ねこてん~全ての猫は天使である~

東京都港区青山&ビックサイト周辺にて地域猫活動を行っているボランティア

31日はサビ猫の日

2021-01-31 16:05:00 | にゃんだふるLIFE
31日は、さび猫の魅力を伝える日とのこと。
サビちゃんの親御さんは、大手を振って自慢しまくっちゃいましょう😍😻



黒と赤のモザイク模様の被毛を持つ猫。

毛並みが日光に当たると鮮やかなべっ甲色になることから、英語でトータスシェル(べっ甲)と呼ばれる。

三毛猫と同様ほとんど女子。



ベーシックは茶と黒の2色。
(プラス白で三毛猫さんです)
赤に近いオレンジ色が入っていることも。



あくまでも当社比ですが、外猫さんのサビ率は低い。
全体の5%くらいかなと思っています。

私的には希少価値があるから、譲渡会で嫌われ柄と聞き、首を捻りまくりでした。

茶と黒が自然に綾なす唯一無二の模様。
千変万化、百花繚乱、生命の芸術。



ベージュやグレーが混じっている子を「白さび」「灰さび」と呼称することもあります。
最近は「パステルさび」って言ったりします。


National Geographicに取り上げられ世界的に有名なダブルフェイスのビーナス。

さび猫さんのアイカラーはゴールドが多いのですが、ビーナスちゃんはオッドアイしかもブルー🙀

科学的にも謎だそう…猫って存在そのものが神秘。
やはり天からの使いに違いない😇



猫界で、さび猫さんは頭抜けて賢いと評判‎😊
人の気持ちを汲むことが出来る子が多い気がしています。

忙しい時は遠慮する…
落ち込んだら慰めてくれる…

以心伝心が出来るので、一緒に暮らすと楽しいですよ。

いや、TNRや保護のための捕獲は大変なんですけどね。
裏かかれまくって捕まらないという…💦

31日は、あらためてサビ猫はいいぞ!と世界に知らしめる晴れの日🌞です。


ペットの里親文化

2021-01-29 22:00:00 | そうだ 里親、なろう。


ペットショップの前に
殺処分ゼロのため
かわいそうだからではなくて

動物のことで困っている人がいて
行き場を失った命があって

助けて!って手を上げられる
誰もが救いの手を差し伸べられる

そんな社会を目指したい
助け合いの輪を広げたい

終生飼養とは言っても
将来は誰にも分からない
未来に何が起きるか分からない

事故に遭ったり
病気になったり
生活が立ち行かなくなったり

大震災やコロナ禍…
突然いつもの明日が迎えられなくなることもある

飼えなくなってしまったら相談できる場所があればいいな
助けてって言えない動物たちを思いやる人がたくさんいればいいな

動物と暮らしたいと思った時に
命のリレーが当たり前になるといいな

里親文化が根付き満開の花を咲かせますように🌟🙏




トンネルを抜けると見える景色

2021-01-27 22:45:00 | TNR&地域猫活動マニアル


よくTNR(=飼い主のいない猫への繁殖制限)と地域猫活動(=給餌など管理)だけで、全ての問題を解決できるわけないじゃんって言われます💦

いいえ、本当なのです🍀
皆さんを悩ます あれやこれやが波が引くようにサーッとなくなります。

多くの人が生まれた時から、野良猫のいる環境で暮らしているでしょう。
野良猫たちが生まれては死ぬを繰り返すのは仕方がないと思っているでしょう。

だから、心のどこかで諦めてしまっているのかもしれません。
だから、野良猫を減らそう!とは考えないのかもしれません。

だから、残酷な世界が終わる風景が想像できないのかもしれません。

しかし、地域から排出され地域に居る野外猫を増やさないよう繁殖制限をし、管理をするだけで、人も猫も笑顔で共に生きる新天地が広がります。


ここにある問題は繁殖制限=TNRをし、管理=地域猫活動を始めれば直に一件落着👌

今、我々のダメージとなっているのは過剰繁殖。
捨てた人が悪い!餌やりが悪い!と解決を先送りにした結果、社会問題にまで発展してしまいました。

地域ごとにTNRをし、不妊化率を維持管理していけば、野良猫トラブルは約3年で半減し、その後は右肩下がりになり収束していきます。

🔻ケンカや発情期の鳴き声による騒音
🔻ゴミ漁りや鳥や虫などの捕食
🔻マーキングや糞尿の悪臭被害
🔻猫間でのウイルス性疾患
🔻ロードキル
🔻猫捕り
🔻殺処分

野外猫が増えない=子猫が生まれないため、保護をしなければならない猫は半減します。
飼育放棄
遺棄
多頭飼育崩壊の受け皿が生まれます。
殺処分を始めロードキルや虐待など人為的に奪われる命を減少できます。



