前から月末のレギュラー荷物の到着ラッシュが仕事漬けのストレスを上手く和らげてくれています。近場のトイザらスの品揃えが大雑把になり、全く使い物にならなくなってしまって以来、私の趣味系の買い物は100%ネットショッピングとなっていますが、コンプリートを続けているいくつかのシリーズは、全て数ヶ月先の発売予定商品まで予約が入れてあって、それらが到着するのが大体月末。ここ数日は毎日1枚ずつ3日連続でAmazonからCDが届いたりして、毎日のように佐川急便のおじさんと顔をあわせていますが、昨日もオークションの落札物と一緒に巨大な箱が届き、開けてみれば半年以上前に予約したスターウォーズの12インチフィギュア3種でした。
正規の6部作に登場するキャラをすべてコンプリート中のこのシリーズでは、いよいよ待望のダースベイダーが登場。あと、先日サンディエゴで行われたコミコンの限定商品「Luke & Han Solo in Stormtrooper Costume」という2体セットも一緒に到着しました。一刻も早く開封してみたいところですが、昨夜は妻とのお喋りに夢中になってしまって開けられず、今夜仕事が終わってからゆっくりと堪能してみたいと思います。

乙女座夫婦の今日の対人運

2009-07-30 18:55:20 | Quatre People

共に乙女座である我々夫婦。もしかすると今日の乙女座の運勢では「対人運」とかが☆☆☆☆☆だったりしたのでしょうか…。なんと偶然にも、予想しなかった2人の来客をお迎えする一日となりました。
まずは午前中、運転免許の更新後にウチに寄って下さった岩床さん。先日のれちさん&hitomiさん来宅の日記を読んで、怪しい人物と思われないようにと、インターフォンを押した後に、わざわざリビングの窓からでも見える位置に移動して、小躍りして手をふって下さったそうですが、今日に限って妻は窓を見ていなくて、その小躍りは無駄に…。(笑)しかもまだパジャマ姿で低血圧モードの私、家中の掃除を終えて首にE.Yazawa風のタオルを装着した状態ですっぴんの妻、というバッドコンディション(笑)でのお迎えとなりましたが、少しの時間、リビングでいろんなお話をすることが出来て、朝からとても楽しい一日のスタートでした。
続いて、ティータイムも過ぎた頃に鳴った電話の主は、マイミクのbozuさん。ルルコレカまで来ておられるということで、久々にウチに来てもらって、いろいろとお話を楽しむことが出来ました。妻は「ここ半年程で一番緊張した☆」といいつつも、現在まだ未レコーディング曲となっているオリジナル曲「しとやかな悲しみ」を、Rhodesの弾き語りで披露。相変わらずとっても穏やかで優しそうな雰囲気のbozuさんですが、この生演奏をとっても喜んでくださり、妻も嬉しそうでした。ずっとbozuさんのお隣の椅子に座って、うっとりとした顔でbozuさんを見つめていたマロン(写真)も印象的でした。
なかなか自分たちの方からお友達に会いに行く機会の少ない出不精な私夫婦ですが、こうしてウチにわざわざ訪れてくださるお友達がいてくださることは本当に幸せに感じます。それにしてもホントに凄い偶然で、夫婦揃ってびっくりでした。

長男の料理

2009-07-29 17:55:16 | Quatre Cafe

昨日の夕食の時に「明日の朝ご飯はオレが作る」と言っていた長男。有言実行でさっそく今朝作ったのが「ベーコンとポテトのカレー炒め」。
夏休みにも関わらず常に5時台起床という他の3人とは、大きく起床時間が違う私(笑)は、残念ながらこの写真でしかその完成状態を見ることが出来ませんでしたが、何から何まで長男がすべて一人で手掛けて完成した料理だと聞き、とっても感心いたしました。
その材料は、妻の実家のおかあさんからどっさりといただいたじゃがいも、今朝妻がお庭から採取してきたピーマン、そしてベーコンというシンプルなラインナップですが、野菜もとっても丁寧に切ってあるし、GABANのカレーパウダーが程よく絡んだその色合いは、実に食欲をそそる立派なもの。さすが、5年生の時、全部員女子の料理クラブに、男子たった一人で所属していただけのことはある出来映えです。
「パパにも少し残しておいてあげよう」…といいつつ、あまりにも美味しくて、作った本人が全部食べちゃった…というオマケエピソードも含め、なかなか楽しげな夏休みの朝のひとときの様でした。

