ねこてん~全ての猫は天使である~

東京都港区青山&ビックサイト周辺にて地域猫活動を行っているボランティア

耳カットの意味

2020-11-30 22:30:00 | TNR&地域猫活動マニアル


V字にカットされた耳を桜の花びらに見立て「さくら猫」とも呼びます🌸

不妊去勢手術済みの印。
一代限りの命の印。
地域をお守りする地域猫さんの印。

そして、多くの人たちに愛情を受けている印です︎💕︎


🔻サクラカットが主流になったのは最近のことで水平カットもあります🐾

野良猫は、私たち人間の身勝手から生み出されました。
私たち人間が放ったらかしにして、増やしてしまいました。

今、猫を飼える家庭より、はるかに多くの飼い主のいない猫がいます。
これを「過剰繁殖」といって、野良猫トラブルや殺処分の原因になっています😿

地域から排出され地域に生きる猫さんたち。

トラブルを軽減し問題を解決するため―
過酷な野外で暮らす猫を増やさないため―
不妊去勢手術(TNR)して、地域住民で管理(地域猫活動)をします。

TNRをしてから地域猫にするのは、社会問題である過剰繁殖を解消していく活動です。



耳カットされた さくら猫さんは、ボランティアに捕獲され、愛護活動に理解のある獣医師に不妊去勢手術をして頂き、地域住民に給餌など お世話をされています。

多くの人の協力を得て野良猫を卒業しました。

耳カットには、見守ってくれる人たちからの「少しでも安全に安心して猫生を全うできますように🌟🙏」という切なる願いが込められています。

🌸地域猫 啓発ポスター集/耳カット編
🌸地域猫と野良猫の違いって?
🌸さくら猫の夜明け

正しいTNR活動を知ろう!

2020-11-27 19:40:00 | TNR&地域猫活動マニアル


保護譲渡は動物愛護活動。

我が国には、欧米のように動物福祉の考えが根付いていません。
実に一世紀の開きがあり、その背中も見えないほど追いついていません。
🌹愛護の先にある動物福祉って?

日本の愛護は、動物の自由を確保するものではなく、人間主体の愛し護る。

自己満足からの「かわいい」「かわいそう」で成り立っている部分が往々にしてあります。

動物福祉では、おしなべて「救う=エライ」ではありません。
ましてや、保護活動は問題を解決するものではありません。

対してTNRは問題解決のメソッド。
分野としては「科学」にあたり、本来は動物愛護と一線を画します。

よく言われる「苦肉の策」は動物愛護目線からのものであり、誤りですので情報更新をお願い致します。

TNRは、愛護ではなく動物福祉視点から命の尊厳を守るアプローチでもあります。

すなわち、TNR活動は、社会問題である過剰繁殖を解消することで、猫たちの命の尊厳を守ることを目的としています。

現実にある問題を解決するためですから、ボランティアだけではなく、一般に知識として広げていく必要があります。

野犬問題も、同じ過剰繁殖に起因しており、解決策は不妊去勢ファースト。
人間目線での「救ってくれてありがとう」ではなく、動物たちを苦しみから解放するに重きをおくべきです。


