ねこてん~全ての猫は天使である~

東京都港区青山&ビックサイト周辺にて地域猫活動を行っているボランティア

ピースワンコに関して都民の皆さまへ

2019-05-28 22:45:33 | 2019 虐待収容ピースワンコ


私たちが住み暮らす東京都の話なので、皆さんと情報共有したいと思います。

既に近しい猫ボランティアさんには、周知して頂いています。

また、 6月4日 参議院議員会館にて開催される院内集会で、ピースワンコが取り上げられるとのこと。
(詳細は巻末で ご案内しています)
共催者サイドへ情報提供をさせて頂きました。



最近『高尾山で野犬が増えている』と耳に入ってきました。
イヤな予感しかしない。

ピースワンコの母体で寄付金窓口であるピースウィンズ・ジャパンは、旧サマーランドの敷地を買取り、そこにピースワンコ「あきる野譲渡センター」を設けました。

やはり、保護犬(未手術の可能性大)の逸走はあるのだろう。
そして、譲渡先(里親)からの逃走もあるのだろう。

通常、マトモな団体であれば保護犬がシェルターから、或いは里親先から逃げたとあれば、公的機関に届け、SNS などを駆使し広く呼びかけます。
必死こいて探します。

ピースワンコは一切しません。
管理下から外れた犬には、責任を負わないというスタンス。
これは、例え譲渡したばかりの犬に対してもです。
書類のやり取りが終了すれば即縁切り。

このことは ● 要望しなければトライアル期間なし ● 譲渡後にピースへ返還する場合は30万(違約金扱い?) より見て取れると思います。



ピースワンコから流出した元野犬が周辺に広がり、高尾山に行き着き、やがては溢れていくのでしょうか。

高尾山は都内小学校の課外授業の場になっています。
(私は小4から3度ほど登山)
もしも、子供たちが野犬と遭遇したら…心配です。

高尾山に迷い犬や遺棄犬が入ることは、決して少なくはありません。
ですが、高尾山には ここにしか生息しない動植物があるため、パトロール活動が盛んに行われているのです。



東京では野良犬は見かけません。
都心部では野良猫も少なくなってきました。

それなのに広島県からの野犬をバラ撒かれては、今までの努力が水の泡となります。

多摩の愛護センターへ問い合わせをしましたが「ピースからの脱走は聞いていない」「あきる野市で野良犬の苦情はない」とのこと。

広島県内のセンターからピースワンコへ引き渡される野犬には、マイクロチップが装着されているはず(漏れがなければ)なので、ちゃんと調査すれば出処は判明すると思うのですが。

おーい、東京新聞!
提灯記事ではなくて、コチラの取材の方が重要じゃない?
ナゼ東京で突然に野良犬が増えたのか、読者は知りたいんじゃないの?

おーい、小池都知事!
殺処分ゼロを謳いながら、野犬を製造しているピースワンコを暴いて下さい。
そして、東京から撤収させ出禁にして下さい。

広島の二の舞は御免蒙りたい (ΦдΦ)

*****************

動物愛護法と第二種問題についての勉強会お知らせ

~動物愛護団体の世界に入り込む悪質事業者の実態~
「第二種動物取扱業の問題を考える勉強会」

日時:2019年6月4日(火曜)
場所:参議院議員会館 講堂
   最寄駅 地下鉄 国会議事堂前 または 永田町
   東京都千代田区永田町2-1-1

時間:14時開場 14時30分~17:00時終了予定
参加:参加費無料:資料代1000円 
          info@nipponspca.com まで
   件名:6月4日勉強会
   名前:電話をお知らせください

案内状を返信いたします。
どなたでもご参加できます!
人数把握のためにメールで上記をお送りください。

主催:日本動物虐待防止協会
賛同:人と猫の共生を図る連絡会議
   NPO法人いばらぎ犬と猫
   一般社団法人 人とペットの幸せ創造協会



~関連記事~
ピースワンコへNOと言おう!
ピースワンコ終わりの始まり
動物愛護ビジネスに気をつけて!

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愛猫を迷子にしないために

2019-05-27 20:20:01 | ねこ春夏秋冬びより
再投稿。
まだ5月だというのに猛暑ってドーユーコト?
突然に暑くなった日は、猫さんの熱中症と脱走に ご注意下さい!



