Pilot Black Ink

このブログでは、幼稚園の頃から愛用しているホッチキスや、初めて買ってもらったポラロイドカメラなど、今でも愛用している懐かしいアイテムを時折紹介していますが、今日もオフィスにあるそんなアイテムを…。
現在発売されているものがどんなデザインなのかは未確認ですが、あきらかにシンプルなラベルがなんとも70年代っぽい、パイロットの黒インクです。
これは元々父が自分の会社で使用していたインクだったのですが、当時小学校の低学年だった私が漫画を描き始めた時に、ペンとともに画材として譲り受けて以降、ずっと私の元にあります。
ビンの中にはまだまだインクは残っているので、そんなに多くの漫画を描いてはいなかったことになりますが、あらためてこのピンを見てみると「MADE IN JAPAN」の文字がガラス瓶の型抜きの段階で入っていたりして、なんとなく貴重そうな雰囲気が感じられます。
結局漫画家にはならなかったので、現在でもこの黒インクを使用することはないのですが、同じく父から譲り受けた計算機とあわせて、京都の町家だった父の会社の思い出の品として、これからも大切に受け継いで残していきたいと思います。

テスト勉強

ここ数日の集中の甲斐あって、ようやく丸一日を休日に出来た日曜日。気になっていたお部屋の整理をしたり、春のように優しい日差しが入るリビングの窓際で久々にゆっくりと観葉植物の手入れをしたり、気がついたらそのままポカポカの窓辺で昼寝してしまったり、かなり精神的にリラックス出来た休日となりました。
明日から期末テストがはじまる長男は、もう何日も随分前から余裕を持ってコツコツと自発的にテスト勉強をしていたので、直前の本日はそんなに詰めることなく、自分のペースで復習を…。私自身は学生時代に両親からあまり「勉強しなさい」と言われたことがなく、実際、テストの前にも特に勉強した記憶はなくて、文字通り、いつも「実力」だけ（笑）で臨んでいるような子供だったので、教育熱心な親から強制的に勉強を強いられる子供の気持ちというのはわかりませんが、それでも人に言われて勉強する…ということは、この年齢層の心境としておそらく気持ちのよいものではないと思うので、一切「勉強しなさい」とは口にせず、長男の自主性に任せるようにしています。
それでも決して放任しているワケではなく、リビングで勉強している彼のその内容に軽く入り込んで、暗記の助けやヒントとなるようなコメントだけはするように心がけています。一方真面目な妻は、長男がわからないような部分や効率の良い勉強の仕方等をほとんど家庭教師のごとく、的確にアドバイス。常に両親が二人とも家にいる我が家なので、二人揃って勉強を勧めることだけは避けることが大事だと思っています。とりあえず私は理科の火成岩と火山岩の違いについて「アグナコトルの身体についた溶岩が固まったものが火成岩。ウラガンキンが吹き飛ばしてくるのが火山岩」だと助言しておきました。
それにしても今時の期末テストって、一日に4教科ずつもあるのがとにかく驚愕…。我々の頃って一日2教科くらいだったと記憶していますが、前日に4教科分の勉強を強いるなんて「学校全体の学力を上げる」ことに逆行してないの？…って感じでちょっと疑問です。