東京都都心部での子猫の里親募集は、レアなので10件以上の申し込みがあります
里親希望者はエントリーシート持参することも。
末広がりの譲渡会

需要と供給が逆転することで丁寧な譲渡が可能になります
里親詐欺のリスク抑制

保護頭数が減少し譲渡率が上がるためキャパオーバーが回避されます。

シェルター収容頭数が減っていくため「かわいそう」「救いました」で集金する必要がなくなります。
支援詐欺回避



東京都心部では、既にTNRと地域猫活動は周知され成果が得られています。

給餌について私有地以外での規制はありません。
そのため、ほとんど餌やり禁止の看板はありません。

給餌をしていると「ありがとう」「ご苦労さま」と声をかけられます
大勢の人が地域猫さんを理解し見守っています。

ばら撒きや置きエサなどは自然になくなりました。
遺棄虐待や猫捕りの心配もいらなくなりました。
外飼い猫もいつの間にか見なくなりました。

不妊去勢ファーストの結果、今ある問題が解消されます。
不妊去勢手ファーストの結果が適正飼養。
不妊去勢ファーストの結果が共生社会なのです😊😺

野良猫トラブル
無責任な餌やり
殺処分
遺棄虐待
ロードキル
多頭飼育崩壊
里親詐欺
支援詐欺
猫捕り
放し飼い
全てを解決し全てを救えるのは不妊去勢ファースト‼️

どうぞTNR&地域猫活動にご理解ご協力をお願い致します🌟🙏



📣チャレンジTNR
地域から排出された地域で生きる飼い主のいない猫。
繁殖しトラブルが増えないように不妊去勢手術をしてあげて下さい。

捕獲器の用意や野良猫の手術を受け付けてくれる動物病院の予約が必要になります。
どうぞ お近くの愛護団体やボランティアまで「TNR」で ご相談ください🙇‍♀️

🌸野良猫さんへTNRをプレゼント
🌸人も猫も幸せに
🌸TNR始めましょう!


梅の花と猫の堕胎手術

2021-01-25 22:05:00 | 不幸な命を増やさないために
2月は犬猫の不妊去勢手術強化月間。
また2月最終火曜日は世界犬猫の不妊去勢手術の日です。



ご機嫌でグーパーを繰り返している猫さん、思わず見惚れちゃいますよね。
コチラも幸せ気分になり、よく歌っておりました。
「梅の花~開いて閉じて~咲きましたッ♪」

寒い日が続き春が待ち遠しくなった頃、ふとポカポカ陽気になることがあります🌞

猫は過ごしやすくなると本能的に発情期を迎えます。

野外で子猫を産ませないために!
子猫の季節を迎えないために!
野良猫を増やさないために!

紅葉の頃から梅の花開くまでの時期に、TNRを行うのが、猫に負担が少なく費用対効果が高い😊

🐱最も効果的なTNR 冬の陣



TNRだけではなく、愛猫さんにも梅の花がほころぶ前に不妊去勢手術を済ませて下さい。

個体によっては生後4ヶ月ぐらいから妊娠します。

今までの生後6ヶ月を待ってからでは、間に合いません。
初回の発情を迎える前に不妊去勢手術を!