地域内の外猫70%の手術浸透率を維持すれば、3年で半減し、10年後にはホームレスキャットはいなくなります!
🌹勝利のセオリー70%ルール 下

🔴地域ごとに70%以上の不妊化率を維持する

前もってコロニーの手術済個体を把握します。
これが前倒し率。
手術済の遺棄・迷い猫がいる場合があり、必ずしもゼロスタートではないからです。

「リリースかわいそう」と保護をすると不妊化率は下がります。
「リリース迷惑だ」と他へ追いやれば不妊化率は下がります。

奄美ノネコ殺処分計画で、公費で手術した耳カット猫も駆除されたのは噴飯ものでした。

それでは、いつになっても外猫はいなくなりません…あ、それが狙いでしたよね💦

そう、我が国の動物行政は「増やして殺そう永遠に」がモットー。
🥀外猫を増やして殺したい国

環境省がTNRを推進することも、獣医師会が過剰繁殖解決にリーダーシップをとることもありません。

さらに、動物愛護団体が加わります。
ほとんどの動物愛護家がTNRの正しい知識を持ち合わせていません。

だから、自分で「知る」、自分で「考える」が大切なのです。



🔴調査とデータ

TNRは、調査に始まって調査に終わる科学に基づく活動。

TNRだけでは成功しません。
その後の頭数管理が必須です。

なぜ外猫駆除派が、地域猫活動に住民全員の合意が必要とゴリ押しするのかを考えましょう。
成功させたくないからです。

条例ではなく罰則もないはず。
合意ありきで地域猫活動を拒否し、TNRだけしているボランティアは、個人で市内全域を10年間管理して下さいね😉
🥀終わらせたくないエセ愛護

猫の習性から地域単位で管理しなければならないが前提となります。
そのため地域猫活動へ繋ぐことで、より確実により早い成果が得られます。

TNRは入口対策、地域猫活動は出口対策。
そして、動物福祉観点から成るTNRとは異なり、地域猫活動は人間主体。
外猫トラブルの軽減をし共生社会を目指すものになります。

いいとこ取り😊日本独自の素晴らしい方策。
しかも民間の力で社会問題を解決できるなんて!



🔴費用対効果

なぜ民間で解決できるのかというと費用対効果が高いから。

保護譲渡の100分の1くらいのコストで終わらせられます。
🥀保護活動で殺処分はなくならない

奄美ノネコ殺処分計画は、10年で税金還流5億プラス自治体から5億。

現在、捕獲されたのは200頭足らず。
スペイクリニック×TNRならば2日で終了。
費用は概算100万程度。
これが利権でなくて、なんであろうか😱🙀
🥀あと8年間貪られる命と血税

僅か数年で、殺処分頭数は減り、予算を他に回せるのに、なぜセンター獣医師はTNRを否定し続けているのか。

僅か数年で、野良猫の不妊去勢手術頭数は右肩下がりになるのに、なぜ獣医師会は問題から目を逸らしているのか。

僅か数年で、外猫トラブルは終息しクレームは激減するのに、なぜ役所は相変わらず餌やり禁止としているのか。

そう、TNRは殺処分やロードキルで失われる命をなくすと共に、それに投入される税金も削減できます。

長年、我々は人間の身勝手から生み出された野外犬猫を放置してきたため、過剰繁殖という問題を引き起こしました。

その社会問題を解決する最善策があることを知って下さい‼
TNR=繁殖制限
地域猫活動=頭数管理

保護や殺処分で決して解決はしません。
残念ながら国は解決を望んでいません。
知らないと税金を無駄使い放題にされ、善意の寄付金が活かされないままになってしまいます😭😿