ガモーリアン・ガード

毎年この時期「2月は28日までしかないから、納期までの制作日数が通常より3日も少ない!!」という事実を念頭において作業を進めていて、このことが頭によぎるたびに「もう1年が経過したのか…」と、月日の流れの早さを実感する要素のひとつにもなっています。
制作日数が3日少ないことは意外に大きな要素なので、どうしてもどこかにその分のしわ寄せがでてくるのですが、それがここ数週間の「土日の休日なし」に結びついていて、本日も土曜日ではありますが、完全に仕事から離れた休日にはならない…という状況に落ち着きました。（笑）とはいうものの、先週の土日に比べると、あそこまで仕事一色の休日にしなければならない程、山積みの仕事量を残してはいないので、金曜日だった昨夜の夜、久々に深夜の3時前まで集中して作業を進行したことが功を奏して、本日は「ぷち仕事+休日」くらいの一日になりました。
さて今月も月末恒例の趣味の荷物-到着ラッシュが続いていますが、中でもインパクト（大）だったのが、SWの12インチの新作2点でした。これまで俳優さんが演じた人間キャラが多かったSWの12インチですが、年末のグリードから今回の2点に関しては、変化球ともいえるクリーチャー系が続いております。写真のガモーリアン・ガードは「レギュラー素体」が通用しないキャラとして、完全な新規作品となっていますが、そのボリューム感が圧巻。より精密なホットトイズの商品に慣れた目で見ると大作りな印象は否めないですが、こんなサブキャラがこのサイズでリリースされること自体が凄いことです。同時に届いたモモー・ネイドンに至っては、実際、映画では1カットしか登場しないんですから…。（笑）

恋する日本語

数少ないお気に入りの番組を見る時間以外は、テレビの電源が入っていないのが我が家の大きな特徴ですが、家族の中でももっともテレビを見る機会の少ない私が見る番組は、考えてみればすべて妻任せ。…というか彼女が「私と一緒に見たいと思っている番組」を勝手にセレクトして、番組表からそれを予約…。そして、お昼休みにそれを再生しながらランチ…というのが、ずっと続いている日常の定番スタイルです。
現在妻が私と一緒に見るために毎週録画している番組は、「スクール」「コントロール」「美しい隣人」という3本のドラマと、バラエティから「人志松本の○○な話」、そして「恋する日本語」の計5本。月曜日から金曜日までの平日5日間のランチタイムには、これらの番組を1本ずつ見ていることになりますが、よくよく考えてみれば、リアルタイムでテレビ番組を見るという習慣がなくなって久しい自分に気づかされます。
そんな妻セレクトの二人で一緒に見る5本の番組の中でも、そのやんわりと静かなムードでお気に入りなのがNHKの「恋する日本語」。元々二人揃って余貴美子さんが大好きなので、彼女の出演する映画やドラマは欠かさず見るようにしていますが、この番組においては彼女の魅力が30分たっぷり楽しめる上に、綺麗な言葉を沢山覚えることが出来て、ゲストの女優さんのセレクトも渋くて素敵。おまけに番組の音楽を手掛けるANAN RYOKOさんの音楽に接する機会にもなりました。エンディングで使用されている「春の雪」は、私がもっとも好きな「メジャーとマイナーを華麗にいったりきたりする」素敵な曲で、iTunesでの購入はもちろんのこと、MyspaceでANANさんにフレンドリクエストも即で送らせていただきました。
さて今日の写真は、本日の1回目のティータイム。奥に写っているバンプキンチョコケーキは、息子たちが帰って来た後の午後のティータイム用に妻が朝焼いたもので、午前にはコーヒー＆そばぼうろという京都らしい組み合わせとなりました。

シャルレ「サポトレ」

連日新規オファーのメールや電話があり、5月くらいまでのスケジュールが順に埋まりつつありますが、日々常にリードするつもりで、数々の案件を効率よく同時進行しております。
あとは健康面だけですが、本日の午前中、一日中の座り仕事による慢性腰痛の私のために、京都の弟夫婦が良いものを持って来てくれました。
それは下着メーカーでお馴染みのシャルレの腰サポートアイテム「サポトレ」。これまでは女性用しかなかったこの商品にメンズがラインナップされたということで、少し前に弟夫婦がウチに遊びに来てくれた時にこの商品を薦めてくれて、サンプルを借りて数日間着用してみたところ、腰痛が日常的に当たり前の状態になっていた私でさえ、その効果を実感。もっともっと腰痛の度合いが激しい時もあるので、ぜひその時にその効果を試してみたいところではありますが、まずは早々に私用と妻用の2着を弟夫婦経由でオーダーし、本日わざわざ我が家まで二人が届けに来てくれたという次第です。
これまでの人生でパッチもステテコも履いたことのない私なので、パンツとトランクスの間にもう一枚着用物が存在すること自体新鮮ですが、腰痛がなくなるのは自ら実感済みなので、これからは腰の調子をみながら着用していこうと思います。
商品のデザインはサイトを見れば掲載されていますが、見た目の第一印象はナメック星でクリリンや悟飯が着ていたフリーザ軍の戦闘服のような感じ。まさにあの戦闘服のように身体にぴったりとフィットして、骨盤を支えてくれる感覚が味わえます。さすがにこれを着用した私の下半身の写真を掲載（笑）するのもなんなので、今日はシフォンとマロンの近影を。