今日の収穫

2009-07-28 18:41:25 | Quatre Cafe

本日は手描き用デスクで、下描き制作日。私の場合、制作の80%以上はMacの前での作業なので、何年も愛用しているロットリングの0.3mmシャープペンシルを片手に、湖に面した手描きデスクでの、のんびりとしたアナログ作業は、ある意味とても素敵な気分転換となるひと時です。
ただ、最近は深夜の3時くらいまで仕事をして、朝は10時頃まで寝ている…という少しずれたタイムスケジュールになってしまっているため、ちょっと身体が怠く体調は今ひとつ。午後の3時くらいに少し昼寝をして仮眠をとるようにしていますが、起きた時の低血圧特有の怠さは、朝の目覚め以上に辛いです。いつも度々書いていますが、一生の内で一度でいいから「爽やかな目覚め」というものがどんなものなのか体験してみたい。

今日の写真は、今朝妻がにこにこしながら「写真写してぇ~☆」と持ってきた、今日の収穫。お庭で採れた茄子・ピーマン・プチトマト・しその葉・チマサンチュです。特に手をかけず、お庭の僅かなスペースで自然のままで育てている野菜たちなので、本格的な畑での収穫量とは比べ物になりませんが、その日に食べきれる分を少しずつ採ることを毎朝楽しみにしている妻にとってはぴったりの収穫量です。何と言ってもお庭に出ればすぐに収穫出来る気軽さが、実に妻向きだと思います。
それにしても自然の色って、ホントに鮮やかで綺麗ですね。

マロンと時計

2009-07-27 20:49:45 | Quatre Cat

本日はランチタイムだけをオフにして、家族揃ってくら寿司へ。前回とても気に入った「あぶり寿司フェア」がまだ継続中だったので、妻と私はそれを中心に、蟹好きの長男は「一貫ズワイガニ」を食べまくっていました。その後は食材の宝庫、ハズイにて買い出しを済ませ、帰宅後は仕事…というスケジュール。
さて、以前打診があったプレゼンの案件が、先週末に私のイラストで通ったという連絡があり、すでに現在受けているいくつかの案件や、数本のレギュラーも含め、この夏いっぱいのスケジュールがほぼ埋まりましたが、本日さらに新たなオファーをいただき、毎年のことですがお盆休みは諦めざるをえないような仕事量になりました。そんなワケで例年のごとく、まとまった休日はとれそうもありませんが、今日の様に、こまめな息抜きを挟んで仕事漬けにならないように調整したいと思います。

今日の写真はオフィスにあるコピー機の上に登り、珍しく身体を思いっきり伸ばして、時計の秒針を追いかけるマロンの様子。
マロンはそのぽっちゃりした体格のため、椅子の高さ(40cmくらい?)以上の場所に、自力でジャンプして登ることが出来ません。(笑)猫なのに高いところに登れなくて、いつも身軽な姉のシフォンが、ひょいひょいと好きなところに登って行くのを羨ましそうに見ているばかりですが、たまに私が抱っこして、机の上くらいまで上げてやると、急にいきいきとして、見るからに嬉しそうな態度を見せてくれます。
オフィスのデスクと地続きになっているコピー機の上へは、30cm程の場所を一カ所だけジャンプすれば辿り着けるので、マロンは前々から気になっていたらしい、オフィスの掛け時計の秒針を夢中になって追いかけていました。何故かその時、しっぽが後ろにピーンとまっすぐに伸びているのが妙にキュートです。(笑)

夫婦間の労いの言葉

2009-07-26 20:08:02 | Quatre People

今日は久々に京都から私の両親と妹夫婦が遊びに来てくれて、お昼から賑やかな鍋パーティー。妻のお得意の、味覇(ウェイパー)とゴマ油、生姜とニンニクの擦りおろしをベースにしたオリジナル鍋スープはみんなから大絶賛を受け、お昼からとても楽しいランチタイムとなりました。
午後からは妻と私の2人でキッチンに入り、2人で力を合わせてご自慢のカレー作り。前回、父がウチに来た時に食べたカレーがとにかく美味しかった…と、後日何度も何度も絶賛してくれたので、是非もう一度、2人で作ったカレーを食べさせてあげたくて、昨日から材料を用意していました。
何十分もかけて私がじっくりとタマネギを炒めている間に、妻は実家のおかあさんからいただいた自然の野菜を使ったマリネを料理。無農薬のトマト、キュウリ、獅子唐はまさに天然の味。キュウリと獅子唐をフライパンで炒めている間に、真っ赤なトマトがバルサミコ酢の中でとても綺麗なコントラストを放っていたので、思わず撮影してしまいました。
ということで、完成したカレーとマリネはどちらも上出来で、滅多にウチに訪れることのない父と妹の旦那様にも、キチンとした納得のいくおもてなしが出来ました。
暗くなる頃、帰って行く両親と妹夫婦のクルマを見送った後、妻の顔を見て「今日もご苦労様☆」という労いの言葉を忘れずに…。ちなみに妻も結婚してからの12年間、私から生活費を受け取る時「いつもいつもご苦労様☆」という労いの言葉を、いまだにたったの一度も欠かしたことがありません。お互いが相手のために労いの言葉を欠かさないこと…。夫婦間では本当に基本的なことですが、とてもとても大事なことです。