早期に手術を施すことにより、猫への身体的&精神的負担は軽減できます。
🔻早期不妊去勢手術のメリット



私の利用している動物病院では、猫の体重が2kgを超えたら手術OK。
🔻早期不妊去勢手術は1kg以上から施術可能な病院もあります。
獣医師に ご相談下さい。

月齢では生後5ヶ月までを目度にしています。



🔻TNRなど野外猫の場合

皆さん、猫の繁殖期は春先というイメージがあるのではないでしょうか。
実は桜🌸が咲くと出産シーズンたけなわ。
その前に蛇口を閉めなくてはなりません。

🐱近所で見かける耳カットのない野良猫さん
🐱自宅敷地内で給餌をしている外猫さん

「発情しているみたい」「妊娠しているかも」と感じたら、早急に不妊手術をするため捕獲をして下さい。
交尾の場面を確認しない限り判別は難しいです。

私の経験でも、TNRのつもりが手術したら胎児がいたというケースがほとんど。
妊娠をしていたら、胎児ごと子宮を取り除きます。

費用は不妊手術代+5千~1万円ぐらい
✴供養は病院で相談して下さい
提携しているペット霊園を紹介してくれることも
✴通常の不妊手術と同様に退院可能


飼い猫・保護猫・リリース、いずれの場合も堕胎手術後は、食欲や排尿便の経過観察が必要です。

殺処分される命の大半が赤ちゃん猫。

早期不妊去勢手術で1度も産ませないことが、
不幸な命ゼロへの道です。



中絶なんてヒドイ!かわいそう!と思われるならば、事前に早々に計画して下さい💧

早期不妊去勢手術は堕胎手術を回避できる選択でもあります。
待たなくていいから間に合います。

産ませることは増やすこと。
産ませることは殺すこと。

もしも、生まれたのが4匹だったとしましょう。
この4席、本当に困っている助けを必要としている子、命の期限がある子のイスを奪ってしまいます。

現在この国では、猫を飼える家庭の数より、はるかに猫の頭数が多いのです。
世の中に不幸な命は溢れています。
処分せざるを得ないほどに。

梅の季節を迎える前の早期不妊去勢手術に ご協力下さいますよう お願い致します🙇‍♀️



💟愛するペットへ3つの大切な約束💟
〈室内飼い/飼い主の責任〉
地域住民として守るべきルール

〈不妊去勢手術/飼い主の義務〉
1度も産ませないように
最初の発情期を迎える前に

〈終生飼養/最期の看取りまで〉
人間と異なり犬猫は自立して生きてはいけません
極端に言えば彼らを残しては死ねません

~関連記事~
🐾野良猫のいない世界へ
🐾ペットの不妊手術って絶対ですか?
🐾ペットと暮らしている皆さんへ
🐾猫からのお願い

【 ねこてん 公式HP 】

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地域猫の意味

2021-01-23 23:25:00 | 地域猫のススメ


地域から排出され、地域で生きる飼い主のいない猫。
繁殖しトラブルが増えないように不妊去勢手術をしてあげて下さい。

捕獲器の用意や野良猫の手術を受け付けてくれる動物病院の予約が必要になります。
どうぞ お近くの愛護団体やボランティアまで「TNR」で ご相談ください🙇‍♀️

📣チャレンジTNR始めましょう!



気にかけてくれた人や給餌者だけでなく、ボランティアや獣医師さんなど多くの人が関わり、野良猫を卒業します。

不妊去勢手術を施した際につけるマークが耳カット。
耳カットは地域を守る地域猫さんの印。

🌸地域を未手術猫の流入から守ります!
🌸地域をネズミ被害から守ります!
🌸地域を野良猫トラブルから守ります!

一代限りの命というだけではなく、ボディガードの任務もこなします。



昔から野良猫は、どこにでも存在していました。
なぜ昨今になって、問題が顕著になっているのでしょう。

それは数が増えてしまったことが1番の原因だと言われています。

日本では、動物に対しての管理方法の知識もないままペットブームが起こり、繁殖制限が大幅に遅れてしまいました。

増えたから遺棄され増える。
逸走のまま放置され増える。

外で生まれては死ぬを繰り返す人の手から放たれた猫たちに、私たち人間は なんの対策もしませんでした。



そのため現在、全国で「過剰繁殖」という問題を抱えています。

この社会的な問題を解決するのは、TNR=繁殖制限から地域猫活動=管理を行うしかありません。

猫の繁殖力にマンパワーが追いつかないのです。
たとえ駆除処分(違法)をしたところで野良猫は永遠にいなくなりません。

餌やり禁止などで排除しても、他所へ移動するだけ。
飽和状態になっているため、また直に猫は流入して来て増えます。



地域ごとに不妊去勢手術をし、増えないよう管理するのが、早く確実な唯一の解決方法。

まずは自分の町でTNR→地域猫活動を進め、子猫の生まれない=野外猫が増えない状態にします。

これだけで、ほとんどのトラブルはなくなります。
🔻喧嘩や発情期の鳴き声など騒音
🔻マーキングによる悪臭
🔻ゴミ漁りや虫や鳥などの捕食

耳カット外猫さんが多い町は平和🍀

隣町にもTNRのこと&地域猫活動のことを教えてあげて下さい。

こうして野良猫のことで悩まない地域が、どんどん広がっていけば、トラブルやクレームだけではなく、殺処分される命やロードキルで失われる命もなくなります。

人間が問題から解放されれば、猫たちも不幸から解放されます😊😸

🌸耳カットの意味