休憩

土日も休まずに毎日深夜までぶっ通しで仕事に集中して来た甲斐あって、ほんの少し先が見えて来た大量のお仕事群。実際、先週の日曜日以来の約10日間、今日までほとんど休みなく作業を続けて来たので、そろそろここらで少しだけでも外出の息抜きを入れたいところ…。ということで、本日は恒例の午前中だけをオフにしての、妻とのショッピングデートへ。
彼女もずっと私の仕事が一段落するまで、買い出しに出られるタイミングを待ってくれていました。ご存知のように妻はクルマの免許を持たない人なので、自転車で出られる近くのスーパーマーケット以外のお買い物は、常に私と一緒。でも、彼女が免許を持っていないことこそが、我々夫婦がどこへ行くにもいつも一緒で、仲良しでいられる大きな要因だと私は思っています。
久々にクルマを運転して走る湖岸道路もとても気持ち良くて、本日の買い物リストをすべて満たしてくれるイオンモールでも、いつもより充実したショッピングが出来ました。
ただ、蓄積された慢性の運動不足とその迫り寄る年齢（笑）により、館内を歩き回るだけでかなり足腰に疲労感が。ランチに二人で「ステーキくに」のハンバーグを食べたのでスタミナは持続するものの、とにかく足と腰がクタクタ。二人で30分以上ヴィレッジ・ヴァンガードを満喫した後、店の前のシート（写真）でほんの少し「休息」しました。
この20年間、常にMacの前で一日中座って仕事をしている私。同じようにPCの前で仕事をしていても、お勤めをしている人は通勤のために歩いたりもしているわけで、それさえない私は、ちょっとこの辺で真面目にウォーキングでも考えないと、マズイ…と感じる今日この頃です。

しめじの卵丼

今週はとにかく仕事一色な一週間ですが、文字通り「一色」にならないように、ところどころで息抜きをすることが、それを乗り切るためのコツ。
たとえば夕食の後の洗い物。昨夜は妻が夕食後すぐに久々に中学校のPTA会議に出かけたので、彼女が帰って来た時にびっくりさせようと、そのままになっていた洗い物を済ませておいたのですが、暖かいお湯を手に感じながらお皿を洗うという作業が実に「一日中パソコン前」の私にとっては癒しの効果があり、意外なリフレッシュ感が得られました。
また子供たちが寝た後、妻が「これ面白いよ～」と呼んだので、観てみた「しゃべくり007」がかなり面白くて、妻と二人で夜にもかかわらず大笑いの連続。「笑う」こともヒーリングにつながるのはご存知の通りです。
続いて、少し前に私が読み終えた「めぞん一刻」を、現在妻が読み進めているので、その話題で盛り上がったりする時間も極上のリラックスタイム。ちなみに私は「めぞん一刻」の後、「まことちゃん」「月とスッポン」を読み終えて、現在「がきデカ」（笑）を進行中。意外にも少女の頃にリアルタイムで「がきデカ」に接していた妻と、この話題で盛り上がるのもおつなものです。（笑）
今日の写真は、本日のおうちランチ「しめじの卵丼」。最近の二人のお気に入り番組「恋する日本語」を観ながら、美味しくいただきました。隠し味のバターライス効果が絶妙でした。