〇 脱走について
里親様へ厳重にお願いしているのが「脱走対策」です。

保護猫は、家猫修行をしてから里親様宅へお届けしています。
もう「外へ出たい!戻りたい!」という欲求は無いものと思われます。
故に現状で屋外へ出てしまったら、生きていく術を持っていません。

脱走は人間の不注意で起き、猫には「死」を意味します。
救った命をバトンタッチさせて頂いてますので、くれぐれもご注意の程をお願い致します。

★ドアや窓は開けっ放しには出来ません。
夏の猛暑日は、エアコンを終日稼働となります。
(網戸は爪で破いたり引っ掛けて開けます)
猫の脱走防止術/窓&網戸

★ 室内から脱走の多くは「洗濯物を干したり取りこむ時」「外出へ行く&帰宅した際」に発生しています。
猫の脱走防止術/ベランダ

★ 具体的な対策としては「窓の二重ロック」「玄関へゲート設置」があります。
しかし、どちらも人間側の注意喚起のためとなります。

ゲートは、お出迎えで勢い余って外へ→そのままパニックで逃走防止の一助に。
でも猫はラクラク飛び越えられるため、あくまでワンクッションでしかありません。
猫の脱走防止術/玄関

★ 通院時もお気をつけ下さい。
必ず洗濯ネットへ入れてから、キャリーへ。
キャリー内で暴れないため、診察もスムーズで、待ち時間が長くなっても安心です。
猫の脱走防止術/キャリー



〇 マイクロチップ
イザという場合に備え装着をお薦めします。
有事の際や外出先での迷子などでメリット大。
また首輪は外れる可能性が高いですが、これは失われることのない迷子札です。
マイクロチップ体験記

〇 もしも脱走してしまったら
まずは下記へ連絡を!
★ 保健所/愛護センター
★ 警察
★ ボランティア(元親)
★迷い猫ネット

独りで抱え込まず、ご相談下さい。
一緒にあきらめないで探しましょう!

~関連記事~
猫の脱走防止術/トライアルの巻
猫の脱走防止術/玄関の巻
猫の脱走防止術/窓&網戸の巻
猫の脱走防止術/ベランダの巻
猫の脱走防止術/キャリーの巻
猫の脱走防止術/ドライブの巻
猫の脱走防止術/首輪の巻

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動物利権に加担しないために

2019-05-25 20:50:16 | 奄美ノネコ駆除問題


「奄美大島のノネコ問題」は、云わばサービス問題。
因数分解の中に × ÷ 算で解ける問があるような感じ。
コレが出来ないのであれば、基礎から見直しましょう。

正しい動物愛護を考えるキッカケにして、是非とも明察な知識を次世代へバトンタッチして下さい。

特に犬の愛護の方々、猫と同じ土俵で語られることが多いと思います。
でも、活動の目的や内容は少し異なります。
そのことを知って頂く機会になればと思っています。

あと、TNR は人道的ではないとする獣医師さん、いまさらトキソでノネコ脅威を煽る新聞記者さんも必読ですよ。

数回に渡っての投稿を予定しております。
皆さま、どうか拡散をお願い致します。



〇 10年計画

駆除のため捕獲に10年をかけるのは有り得ません。
私たちは「1匹の未手術メス猫を外へ放り出せば1年後に野良猫は70匹に増える」と注意喚起します。

猫は多産多胎。
今は1回も産ませない早期不妊去勢手術(体重2kg 以上&約生後4ヵ月から)をお薦めしています。
要するに、猫の繁殖スピード拮抗する迅速な対処が必要なのです。

60代女性で「 TNR 年間100頭ぐらいかな」という方は、ザラザーラッといらっしゃいます。
私の師匠は、サビ残当たり前の職務をこなしながら、年間800頭をしたことがあります。
この数字、覚えていて下さいね。

