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ねこてん~全ての猫は天使である~

東京都港区青山&ビックサイト周辺にて地域猫活動を行っているボランティア

猫エイズの現行

2020-02-23 22:50:00 | 猫エイズは怖くない?

🌸グリーンアイが美しい💗シンデレラボーイのテオくん。

今年に入ってから2件、地域猫の保護について ご相談を頂きました。
どちらも捕獲後の検査でエイズ陽性。

一昔前は、成猫の保護を躊躇する理由に「エイズだったら どうしよう」がありました。
感染経路が不明確だったため、多頭飼いが難しかった…。
いつ発症するか分からないため、里親探しが難しかった…。

現在は室内飼いであれば、健常猫と変わらず過ごせ、天寿をまっとうすることが分かってきました。

特に保護猫は、過酷な外暮らしからオウチ猫になることで、ストレスから解放され元気になることが多いのです。


🌸外暮らし時代のテオくん
実は「救う人々」のTOP画像の猫さん。
あれから2年近く経って運命の人に出会いました🌟

ただ、エイズが治癒することはなく、「猫後天性免疫不全症候群」という病名の通り、免疫力が低いということは頭に置いて下さい。

例えば、風邪をひくと重症化したり治りにくい。
怪我は感染症を引き起こしやすい。
急性や悪性の疾患は、治療の甲斐なくアッという間に亡くなることも💧

そのため、日頃から体調管理には気を配る必要があります。

ウチにも、現在2匹キャリアがいます。
食欲不振や下痢が心配なので、乳酸菌を与えています。

シニア猫さんにもお薦めです。
ずっと健康で一緒にいて欲しい家族だから💖




ハタ乳酸菌 for PET
腸内環境のバランスを整えることで、免疫力を高めストレスから守ります。
アレルギー&口腔ケアにも効果が望めます。



~猫エイズについて~
■過去編
私が猫エイズ を知ったのは、平成元年頃の週刊紙の記事から。
おりしも、未だAIDS(HIV)への偏見が残っていた時世。
これでまた捨てられる、処分される猫が増える...。
なんで猫エイズなどと名付けられたのか💧
その後30年近くもエイズキャリア猫の不遇は続きました😿

■感染編
3年前、エイズキャリアの保護猫4匹に綴がなく お家が決まりました。
こちらが意識している程、里親様は猫エイズ に拘ってはいない😊
いつの間にか外側の空気が変化していたのを、深呼吸をしたら気がついたような感じがしました🍀

■発症編
猫エイズに感染したら、直ぐに症状が現れるわけではありません。
エイズ自体への治療法はなく、発病した容態の対症療法となります。
発症の原因は、主にストレスによるとされています⚠
発症した場合、免疫力が低下をし、病が病気を呼んでしまいます🙀

■口内炎編
口内炎は、猫エイズで頻繁に見られる症状の一つ。
口内炎&歯肉炎サプリと免疫力を高める山羊ミルクのパウダーをご紹介🌷

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猫エイズについて/口内炎編

2017-10-25 22:05:18 | 猫エイズは怖くない?


黒ちゃんにしろ、チロくんウーたんも、人懐こい猫ほどエイズ陽性だったりします。

飼い猫が遺棄され、野良猫たちのテリトリーへ入って行くのは修羅場。
おそらく他猫から負わされた傷から、感染してしまうのかもしれません。

外へ放り出され、他猫から襲われ、居場所がなく、エイズに罹患してしまう...😿

猫は捨てられても、ちゃーんと飼い主のこと覚えています、待っていますよ。
彼らは話せないので立証は出来ないけれども...💧

有明西ふ頭公園に遺棄されたナビくん、人間大好きな愛嬌が毛皮着ているような子。
給食時に現れるまで半年近くかかりました、この間にエイズに感染したと思われます。

保護時に口内炎の症状がありました。
これは、猫エイズ発病で頻繁に見られる症状の一つ。
でもナビくんには、絶対に幸せになって貰わないと!

幸いに歯茎の一部に赤みがあるだけ、出血やヨダレなどは見られませんでした。
で、朝晩のフードへ下記をプラスしてみました。


🔴ペットプロ ロイヤルゴートミルク
¥1800~

「山羊ミルク」のパウダー。
免疫力UPのために、エイズキャリアはもとより、子猫やシニアCat へも使っています。


🔴セラプトfm
¥ 2,838

口内炎&歯肉炎サプリ。
レビューが高評価だったので試しに購入。
歯茎の腫れは3日で消えました!
錠剤タイプも有ります。
でも継続するには、ちょっと高価😖

ナビくんはエイズ発症に至らず、めでたしめでたし。
誰もが羨む、美女と都心高級マンションにてのラブラブ生活を Get!



良かったね☺️🍀



~関連記事~
■過去編
■猫の歯肉炎 口内炎/食事&フード


猫エイズについて/発症編

2017-10-24 22:20:59 | 猫エイズは怖くない?