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里親募集🍁秋色だんご3兄弟

2020-11-24 11:55:00 | 若洲秋の5兄弟


TOP画像右から
このみ・ぐみ・どんぐり
オール♂2020年8月20日生

2020年10月5日、若洲公園で生後1ヶ月半時に保護されました。

地域猫になっていない野良猫さんが出産した子猫をボランティアでリレーして命を繋いでいます。

アンカーは里親様です。
どうぞ命のリレーに ご参加下さい📣

ゆめネコ譲渡会に参加します✿

● 11月29日(日)10:45~15:00 

● 東京駅 八重洲口 徒歩3分

● 担当/大竹

譲渡会にお越し頂き、里親希望の申し込みをお願い致します🙇‍♀️

仲良し兄弟のため、出来れば一緒に迎えて下さると嬉しいです︎。

いつも ずっと一緒https://blog.goo.ne.jp/nekoten2015/e/9994206c2cd4708ea7a94af083ce0577

三者三様の性格。
でも寝る時は、いつも団子になっています。
皆んな丸顔で脚が短め。
コロンとした可愛らしい天使たちです。

「ペットのおうち」から、面談ご予約を承っております。

⚠2~3匹お見合い希望の場合でも1匹だけのエントリーで大丈夫です。

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🌰‪‪このみ ♂茶白/オレンジ首輪

🔻おっとり末っ子気質
🔻カギしっぽ
‪‪🔻Vライン&ソックスのタキシードスタイル


保護時の様子
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🌰‪‪ぐみサバ白/ブルー首輪

‪‪🔻運動神経が良く どこへでも登るクライマー
‪‪🔻先だけ白い筆しっぽがチャームポイント

保護時の様子

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🌰どんぐり茶白/イエロー首輪

‪‪🔻3匹の中ではお兄ちゃん格
‪‪🔻一番最初に捕獲されました
‪‪🔻ビックリおめ目で見つめる技あり


保護時の様子

★初めて猫と暮らす方へお薦め

★単身ご家庭や先住ペットも歓迎

★その他 お気軽にご相談下さい

どうぞ宜しくお願い致します🍀


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保護活動に正解はない

2020-11-23 17:20:00 | ノーキルだけでは救われない命


先月のこと「耳のない猫」がいると画像添付で通報がありました。

近隣のボランティアへ当該猫を知っているかを尋ねると共に、治療のため捕獲したいと協力要請をし、現場へ向かおうとしていたら…

猫さんを長年お世話している人から連絡が…
ものすごい剣幕で手出しするな!放っておいてくれ!