それを奄美では“ 年間300頭目安で10年を費し3000頭 ”って…「なめとんかワレ」な数字。



ココで「自然環境研究センター」の業務やら雇用の拡大など利権絡みであるとサラッと看破しなきゃだわ。

これを踏まえて、どうぶつ基金や文春は調査をし情報発信しています。
それをヘイトだの捏造だの言う人の脳内こそがデマだと思います。



全国で“ 野良猫にも手術しよう ”と広まっていく中で、TNR 活動を先行するべきか否かという議論が持ち上がっています。

TNR が中心にあれば、どちらも正しいのだろうと思います。
私自身は TNR ありきの地域猫活動、地域猫活動のための TNR と考えています。

そして、ワンクール10年としています。
長丁場ですよね。
この期間に協力者を得たり、住民に周知して貰うため広報に務めます。

やはり『一刻も早く手術してあげたい!一匹も不幸な命を増やしたくない!』という気持ちの方が強くあります。

だから、年末年始に(GWでは間に合わない)ホカロン怪獣になって鼻水垂らしながら TNR したり。

餌やりさんが見つかなければ、何ヶ所も掛け持ちでカート引きずりながら給食しました。



奄美の件では、世の中の大多数が犬や猫トラブルの核心は「過剰繁殖」にあるとは理解していないことが判明。
皆さん、無知につけ込まれたのですよ。

ペットの問題を解決するためには、過剰繁殖を食い止めなければなりません。

その対策は、駆除でも保護でもなく「繁殖制限」だけであると認知を広げるために、不妊去勢手術の徹底は最優先されるべきなのではないかと思っています。

駆除の前に 不妊去勢手術(TNR)
保護譲渡の前に 不妊去勢手術(TNR)
地域猫活動の前に 不妊去勢手術(TNR)
餌やり禁止の前に 不妊去勢手術(TNR)
室内飼い条例の前に 不妊去勢手術(TNR)
遺棄虐待に怒る前に 不妊去勢手術(TNR)
殺処分ゼロの前に 不妊去勢手術(TNR)

~関連記事~
奄美ノネコ駆除問題の真相
TNR 活動を否定する人へ
ノネコ問題/TNR は非人道的手段?
奄美自然環境センターの狙い
研究者に騙されるな!ノネコ問題
環境省に騙されるな!ノネコ問題
奄美ノネコ駆除の問題点1
奄美ノネコ駆除の問題点2
奄美ノネコ駆除の問題点3
奄美大島の猫3千匹殺処分計画

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8週齢規制の日本犬除外について

2019-05-24 22:20:01 | 動物愛護法改正に向けて


【 緊急 】日本犬6種だけを8週齢規制の対象外とする動物愛護法改正案に反対します!

コチラをClick!Webよりご署名して頂けます
キャンペーンは終了、署名は提出済です。

保護ねこカフェの「ねこかつ」さんが呼びかけられています。
🔴(拡散)動物愛護法改正に関して、みなさまへのお願い。(切にお願いします)
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
超党派の「犬猫の殺処分ゼロをめざす動物愛護議員連盟」(会長・尾辻秀久参院議員)は22日、東京都内で総会を開き、動物愛護法改正案の概要を公表した。

生後56日に満たない犬と猫の販売も禁止する。
ただ、国の天然記念物に指定されている日本犬6種(柴犬、紀州犬、四国犬、北海道犬、甲斐犬、秋田犬)は洋犬と習性が異なるとして、条件付きで規制の対象外とする。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

サスガに驚きました。
こうきたか!
なんで日本犬だけ!

時間がありません‼
卑怯極まりない😡💢



〈 黒幕とケツ持ち議員 〉
🔴秋田犬保存会
● メール/akitainu@akitainu.sakura.ne.jp

🔴遠藤たかし衆議院議員
(日本維新の会・大阪18区)

FACEBOOK
大阪維新の会問い合わせフォーム

🔴日本犬保存会

🔴岸信夫衆議院議員
(自民党・山口2区)

FACEBOOK
● メール/contact@kishi-jpn.com
● TEL/03-3508-1203(直通)
● FAX/03-3508-3237



譲渡前&早期不妊去勢手術を済ませて12週からにして欲しいと思っているくらいなのに!