猫エイズの潜伏期間について、ひと昔前は最長4~5年などと言われておりました。
でも今は、発症しないまま生涯を終える猫もいます。

猫エイズに感染したら完治することは無いのですが、直ぐに症状が現れるわけではありません。
エイズ自体への治療法はなく、発病した容態の対症療法となります。

発症の原因は、主にストレスによるとされています。
そして発症した場合は、免疫力が低下をし、病が病気を呼んでしまいます。

例えば、下記のようなケースが考えられます。

寒暖差でストレスを受け風邪を引く
(エイズ覚醒)
投薬が効かず治りにくい
(エイズ VS 免疫バトル)➡
免疫力が麻痺しウィルスが侵入しやすくなる
(免疫が負け減少)



画像は、昨年6月に有明西ふ頭公園から保護した FIV 陽性のウナギくん、通称ウーたん。

猫エイズ発症のキッカケは「短期間での急激な体重増加」でした。
2番目画像は保護直後の様子、痩せ気味です。
遺棄された子なので、ご飯にありつけなかったのでしょう😿

トップが保護から2ヶ月後、里親様募集用のフォトで、ふっくらしていますね。
この撮影から、しばらくして「急性糖尿病」で緊急入院。
退院後自宅療養中の姿が下画像です。



一時はインスリン投与も必要無くなるほどに回復していたのですけれども。
「良かったね」と喜んでいた矢先、悪性リンパ腫を罹患し、初夏に虹の橋を渡りました。
年齢は推定7歳。

エイズキャリアでも発症さえしなければ、健康な猫と平均寿命は大差ないそう。
また似たような症状の白血病(FeLV)より、発症率は低いとのこと。

エイズキャリアの猫は、「発症しないように」心がける必要があります。

完全室内飼い・健康管理・定期検査、そして普通の猫と同じように愛情をかけることが効果的なのかもしれません🙏

■猫の歯肉炎 口内炎/食事&フード

猫エイズについて/感染編

2017-10-23 21:30:10 | 猫エイズは怖くない?


黒ちゃんを保護した頃より「猫エイズって本当に感染ってするの?」「隔離って絶対に必要なの?」と猫飼い&猫ボラさん達の間で疑問視されだしました。

2015年からポツポツと、獣医師も「ケージなどの隔離が、ストレスになるようならば必須ではない」と発言し始めます。

私はというと意外にも、大丈夫らしい→ヤッター!とはなりませんでした。
なかなか、いきなり解禁という踏ん切りがつかない。

昨年秋に、やって来たゴローくんツナちゃんが、door to door 保護にも関わらず、まさかの FIV 陽性。
しかも、御両名は相性が宜しくない。

「どうしよう」とオロついていると、主治医が「ウチは、もう隔離していないよ」と。
「流血するような喧嘩をしない限りは心配ない、100% ではないけれどもね」

この先生は、小さな傷やちょっとの涙目でも、ワクチンを打ってくれない慎重派。
その先生が仰るならばとストンと腑に落ちました。



この後に保護をしたチロくん、ナビくん とエイズキャリアの猫計4匹は、我が家での滞在期間最長で4ヶ月、綴がなくお家が決まりました。

こちらが意識している程、里親様の方は拘ってはいない...皆さん、両手を広げ暖かく迎え入れて下さいました。

いつの間にか外側の空気が変化していたのを、深呼吸をしたら気がついたような感じでしたね。



画像は、昨年11月に青山公園で保護のチロくん。

1ヶ月近くご飯を食べないと餌やりさんからの保護依頼。
10歳ぐらいと聞いていたのですが、病院では推定3歳判定。
見た目が、おっさん風味だったのでドヒャー🙀

食欲不振の原因も便秘...でした。
家に入れて貰ったら、先住猫を押しのけて、速攻で添い寝した強者です。

このチロくんの「 百年前からココにいますけど」みたいな勇姿を見ると、「猫エイズ拡散脅威」の呪縛から、ようやく解放されたと思うのです☺

■猫の歯肉炎 口内炎/食事&フード

猫エイズについて/過去編

2017-10-22 20:20:13 | 猫エイズは怖くない?


猫エイズは、正確には「 猫後天性免疫不全症候群」と言い、動物病院でやボランティアは「 FIV 」と呼称しています。

感染すると完治しませんが、現在は室内飼いの場合、感染率&発症率は極めて低いとされています。

私がこの病気について知ったのは、平成元年頃、週刊紙の記事からでした。
「あなたのペットもエイズに侵されているかもしれない!」

おりしも、未だAIDS(HIV)への偏見が残っていた時世。
これでまた捨てられる、処分される猫が増える...憂鬱でした。

なんで猫エイズなどと名付けられたのか💧
恨み骨髄です。
その後30年近くもエイズキャリア猫の不遇は続きました。

感染ルートが正確に判明せず、風評被害がありました。
発症段階も個体差があり、どの説を信じて良いのやら。

保護ボランティアはパニックだったと思います。
20年経った時に、里親募集サイトを閲覧していたら、エイズの猫については「1頭飼いを希望!」「急募!納屋隔離中」などが目に入りました😿



平成27年初夏に青山公園で保護した黒ちゃん。
遺棄猫と思われ、捕獲は自らケージイン。
餌やりさんの話では、他の野良猫に追っかけ回されているとのことで、身体中傷だらけでした。



この子がウィルス検査の結果、FIV陽性。
募集のタイトルは「エイズキャリアの黒ちゃん」としました。
手がかからず賢い優等生だったので、是非に!というご家族が現れるまで長期戦覚悟。



しばらくして、エイズ女子をお探しの王子様からプロポーズ︎💕︎

里親様は、ご近所のご老人が施設入所の際に、置き去りされた猫を引き取り飼われていました。
その子の相棒にと黒ちゃんに白羽の矢が...先住猫さんもエイズだったのです。

エイズだったことで良縁に恵まれた黒ちゃん。
今も幸せルンルンに過ごしております。
しっかし、外暮らし時代と別猫だわー︎💕︎

~関連記事~
■感染編
■発症編
■口内炎編
■猫の歯肉炎 口内炎/治療&投薬
■猫の歯肉炎 口内炎/食事&フード