袋入り娘

2009-07-25 18:09:38 | Quatre Cat

先日、次男が公園で6年生に引きづり回されて泣かされて帰ってきた時に、2階の子供部屋で泣いていた次男の側にいち早く駆けつけ、心配そうに寝ている次男の髪の毛にすりすりしていたのが、我が家の一人娘、お年頃のシフォン。まだ生まれて1年と少ししか経っていない子猫ですが、家族の一員として女の子らしい優しい面を、最近よく見せてくれます。ちなみにマロンはその時、次男が泣いていることにも全く気づかずに、すやすやとお昼寝中でした。(笑)

この次男の引きづり回され事件。元はと言えば次男がその6年生を少しからかったのが発端らしいのですが、手を引っ張られてそこら中を引きづり回されて、服が泥んこになり泣いているのにも関わらず、上に乗っかられて罵声を浴びせられたということで、妻が激怒してその子の居場所をつきとめて、厳重注意をしました。その時の妻の怒りパワーは、普段なかなかお目にかかれないものでしたが、怒りを前に出さず、その6年生に冷静に諭すように注意出来たことは素晴らしかったです。ちなみにその子は長男の同級生だったので、我々の顔見知りの子でもありました。たまたまその騒ぎの時、家にお茶を飲みに帰ってきていて、弟の救出に遅れた長男も、相手に蹴りを入れる等して次男を助け、その場を押さえたそうです。
ここだけの話、長男は身体は小さいですが、相手を選ばずこれまで何度も殴り合いの喧嘩を経験している、あばれはっちゃくのような「昭和な男子」(笑)なため、同級生からは一目置かれているようです。まぁ、喧嘩の後「おまえ、なかなかやるな…」「おまえもな…」的なやりとりで、男子特有のさっぱりした絆が生まれているのが救いですが、もう少し穏やかな面も育んで欲しいところ。逆に次男には、もう少し長男のような他人に物怖じしない堂々とした風格を兼ね備えてもらいたいかな…。

今日の写真は、お兄ちゃん2人と弟1人に挟まれた唯一の女の子シフォン。小箱が大好きで、いつも箱に入っている「箱入り娘」ですが、先日は紙袋に入って遊んでいました。

ブラックベリー

2009-07-24 17:22:13 | Quatre Garden

毎日、カエルのケロティーのエサである子蜘蛛捕獲のためだけに庭に出る私とは違い、現在10数種類の食べ物を育てている妻は、お庭に出る度に何かを収穫してにこにこ顔でおウチに入ってきます。
そんな彼女が毎日特に楽しみにしているのがブラックベリー。まだ涼しかった6月頃に私が見た時には、まだ綺麗なグリーンだったブラックベリーの実も、最近では毎日いくつかずつ、その名前の通り真っ黒になり、まさに食べごろになっています。
息子たちが楽しみにしていたストロベリーをはじめ、ブルーベリーにラズベリー、そしてこのブラックベリーと、妻は4種のベリーを育てていることになりますが、今のところ、このブラックベリーを食べているのは妻一人だけ。見た目のイメージから、息子たちは欲しがりもしないので、まさに彼女の独占状態です。
去年のガーデンリニューアルで、野菜類は地植え出来なくなりましたが、きゅうりやピーマンなどは、プランターでも充分に育っていて、毎日いくつかが食卓に並んでいます。今日も次男が6つのピーマンを収穫して嬉しそうでした。