東京ユウトピア通信

日曜日だった昨日も、結局深夜まで仕事に明け暮れてしまいましたが、今朝も目覚めと同時にパジャマのままでMacに張り付き、ついつい着替えるタイミングも逃す程集中してしまって、ランチタイムまで全力投球。
そんな午前中には、さらにもう1件新たなオファーが入り、こちらもお受けしてしまう始末。日曜日のうちに大量の下絵を描いたため、なかなかいいペースで仕事が進行しているのは、何より精神的に良好なことです。
このように仕事一色で他のことが見えなくなるくらいに集中する一日に必要なのは、他ならぬ音楽の存在。その日の気分によって多くのジャンルから選曲するBGMですが、去年の秋にハードディスクがクラッシュして、8000曲まで整理していたiTunesの内容をすべて失って以来、再び手持ちのCDから読み込みのやり直しを少しずつ行っているものの、まだ500曲程度しか復旧出来ていないため、仕事中の「シャッフルプレイ」もまだまだ意外性の薄い状態。
ということで、先頃リリースされたばかりのLampの新作「東京ユウトピア通信」が、ここ数日のヘビーローテーション盤に。はっぴぃえんどチルドレンの中でも、ブラジリアンやボッサの雰囲気を色濃く持つLampの音楽は、我々夫婦の最も好きな音を見事に再現してくれていて、その転調に次ぐ転調による複雑でしびれるコード進行と、男女二人がボーカルをとるセンス抜群のスタイルで何度聴いても心地の良い風が吹き抜けていくようです。
我々よりひとまわり以上若い3人組ですが、その豊か音楽的才能に惚れ込んで、さっそくduex cafeとしてもMyspaceにて、フレンド登録していただきました。

サンドイッチランチ

現在進行中の数件のお仕事で制作すべきイラスト点数を、単純に合計するとおよそ100点余り。これだけの点数を10日間ほどの制作日数で完成させるとなると、土日を含めたとしても最低でも一日に10点のイラストを完成させていないと間に合わない計算に。
制作時間はイラスト1点あたりの描き込み密度によっても大きく変化しますが、普通に考えても一日に10点のイラストを完成させることは、これまでの経験からしてもかなり厳しいペース。手描きのイラストレーターと違って、ひとつひとつの線をベジェ曲線でトレースしているんですから、アドビのイラストレーターを少しでも触ったことがある人なら、その大変さはなんとなく想像していただけるハズ。
そんなワケでここ数日は、その厳しいペースを守りながら制作を進めていて、もちろんこの土日も例外ではなく、本日も目覚めとともにMacの前に張り付いて、ひたすらイラストの制作に集中しております。最近は身体のことを考えて、若い頃のように深夜まで及ぶ作業はしないように心がけていましたが、今回ばかりはそうも言ってられなくて、久々の深夜作業も決行中。
そんな「お疲れ蓄積モード」の昨今ですが、毎日確実に自己ノルマの点数を完成させるたびに、心は少しずつ軽くなっているのも事実。それとは別に何件かの打診状態の「いつスタートしてもおかしくない新規（かなりのボリュームの…）の案件」も控えているため、出来れば常にノルマ以上のリードもしておきたいところです。
…と、久々の「心ここにあらず」レベルの忙しさですが、日曜である本日のランチは妻の手作りのサンドイッチランチでした。食べている間にも次から次へと新しいサンドイッチが作られてきて、結構な量のサンドイッチをいただきました。

黄色いDS

今週はとにかく何かと忙しく、久々に「土日にはゆっくり休みたい」と心から感じた一週間だったのですが、昨日の夕方、ブログを書き終えた後くらいから、どういうワケだか次から次へと新規のオファーのメールや電話がラッシュに。
正直なところ、現在受けている数件のお仕事だけで、手一杯な状態なのですが、せっかくいただいたお話をお断りするワケにもいかず、いくつかのオファーをお受けすることにいたしました。ということで、ゆっくりと休むつもりをしていたこの土日も、のんびりしているワケにはいかなくなり、本日は終日お仕事の日となりました。
唯一のお出かけとなったのは、午前中の約1時間半ほど。「お年玉で自分用のDSを買いたい」という次男のリクエストに応え、彼と二人だけで出かけた買い物のひとときです。3DSの発売が目前に迫ってはいますが「カングー色のDSがいい!!」というナイスセンスな彼の意見を尊重して限定色のLLを購入。昨日紹介したコダックのパッケージやGolaのバッグと同色のこのDSは、我が家では4台目（最初の2台は完全に故障して臨終）のDSとなります。
さて、本日はちょっぴり風邪気味で、珍しく家で留守番していた妻と、テストが間近でずっと勉強に励んでいる長男のために、マクドナルドでランチを購入して帰宅。珍しく「おうちマック」のランチも新鮮な一日でした。