ピースワンコに関わり、心の底から思います。
犬の一生には四方八方落とし穴があると。
それは他の動物よりも多く深いと。

ボランティアは、TNRが出来ないから保護活動中心。
繁殖制限は遠くなり医療体制も広がらない。
さらに犬の愛護自体が先細り、ピースワンコの跋扈を許してしまっている。

つまり、犬たちの環境を守るものはメチャクチャ脆弱なのです。
どうか皆さま、お力添え下さいますよう お願い致します🙇‍♀️

~関連記事~
動愛法シンポジウム/8週齡規制

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殺処分ゼロは誰のため/名古屋市の場合

2019-05-22 22:00:13 | ノーキルだけでは救われない命


■ Yamasaki Hiro 氏 Facebook より
「官民ともに処分ゼロのトリックに加担」

名古屋市は、全ての外猫が飼い猫かも知れないという強引な論法で、動愛法35条の規定より独自作成の「要綱」を優先させ、ひたすら外猫の引き取りを拒否している。

問題を先送りしているし、間違いなく名古屋の未来は地獄である。

提訴されたら負けるだろうと複数の政令市のセンター長が言った。
これが全国の調子のいい政令市が処分数を大幅に減らしてきたトリックの一つだ。

そこに、何も知らない無知な全国の愛護市民が名古屋市にふるさと納税をしている。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

動物愛護センター発信の「ふるさと納税」だったら、信用しちゃいますよね。
私は、ミルクボランティアでハネていました。

繁殖制限が先でなければいけません。
ミルクボランティアを募らなくてもいいよう、子猫を産ませない手立てを考えなければなりません。
殺処分ゼロより大切なこと

名古屋市の「外猫完全引き取り拒否」では、既に3年前から地元のボランティアが阿鼻叫喚の中にいました。

「TNR が済みました、地域猫としてお世話しています 」─ そこへ毎日のように新入りの野良猫がやって来たら…たぶん逃げ出します、私。

市で活動する愛護団体とボランティアが、センターに抗議しました。
作業が追いつかない、このままでは街は野良猫で溢れてしまう、と。

センター職員一同は「申し訳ない、ボランティアの皆さんには頭が上がらない」と涙ながらに平謝りだったそうです。



広島県のセンター職員は、ピースワンコへ犬たちを移動する時、地獄の輪禍へ送り出すことに心の傷を抱えるのではないでしょうか。

茨城県センターで、満杯収容の犬のお世話に疲弊し、相談の応答が出来ない日々を送っている職員は、何を想うのでしょうか。

一体全体なんなのでしょう、殺処分ゼロって。
最前線で関わる人も動物も幸せになっていない。
人々の意識も社会も向上しているとはいえない。

動物行政を司る人たちが、動物愛護のことを知らない。
愛護センターが、本来の機能を失っている。
意見や要望を提言するべき国民には、教育がなされていない。

かくして動物は搾取され続ける。
負のスパイラルに巻き込まれ犠牲となる命。




猫は犬と並び愛護動物の代表選手、私たちに身近な生き物。
「処分ありきの駆除」することを許したら、ますます動物たちの命は軽くなるのではないか。

その不安を次世代へ渡すことに、罪悪感はないのでしょうか?
国が行う「弱者切り捨て」を、我が事のように痛みと感じないのでしょうか?

現在我が国の猫は、管理頭数を越えているため、殺処分せざるを得ません。

これを回避するためには「不妊去勢手術の徹底」が最優先される絶対条件です。
これは飼い主のいるいないに関わらずです。


野良猫への TNR は、殺処分を減らす(野良猫対策)ために行政が率先して行うべきだと思っています。

そこまで手が回らず後手になっているのを、見るにみかねて肩代わりしているのだという気持ちもあります。

所有者のいない猫へ不妊去勢手術は、皆さんの「なんか嫌」「責任を負いたくないから」の個人的な感情から否定できることではないのです。

現実、地域猫を行政と協働で進めたり、住民の認知が高いエリアからトラブルは減少し、殺処分ゼロになっています。

それを非人道的だという獣医師がいる…。
自らは何もせずに TNR 反対という自称ボランティアがいる…。
動物たちを苦しめることに対して 息を吐くように「仕方ない」と打ち捨てる人たちがいる…。

これでは、動物行政は利権の巣窟となり、動物愛護は停滞し、いつまでも動物たちは便利な支配できるモノ扱いのままではないですか?

~関連記事~
殺処分ゼロは誰のため/ピースワンコ
殺処分ゼロは誰のため/茨城県の現状

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