長浜小旅行

2009-07-23 20:23:07 | Quatre Favorite Spot

仕事が忙しい上に、オフィシャルサイトの更新もしていたら、昨夜も就寝時間が4時前に。そんな感じで今朝も8時前後くらいに目を覚まして、2階からぼぉ~っとしながら降りて来たら、なんとなく妻や息子たちが慌ただしいムード。
なんだろう…?と思ってみていたら、これから3人で電車に乗って長浜に小旅行に行くとのこと。そんな話、初耳。それもそのはず、今朝急に妻が思いついた企画だそうで、すでに息子たちも行く気満々で準備万端。昨日も新たに1件のオファーを受けてしまった私は、当然置き去り(笑)ですが、とりあえずクルマで20分弱かかる駅までは送っていかないと始まらないので、低血圧+寝不足のふらふら状態で、とりあえず3人を駅まで。
その後、私はこの時間までノンストップでお仕事し、随分と制作は進行しましたが、今日もまた夕方に新たなオファーを受けて、ほとんど気持ち的にはふりだしに戻ったような状態に…。4時頃には妻から「今電車に乗ったよ☆」という電話があり、再び駅まで迎えがてらドライブ。これが本日の唯一の息抜きだったかな…。
ちなみに3人は長浜城、黒壁ガラス、蒸気機関車館という三カ所を満喫して、相当楽しかった様子。夏休みに入ってまもなく1週間ですが、私が忙しいためなかなか出かけられず、今のところ自営業の利点をいかせないでいます。
ということで今日の写真は、通りがかりのおじさんが写してくださった小旅行中の3人。(笑)本日で毎日更新1524回目を迎えるこのブログですが、あかの他人が撮影した写真をアップするのは初めてのことです。(笑)

「これ、Mikiさんにいいんじゃない?」セット

2009-07-22 18:07:34 | Quatre People

私がいつも家にいるのをいいことに、宅急便や牛乳屋さんといったお馴染みの人達以外の人がインターフォンを押すと、急いでオフィスにやって来て、私に「出て!」と言う妻。なので、何かの勧誘やセールスをインターフォン越しに断るのはいつも私の役目です。
ちなみにウチのリビングの窓からは、玄関先が全く見えないため、南側の窓から斜め西向けにかすかに見える人影を見て、妻は客を判断している様子。確かに宅急便や牛乳屋さんの場合、カングーの前あたりにお馴染みの車輛が見えるので、インターフォンに出なくてもわかります。
そんな中、本日の午前中もインターフォンが鳴り、いつものように悲愴な顔をした妻が「怪しい男女二人組だから出て!!」とオフィスにやって来ました。仕方なく仕事の手を止めて「ハイ」と出てみると、「ルルコレカのhitomiです。」という爽やかな声が。(笑)今、怪しい二人組って言ってたよ…Mikiは。(爆)

本日はお店の定休日で、Pieriに行く途中にわざわざプレゼントを届けに来て下さったお二人でした。私には、もう何の説明もいらない程の大好物、れちさんのオリジナル「コーヒーバター」。実はれちさんは、以前この貴重なコーヒーバターのレシピを詳細な文章で妻に伝授して下さったのですが、待っていても妻は一向に作ってくれそうにない(笑)ので、少し恋しくなっていたところでした。「おそらくまだ作ってもらえていないのでは…」ということを察したれちさんのお気づかいに感激です。
それに加え、「いつもねこたさん宛のプレゼントばかりなので」と、hitomiさんの手から妻にとっても素敵なボックスが!! 
お二人が帰られた後、一緒にその箱を開けてみると、中から可愛いボタンや素敵な柄の生地がザクザクと出て来て、妻は歓喜の連続。「どうしてhitomiさんは、こんなにも私の好みがわかるの?」って言いながら大興奮でした。同封の可愛らしいお手紙には「これ、Mikiさんにいいんじゃない?」セット…と書かれていました。う~ん、プレゼントのセレクトもネーミングも実にルルコレカ・テイスト!!
ホントに嬉しいびっくりプレゼントでした。いつもいつも素敵なものをいただいてばかりで、ちょっと恐縮です。それにしても「怪しい男女二人組」って…。(笑)