Kodak instant camera

昨日の夕方、私がまだ仕事をしていた時に、リビングから「これは絶対に観た方がいいよ～」という妻の呼び声がしたので行ってみると、バック・トゥ・ザ・1970年代的なイギリスのテレビ番組が放送中で、ついつい二人で見入ってしまいました。
懐かしいシンプルなテニスのテレビゲームや、「電卓」が収録されたクラフトワークの名作「Computer World」のジャケットみたいな、何とも言えない素敵なデザインの初期のパソコン等が登場したり、お家の中の壁紙ももの凄く可愛い柄で、60-70年代が大好きな私にとっては見所満載な番組でした。
昨日の取材でライターさんの質問に答えていく中でも、あらためて自分の作風のルーツに大きな影響を与えていることに気づかされたこのミッドセンチュリーモダンの品々の魅力ですが、ここ数年で我が家にやってきたキャサリンホルムやFinel等の北欧雑貨に混じって、実際に自分が子供だった70年代から愛用しているものも沢山オフィスに置いてあります。
その代表的なアイテムが今日の写真のコダックのポラロイドカメラ。私が小学生の頃に買ってもらった初めての自分専用カメラでしたが、今のデジカメの何倍もある大きな本体のデザインも何とも70年代っぽくて、当時より今の方がそのフォルムにシビレてしまう程ですが、コダックのイメージカラーであったイエローのパッケージの素敵さは群を抜いて素晴らしいです。
子供の頃にこのような素敵なデザインに出会っていることは、やっぱり私のイラストの独特の色使いの基礎の部分に多大な影響を与えてくれていることに間違いないと、あらためて感じさせられます。2000回以上続けているこのブログでも、まだまだ紹介していない素敵なお気に入りは沢山あるもんですね。

取材の日

常に自分たちの作品が沢山の人々の目に触れるのがイラストレーターのお仕事ですが、作者である自分たちが人々の前に出ることは意外と少ないものです。
これまでの長いイラストレーター歴の中では、イラストレーターを紹介する雑誌や、インテリア関連の雑誌の取材など、何度かウチに取材の方をお迎えする機会があり、作品サンプルとともに顔写真が掲載されることも多々ありました。しかしそれらのほとんどがプロフィール写真としての意味合いで、あくまで作品と共に掲載される小さなものが主でした。
今回は「キャトル・イラストレーションのお二人を」というお話で、作品ではなく我々二人の写真を使用しての広告のお話をいただき、今日の取材を迎えました。作品ではなく自分自身が脚光を浴びる取材としては、あの岩床さんと知り合う機会となったzest御池の映像以来でしょうか。
ということで、本日は午前中からディレクターさんとカメラマンさんとライターさんの3人をウチのオフィスにお迎えして、インタビュー形式の取材や撮影をしていただきました。朝からウチに訪れた妹は、この日のためにプチ断食（笑）とエステ＆美容院通いで万全の態勢を。私は数日前からオフィスの整理をしていたものの、自分自身のメンテナンスはゼロ。ほぼいつも通りの素の状態で撮影していただいてしまいました。
撮影と取材の終了後には妻の手作りケーキでティータイムもしていただけて、終始和やかな取材のひとときとなりました。

