ねこてん~全ての猫は天使である~

東京都港区青山&ビックサイト周辺にて地域猫活動を行っているボランティア

大矢裁判と動物愛護法

2017-11-29 18:55:44 | 動物虐待愛好家乂事件

●動愛法について
謎の一割引求刑 は、執行猶予回避策と思いたい。
動物虐待の罰則は懲役2年がMAX。
なぜ短いか?被害にあったのが猫(動物)だから。

本件は、飼い主のいない猫なので「動物愛護法」を持たなきゃ女神テミスには謁見できない。
この動愛法、六法別冊のような扱いになっている。
おまけに袋とじ、知る人ぞ知る裏法律みたいな感じ。

愛護法違反で法廷までいくのが稀、大部分は不起訴。
そして有罪になったとて執行猶予付き、檻の中へ入った人は誰もいない。

里親詐欺虐待事件では、詐欺罪を加え懲役3年、これは愛護側の大勝利と言われた。
それでも執行猶予5年、犠牲になったのは子猫ばかり、この事件を契機に譲渡条件は厳しくせざるを得くなった。
■動物愛護法をもっと知ろう!


●動物虐待は犯罪!
駆除をしても畑へ戻り手を噛まれた...猫が嫌いな理由にはなるだろう。
虐待動画を見ての鬱憤晴らしで、済ませられなくなった過程を知りたい。
実際に手を下したら「犯罪」なのだ。
地位も名誉も家族もいる...なぜ立ち止まれなかったのか。

恐らく野良猫だから誰も困らない、バレないだろうが、心中に大きくあったと思う。
裁判では、この辺りを聞き出して欲しかった。
犯罪に手を染めているという自覚があったか否か。


●抑止としての実刑
公判日にTwitterで情報を得ていると「動物虐待愛好家」の煽りも散見する。
なんとなく図式は理解できるが、同時に哀れだとも思う。

他者の苦悶の表情に愉悦を感じる輩がいる、社会から疎外され悩みを抱えていただろう...ようやく辿り着いた居場所を失ったことへの逆ギレ。

コミュニティの仲間が、罪を犯す現場を眺めていてSTOPと言えなかったのか。
挑発し罪を重ねていく果てに、何があるか考えは及ばなかったのだろうか。
近所で見知っている動物が、バーナーで焼かれていても笑っていられたのか。

虐待愛好家が境界線を越えず、踏み止まるよう実刑判決を!
大矢被告にこそ、社会的制裁が必要なのではないだろうか。


確かに野良猫の命は驚くほどに軽い、殺処分費用78円 だ。
でも猫たちに罪はない、あるとすれば捨てたり増やした人間サイドにある。
そして皆、飢えと寒さに耐えて一生懸命に生きているのだ。

その命を慈しみ守ろうとする人がいる、22万人以上も。
過去の例から鑑みれば、実刑は厳しい。
12月12日、執行猶予なし実刑判決が下されたならば、それは22万筆以上集まった署名の力こそだと思う。

この国の動物たちの未来
が、かかっています。
どうぞ皆さま、力添えを宜しくお願い致します
(^_ _^)

✧\\\(۶•̀ᴗ•́)۶////✧
署名運動 締め切り

12月6日(土)必着

〇紙での署名
「猫の郵便 プラットフォーム」
第1回 / 5,035 筆
第2回 / 9,026 筆
第3回 / 11,299 筆
第4回 / 9,928 筆
第5回 / 6,068 筆
第6回 / 4,374 筆+795筆
駆込み / 3,367 筆
☆集計 /57,245 筆(11月26日 現在)

〇紙署名の手引き
★「代筆」「メール添付」は ('ω'乂) ダメー!
★小中高生18歳未満の方のご署名大歓迎です。
★外国人の方(日本在住を問わず)もOK!
★訂正は二本線で、修正ペンNG。
★ご家族の住所記載「同上」可。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんばんは (港町のカフェテリア・Chochin)
2017-12-01 04:37:29
こんばんは。
大阪でも猫がエアガンで撃たれる事件がありその動画が公開されていますが、
ネットでは大矢事件と同様にその行為を擁護する意見が多々寄せられているようです。
本当に情けない限りです。
有名無実の「動物愛護法」では限界があるかもしれませんが
今後においてこんな悲惨な事件が続発するのを防ぐためにも
もっと厳しい罰則に改めるべきだと思っています。
ちいさな命も大切な命、こんな事件を絶対に許してはなりません。

特に、今回は大矢被告に社会的な地位である税理士という資格を与えた
日本税理士会連合会には即刻に彼の税理士資格をはく奪してもらいたいものですね。

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Re:こんばんは (nekoten2015)
2017-12-01 17:48:21
コメントをありがとうございます。

大矢被告は、識者によると残念至極ですが、執行猶予有りで実刑には及ばない見込みです。

2年で求刑+検察が「凶悪かつ反省がないから足りん」と述べてくれれば可能性があったらしいのですが。
2年未満で初犯だと厳しいとのこと。

野良猫に限らず動物虐待は、ニュースになるのはごく一部で、どこでもいつでも起きています。
立件が非常に難しく、確たる証拠がなければ警察も動いてくれません。
また加害に及ぶ者は、未成年や住所不定である場合が多く、うやむやになってしまうケースがほとんどなのです。

大矢のような確信犯、しかも楽しむための虐待殺傷...本件で実刑が下されなければ、ストッパーは外れたも同然です。
動物愛護法は、動物を守ってはくれないということになります。

大矢被告の税理士資格は、現在は起訴により業務停止。
懲役で3年間また執行猶予中は、登録抹消になります。
言いかえれば、3年後に再登録をし税理士として働けるわけです。

悔しくて悲しくて...泥水の中でもがいているような気分です。
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