通院したら余命2週間と言われたそう。
このまま生まれ育った場所で逝かせたいと。

残り僅かな時間、保護をして慣れない環境で過ごすことが、猫さんにとってベストな選択とは思えませんでした。

「お力になれることがあれば声をかけて下さい」と伝え、お任せすることにしました。



通話を切ると同時に思い出していました。

10年前にも、扁平上皮癌の野良猫さんへ救いの手を出せなかった経験があります。

一斉TNRに参加していた時に出会った顔の半分が崩れていた猫さん。

TNR現場にいたシェルターのある団体代表へ「保護して下さい」と懇願しました。

怒鳴られました。
「未来のある子猫や殺処分まで期限のない命を救う方が先だろう!」

返す言葉は見つかりませんでした。
その頃は、まだまだ保護しなければならない猫で溢れていました。
とても救いきれない程に。

救っても救ってもこぼれ落ちていく命たち💧



その病に侵された猫は真っ白でした。
目を背けたくなるような様相でしたが、本当は美しい姿でしょう。

せめて見届けたいと給餌に通いました。
泣きながら鼻をすすりながら。
自分の不甲斐なさに打ちのめされていました。

半月後、白ちゃんは私の姿を見るやいなや、遠くから鳴き続け、近づこうとしたら背を向け去っていきました。

それが最後になりました。

今も夢に現れます。

悲惨なボロボロのまま。
暗い眼差しを向けて。

夢の中で私は謝ります。

まだ野良猫を無くせないの。
罪もないのに排除されイジメられているの。
今度生まれ返ったら、絶対 命の尊厳は守るからと誓ったのに。

ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい…。



おそらく保護活動に正解はないでしょう。

保護活動は、自己満足であり自己完結であることを忘れてはなりません。

相手は言葉を持たない動物なのだから、正しい判断などないと自戒しなければなりません。

しかし、保護をしなければならない猫を減らす“正解”はあります。

野外で生きなければならない飼い主いない猫を減らす最善策は、TNRと地域猫活動です。

もう二度と、かわいそうを繰り返さないために。

人も猫も笑顔になるための
TNR活動・地域猫活動に ご理解をお願い致します🌟🙏

TNR🐾
野良猫を捕獲し不妊去勢手術し元に戻す活動
地域猫🐾
TNR後の猫を世話することで頭数管理する市民活動

📣チャレンジTNR📣
🌸人も猫も幸せに
🌸勝利のセオリー70%ルール 上
🌸勝利のセオリー70%ルール 下
🌸TNR 始めましょう!
🌸不妊去勢手術の違い

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保護活動で殺処分はなくならない

2020-11-20 22:45:00 | ノーキルだけでは救われない命


保護譲渡で殺処分される命を減らすことは出来ません。

野良猫も減りません。
遺棄虐待も多頭飼育崩壊もなくなりません。

TNRから地域猫活動へ繋ぐことでしか終わらせられません。

保護活動で問題は解決できません。

このことを保護団体&保護活動者が理解しなければ、行き場を失った猫たちの地獄は終わりません。

ですから「殺処分ゼロ」を謳ったシェルター設立や譲渡事業は“詐欺”⬇にあたります。

目指せ殺処分ゼロ!犬猫サポートプロジェクト~人とペットの共生するまち・なごやに向けて~



2020年11月18日 Yamasaki Hiro氏Facebookから~

https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=2658339851086894&id=100007327154374

是非とも、NPOを「保護団体」に置き換えて読んでみて下さい。

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耳カットされた猫はもらわれにくいって?
その意味と必要性を説明して教育していくのが社会の中でのNPOの役割なんだよ。
譲渡活動に溺れて非営利活動の大義を忘れるなと強く言いたい。

耳カットしても猫の可愛さは変わらない。
あなたが耳カットを正しく理解して、なぜ耳カット猫を推進しているかご理解ください...と主張するのがNPOの仕事だ。
NPOは、次々と入ってくる数に押されて寝ぼけた活動をすることなかれ...だ。

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地域での現場と保護譲渡活動が分離してしまっているのです。

保護動物の出入りだけしか考えられない。
かわいそう が毎日生まれていることに何の疑問も持たない。

救いの手からはぐれた多くの苦しみ喘ぐ命をスパッと切り捨てる。


保護犬猫が増えることを良かれとしているのが狂った動物愛護界の正義。

これが過剰繁殖を後押しし問題を深くしています。

動物愛護の暴走は泥沼化してしまって自浄が難しい現状。
このことを広く外側の皆さんへ知って頂きたいと思います。

保護活動を見極める際に、譲渡数ではなく譲渡率(譲渡頭数÷保護頭数)をチェックして下さい。
分母が重要になります。

これは愛護センターも同様で、収容頭数もしくは保護頭数が減っているかを見て下さい。

救った頭数の多さではなく、救わなければならない頭数を減らすアクションをしているかで判断をして下さい。



社会問題である過剰繁殖を解決することでしか全てを救えません。

そうでなければ、人も動物も苦しみからは解放されません。

本幹は蛇口を閉める入口対策の不妊去勢手術。

収容される命を減らす
殺処分される命を減らす
行き場のない命を減らす
虐待される命を減らす

保護しなければならない命を減らす

その枝葉として出口対策の保護譲渡があるべきなのです。

蛇口を閉めず保護譲渡が先行し、後追いで繁殖制限しているため、様々な弊害が生まれ続けています。

多頭飼育崩壊

飼育放棄

ネグレクト虐待

里親詐欺

幸せ未満のままケージで生涯を閉じる命

そろそろ私たちは、保護を主とした愛護活動が、不幸な命を量産していることに気がつかなければなりません😿


保護譲渡で動物たちの夜は明けない

https://blog.goo.ne.jp/nekoten2015/e/4013ed7a6faaca2e9aec04b6bcc4ad3b

終わらせないことは残酷なこと

https://blog.goo.ne.jp/nekoten2015/e/a8c90bb4afc3c8a6f41caceb1e993e4a

✨保護を必要とする動物のいない未来

https://blog.goo.ne.jp/nekoten2015/e/ebcce27054085a2c09710df13063fb39

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