RICOH IMAGIO420V

先日の「2階の物置」と同じく、2000回以上に及ぶこのブログにおいて、ほとんどその写真が登場したことのないオフィスのコピー機「RICOH IMAGIO420V」。
務めていた会社を辞め、フリーで仕事をはじめた1991年、仕事のための機材として最初に購入したアイテムのひとつでした。駆け出しの頃はイラストの仕事だけではなく、印刷物の版下の制作や、その元になるデザインの制作も手掛けていて、コピー機の存在は必要不可欠。もちろん当時はインターネットはおろか、Macのパソコンが業界で使用されることもない時代だったので、このコピー機を使っていちいち文字のサイズやデザインの調整をおこない、地道に切り貼りしながらデザインを完成させていったものです。最初はリースからスタートした支払いも、数年間使用するうちに完了し、いつしかオフィスの所有物となりましたが、その頃にはデザイン業界の作業常識がMacとアドビのソフトに移り変わり、その短い役目を終えました。
ということで、少なくとも10年以上は電源さえ入れたことがないオフィスのクラシック機材オブジェとなっていますが、本日、久々に本格的な掃除をおこないました。普段はこのコピー機の前に猫たちのトイレが設置（写真でシフォンがいる場所）されているため、なかなか徹底的な掃除がしにくいのですが、壁との隙間に無造作に山積みになっていた、仕事で関わったポスターやカレンダーの印刷見本を随分とすっきりとまとめることが出来ました。

お肉屋さんでのひととき

本日もお仕事と経理作業の2本立て。約1ヶ月かかって地道に進めて来たおかげで、ようやく確定申告のための書類をひと通りまとめることが出来ました。あとはこれをプリントアウトして、いつもの京都の税理士さんに渡すだけ。今週からボリュームのある新規のお仕事がスタートする予定だったので、それまでになんとか経理作業を終えることが出来てホッと一息です。
このようにいつも通り、ずっとMacの前に張り付いていた一日でしたが、お昼休みに妻と一緒にねこたの先生のクリニックまで、シフォンたちのフードをもらいに行ったり、お肉屋さんにコロッケを買いに行ったり、ほんの数10分の息抜きでとても気持ちがリフレッシュされました。
久々にシフォンたちのお母さんである「あずきちゃん」の顔を偶然見れたのもラッキーだったし、いつもは妻だけで、私自身はあまり足を踏み入れないお肉屋さんで、ジャンボとんかつとコロッケを揚げてもらっている間に、なんとなく店内で待っている静かな時間も新鮮でした。
さて、外が大雪だった昨日のこの時間に比べると、寒さは随分やわらいでいますが、やはりまだまだオフィスのオイルヒーター（写真）が必要な冬の一日でしたね。

チョコーヒークッキー

早くも2月の半ばですが、まだまだ寒い日が続いています。このブログを書いている今現在も、窓の外はもの凄い大雪。傘を持たずに登校した息子たちも、びしょぬれになって帰ってくるしかないですね。
本日も納品するもの、進行するもの…と、数件のお仕事を手がけながら、経理作業も並行して進めているのですが、こういう時に限ってオフィスのあちこちの乱れが気になって、ついつい片付けや整理にも手を出してしまい、仕事が進んだり部屋がきれいになったり、めまぐるしい一日となりました。
今日のBGMはバート・バカラックの様々な作品を中心に、ジェーン・バーキンのベストを聴いたり、なんとなく雪の日にしっくりくる音源をセレクト。「雨の日は断然マイケル・フランクス!!」ってのは、前に書いたことがあったかな？
ということで本日はヴァレンタインデー。キッチンで同じ音楽を聴きながら妻が作っていたのは、我が家の男子3人のための手作りスウィーツ。彼女の愛読書のひとつ「絵本からうまれたおいしいレシピ」から、私には「ふたりはいっしょ」に登場するコーヒー風味のチョコクッキーを。そして家族みんなのティータイム用として「クリームたっぷりのチョコカップケーキ」の二品を。いつものように可愛いお手紙つきでプレゼントされちゃいました。私にとって妻はいつまでもキュートな女子です。（笑）