ベルト・ケンプフェルト楽団

2009-07-21 16:50:15 | Quatre Music

私が幼児の頃、親父と母がリビングルームのステレオで聴いていたレコードは、今で言うイージーリスニング系のラウンジミュージック。一体型の4つ足のレコードプレイヤーのレコードラックには、フランク・シナトラやトム・ジョーンズ、アンディ・ウィリアムス、ピーター・ポール&マリー等の60年代当時の歌もののレコードも多かったですが、やはり大半を占めていたのはビリー・ヴォーン楽団やタバハラスのギター音楽、そして後に私の大のお気に入りとなったベルト・ケンプフェルト楽団等のムーディーなレコード達でした。二人はよくこれらのレコードをターンテーブルに乗せては、リビングでチークダンスを踊ったりもしていたので、そういった場面もあわせて、2~3歳だった私にとっては良い思い出のひとつとして鮮烈に印象に残っている音楽でもあります。
幼児だった私の耳に毎日流れてきていたそれらの音楽は、刷り込み式で私の音楽の好みの基礎を形成すると同時に「常に音楽のある生活」という、現在の私のライフスタイルの一部さえ決定づけました。
特にドイツの指揮・作編曲家であるベルト・ケンプフェルトと彼の楽団の音楽は、幼児だった頃から最も私の耳に馴染んで印象に残り、多くの音楽を吸収した今の耳であらためて聴いても、私の好みのツボをついたお洒落さに満ちています。
彼の初期の代表作でもある「星空のブルース」等のムーディーな雰囲気ももちろん素敵ですが、ドラムやベースがよりポピュラーなフレーズを取り入れた後期のアルバム「ケンプフェルト・タッチ」(写真)はもう全曲最高です。
エレガントなストリングス、軽快でゴージャスな男女混声スキャット&コーラス、ボサノヴァのビート、フルートによる涼しげなソロ。波のせせらぎのようなピアノ、そして何と言ってもトランペットを中心とした豪華なホーンセクションがたまりません。初期の名曲のメドレーが、YouTubeで見れますので、興味のある方はご覧になってみてください。1967年の映像なので、まさに私の生まれ年です。

ところで、幼児の頃から聴き馴染んだこれらの親父のレコードは、全て私が譲り受けて今でも大切にしていますが、リアルタイムで聴いていた60年代の音楽の中で、私が最初に好きになったレコードこそが、このベルト・ケンプフェルト楽団のものかも知れません。
数十年後に私の膨大なCD+アナログレコードを受け継ぐ息子たちも、いつかこのような気持ちになってくれたら素敵だなぁ。

*Bert Kaempfert/Medley (1967)
http://www.youtube.com/watch?v=HKdcMYRhUeA

長男のドラミング

2009-07-20 17:35:21 | Quatre Music

休日のお出かけで、人混みを避けることに関しては細心の注意をはらってきた我が家ですが、本日だけは大失敗。いつもは開店時間の10時前には到着して、11時前後にはフードコート、モール内が大混雑を始める12時前には退散するというタイムスケジュールで、休日と言えど人混みの回避に成功してきたイオンモール。ウチを出る時間が大幅に遅れ、いつもより1時間半遅れて到着してみれば、膨大な駐車台数を誇る立体・平面の駐車場が見事に満車で、しばらく空きを探して辺りをクルクル。ようやく駐車して店内に入るも、フードコートはどのお店も大行列で、凄まじい混雑状況。ようやくテーブルを確保して、ランチメニューを比較的空いている「ステーキくに」に決定するも、次男だけがマクドナルドを希望し、ハッピーセット1つのために、ダントツ行列人数の多いマクドナルドに、20分間並ぶ結果に。
本日の買い物の目的は、PS2のコントローラーが1つ故障したので、新たにひとつ買い足すだけでしたが、少し出発時間が遅れただけで、無駄な時間を倍以上過ごしてしまった良い例となりました。A型乙女座の私は二度と同じ失敗は繰り返さないでしょう。
そんな大変な休日の買い物でしたが、ひとつ嬉しかったのが楽器店での出来事。店頭にRolandの4種類のV-Drumsが開放されているのですが、子供達が遊びで叩いている中、ドラム歴2年になる長男が本格的なドラミングを披露。しかもバスドラのペダルを踏んでいる足元を見るとビーチサンダル(笑)です。
周りにいた人達が「この子凄い!!」って感じで見ていて、横で見ていた我々夫婦も誇らしいやら恥ずかしいやら…。(笑)でも、独学とはいえ、さすが2年近く叩いているだけあって、見た目も音もまさにドラムプレイヤーな長男です。人で賑わう楽器店の店頭で、物怖じせずに堂々とドラムの腕を披露するなんて、やっぱりエレクトーンデモンストレーターだったママの血をしっかりと受け継いでいるなぁと感じました。

