地域猫3匹に対して7~8人がお世話に関わっている公園があります。
一見、和気あいあいとしているのですが、これは「私も!僕も!」と不特定多数の餌やり行為を招きかねません。
何だか、ふれあい動物園化しつつあります (ΦдΦ)
こうなると管理が難しくなり、悪目立ちして、苦情が入り、果ては「餌やり禁止」となってしまうかもしれないのです。
どうして、こうなったのでしょうか。
地域猫活動は、不妊手術を推進した人が中心になって理解を広げていくのがベターです。
この公園では、その方が転居してしまったため、引き継いだ人が、また誰かに頼みと代替わりを繰り返しているので、責任が空中分解した印象を受けました。
野良猫を地域猫へ進化させるためには、かなりレベルアップをしなくてはなりません。
どんだけモンスター倒したらイイねん...みたいな ╮(•́ω•̀)╭
野良猫への給餌が ───
行き倒れ息が絶える前にカラスに啄まれる子、
車に轢かれ土に還ることも叶わない子、
殺処分によって明日をいきなり断たれる猫たちを増やすことに繋がると気がついた方が、手術を施す意味を真に理解しているのだと思います。
また「地域猫」と周知して貰うまでが山あり谷あり。
ですが、ここの公園は、既に手術済&地域猫と認められているため、見守りではなくコミニケーションを楽しむことに終始してしまいがち。
この公園に人懐こく可愛らしい長毛の猫がいたそうです。
この子は、里親様募集をするという地域の人に捕まえられたとのこと。
ところが、保護をした人は猫に対しての知識は全くなく、自宅に入れずに里親様探しだけが目的だったよう。
キャリーバックで連れ回されているのを何人かの餌やりさんが目撃をしています。
その子に里親様が見つかり幸せになったのか、まだキャリーに閉じ込められたままでいるのか知る人はいません。
が、たまたま保護をした当人に、猫の行く末を聞く機会が訪れたのです。
話をしていくうちに、その人は気を病んでいて、妄想と現実がごちゃ混ぜになっているのが察せられました。
よって真実は藪の中ですが...。
保護された猫は、まず病院ではなくトリマーへ、そこで麻酔を打たれ昏睡状態に陥り、そのまま救急病院で安楽死...転々とする聞き出した内容を掻い摘んで繋ぎ合わせたら、驚愕の顛末。
何より恐ろしいのは、当の本人は一切悪びれることもなく、後悔のカケラも持っていないこと。
まだ若い遺棄されただろう子。
きっと愛される未来もあったでしょう。
だけれども、その死を悼む者は誰もいないのです。
もしも、私が毎日給仕している猫が顔を出さなかったら、心配をし探します。
もしも、その子がキャリーで連れられていたら「なぜ、そんな事をしているのか」と問い質すでしょう。
そして、古本や古着ではないのだから気軽にオークションサイトに出品するのは間違っていると諭し奪還をしたと思います。
そう、その命を救う手立てはあったはず (つД`)ノ
間口を広げてしまうと、こうした輩も迎え入れてしまいます。
やがてトラブルが勃発し、クレームも増えます。
そこの管理会社が、いくつの公園を管轄しているか。
そこには、日々餌やりさんを首を長くして待っている猫が何十頭いるのか。
SNSで情報交換し巡回シフトを組むなり、「地域猫として管理しています!」とポスターを掲示したり。
是非とも、ボランティア皆さんで協力して知恵を出し合い、生きている小さな命をサポートして頂きたいと...
地域の皆さんにしか守れないのですから...
心よりお願いを致します (^_ _^)
【 ねこてん 公式HP 】