愛護法施行の昭和 49 年から平成元年にかけて、犬猫の殺処分頭数は、な、なんと100 万以上でした。
1日あたり約 3,000 匹が炭酸ガスで苦しみを伴い殺されていたわけです。
闇ですね、国の暗部...オラオラーッ人間やめるぞ!ってな感じ (˘• •˘")
神奈川県磯子の自治体から地域猫活動が始まり、徐々に全国へ広がっていった平成 13 年、殺処分数は 50 万頭を切りました。
でもその内実、猫の処分数は約 30 万頭で、ずっと横ばい状態。
エポックメイキングだったのが、平成 23 年10 万頭代(174,742頭)へ初めて、猫も 13 万頭と10 年をかけて約半減となりました。
そして 10 万頭を切った平成 27 年は、忘れられません。
到底、自分が生きているうちには処分数 10 万頭を下ることはないだろうと思っていたので。
昨年の殺処分頭数は 55,998 万、うち猫は 45,574 頭(子猫 29,654 匹)。
殺処分ゼロも、決して絵に描いた餅ではなくなりました。
なぜ、ここ2~3年でグッと殺処分頭数が減少したのでしょう。
猫に関しては、子猫の頭数が減ったことが一因としてあると思います。
それまで処分される猫の7~8割が、離乳前の子猫でした。
ちなみに、おおよそは自立してないため即日に殺されます。
すなわち、去勢避妊手術が普及し「望まれない幸せになれない命」を作らない事で、殺処分頭数削減に繋がったと考えられます。
家庭で飼われている猫の不妊手術措置実施率は、平成 23 年から 80 パーセントを超えました。
殺処分ゼロを目指すには、飼い猫に対する不妊手術の徹底が不可欠なのです!
うーん、誰も知らないことで有名な動物愛護法?で、既に不妊手術は義務化しているのですが...いちおうね (=^ óωò)
【 ねこてん 公式HP 】