アートワーク検索

2009-07-19 17:56:03 | Quatre Music

夏祭りにも関わらず、仕事をしていた昨日とは一転して、本日はとてもリラックスした日曜日。家族がそれぞれの休日を楽しんでいたので、私も日頃からやりたかった「アナログレコード→CD-R→iTunes」の作業を思う存分楽しみました。
1980年代の半ばにCDという新メディアが登場するまでに、すでに膨大な枚数になっていた私のレコードライブラリー。CD登場以降もCD化されないものやレア盤を中心に、いまだに普通にアナログレコードも買い続けているので、その数は増える一方です。
ただ、昨今ではもっとも気軽に音楽を楽しめるプレイヤーとなったMac内のiTunesや、車内用のiPodでそれらのアナログ盤を聴くためには「アナログレコード→CD-R→iTunes」という2段階の作業が必須なので、常日頃から膨大なアナログレコードライブラリーからお気に入りの曲だけを選曲して、CD-Rに焼くという作業は、私のライフワークのひとつとなっています。
私のiTunesは、A型の性格が色濃く出た内容で、細分化されたジャンル分けはもちろん、オリジナルジャケットのアートワークはもちろんのこと、当時発売されていた12インチシングルのジャケットも完璧に表示させるようにしています。なので、この作業でもっとも大変なのは、オリジナルジャケットのアートワーク探し。マニアックなアーティストのジャケットに始まり、そこそこ有名なアーティストでも12インチシングルのアートワーク等は、ネット中を探しまわってもほとんど見つかりません。CDなら手元のスキャナでスキャンしてしまえば済みますが、残念ながらウチのスキャナはA4サイズなので、レコードジャケットをスキャンすることは出来ません。これだけのために、もう少し大きなスキャナを買うべきか…悩み中です。(笑)

そんな感じで、今日の午後はずっとヘッドフォンをつけたまま過ごしましたが、夕方妻が「明日も休みだよ」と教えてくれて、本気で大喜びしてしまいました。今の今まで明日が祝日だなんて知らなかったので、明日は予想外の休日です☆

フリーマーケット

2009-07-18 19:05:26 | Quatre People

今日は毎年恒例の夏祭りの日。ただ、今年は妻がこども会の役員で、ほぼ一日中いろんな用事で拘束されて自由な時間がないため、家族揃って祭りを楽しむことは、最初から不可能だとわかっていました。
息子たちは我々がいなくても、近所の仲間たちと一緒に一日中祭りを楽しんでいるし、わざわざ私が外に出る意味もないので、基本的に私は今年は祭りに参加せずに、ウチで仕事をすることに…。祭りの会場は我が家の隣の大きな公園なので、今も抽選会のアナウンスらしき賑やかな音声が聞こえてきますが、実はどちらかと言えばそんなに祭りが好きでもない私(笑)は、この状況がとっても気楽で、意外と好都合。この隙に好きな音楽を聴きながら、山積みの仕事をいい感じに進行しました。
ちなみに、全く参加しなかったワケではなく、午前中に集会所で行われたフリーマーケットや、お昼からの「こども上映会/崖の上のポニョ」は、妻たちこども会の主催イベントなので、しっかり覗いてきました。フリーマーケットではE.Yazawa風タオルの妻(写真)や、青いお祭法被姿の長男も見れたし、今年はそれだけで充分です。

シャッターチャンス

2009-07-17 18:04:45 | Quatre People

オフィスにいる時にリビングから聞こえてくる騒ぎ声が気になるのは、一日の内でこのブログを書く時だけ。文章を考える時、隣から聞こえてくる息子たちの騒がしい声は、ホントに気が散ってダメです。
でも仕事中、イラストの制作に集中している時は、何故かさほど騒がしい声も気にならなくて、毎日のように遊びにやって来る息子たちの友達も交えたリビングの賑わいは、打ち合わせの電話の時以外は特にセーブさせていないほど。
前にも書きましたが、父が家で仕事をしているから…という理由で、息子たちがウチに友達を招待しづらい状況にはしたくないので、ウチには毎日息子たちの友達がやって来て、とても賑やかです。
ですが、それも今日で一段落。そう、今年も夏休みがやってきました。夏休みになると息子たちが友達をウチに招くことはなくなりますが、実は友達が来ている時よりも、息子たちが2人だけで遊んでいる方が数倍騒がしいので、これから約40日間、先が思いやられます。(笑)
今日終業式を終えた息子たち。長男は帰ってきてから大好きなマロンの撮影(写真)をしていましたが、じっとしているマロンに対して、動きが活発なシフォンはなかなかシャッターチャンスが難しく、苦戦していました。