■ 週刊文春「奄美大島 世界遺産ほしさに猫3千匹殺処分計画」
ねりまねこ さんに限らず、ほとんどの猫ボランティアは、奄美大島のノネコ駆除のことを案じています。
なぜならば私たちは、世間から疎まれ、過酷な環境で生きていかなければならない野良猫を減らす活動をしているからです。
ノネコとは環境省が駆除のために設けた定義が曖昧な名称。
常日頃、私たちが向き合っている野良猫と変わりはありません。
「生態系を保全するための捕獲保護」とはなっていますが、何千頭も山の中で暮らしていた猫を譲渡することが可能だとは思いません。
理由なき殺処分ありきの計画だと思います。
計画推進派の方々は、猫擁護が情報操作をして、地元をバッシングしていると言います。
私は、そんなことは当然のことだと思います。
これで殺処分が始まり、世界遺産に登録したならば、猫たちの命の犠牲にしたと何十年も言われ続けると思います。
むしろ その覚悟がないことに腹が立ちます。
そもそも、身近な生き物である猫を殺さなければならない程、野放図に過剰繁殖してしまったのは誰なのですか?
本当にノネコを駆除すれば、生態系は守られるのでしょうか。
人間の尻拭いで不必要とされた命を奪うのは、最善の策なのでしょうか。
この辺りを「小の虫を殺して大の虫を助ける」「国や偉い学者が決めたから」としてしまわないで下さい。
殺される命を必ずや未来に繋げて頂きたいのです。
二度とこのような事態を迎えてはなりません。
その責任が奄美大島の人たちにはあります。
🔵どうぶつ基金とゴールゼロ
2つの団体は「なんとかしたい」と助力しアクションを起こしています。
実際に、繁殖制限の実施や関東への譲渡をしています。
なぜ、重箱の隅をつつくように叩くのかが解りません。
本来ならば協力体制を築くべきではないでしょうか。
自分の主義主張と異なるから排除したいという風に伺えます。
これらの誹謗中傷は、いわゆるネット愛護活動家からの発信。
私、こんなに強固に不妊去勢!としてても、譲渡前手術しないことも、出産させて里親探しの経験もあります。
TNR に至っては老猫不必要論者(周りに却下されるが)です。
やっぱり、生き物だから理屈では推し量れないですよ。
知識だけじゃ助けられない部分があると思います。
野良猫の行く末を考える人は、まだまだマイノリティ。
環境省の振る旗に乗せられたら、彼らの命の尊厳は守れなくなるのでは…私はそう考えます。
🔵野犬とは違う
Twitter から
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猫がかわいそうというのは分かる。
自分も無類の犬好きだが、子供の頃に仲の良かった野犬たちも狂犬病予防対策でみんな捕獲処分された。
かわいそうだが仕方ないこともある。
ここは日本だから。
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法律で定められている狂犬病予防のための野犬捕獲と、奄美のノネコは問題の焦点が全く異なります。
ノネコは人命への脅威はありません。
「仕方ない」「日本だから」で済ませることは、人間として出来ません。
私は、今まで罪もないのに灰にされた何百万という命、野犬狩りで失った名も無き命を不可避と思ったことはありません。
だからこそ、処分せざるを得ない命を生まないように不妊去勢ファースト、そして、狂犬病予防を徹底し野犬を放置してはならないと声を上げています。
人間の都合で容易く運命を変えられてしまう動物をなくそうと ─
動物たちが生きやすい世の中は人間にも優しいはずと ─
社会の仕組みを変えたいと活動している人たちがいることを忘れないで欲しいと思います。
〈 ねりまねこ 奄美ノネコ駆除問題 〉
■1週刊文春「奄美大島 世界遺産ほしさに猫3千匹殺処分計画」
■2多額の税金でネコの駆除を行う
■3猫を合法的に殺せる
■4ノネコを生かす?殺す?
■5弱い者同士争わず、知恵を出し合う
■6奄美は東京から近い!
■7「しっぽの声」
■8ノネコ管理計画の見直しもあり得る
■9奄美の猫を全国で救う
■10ノネコのために私達にもできること
■11奄美大島ノラ猫大論争
■ 奄美大島「世界遺産」ほしさに猫3千匹殺処分計画
~関連記事~
■ 奄美ノネコ駆除の問題点1
■ 奄美ノネコ駆除の問題点2
■ 奄美ノネコ駆除の問題点3
■ 日本にノネコなんていないもん
■ ネコとノラネコとノネコと
■ ノネコってナンだ?
■ 奄美大島の猫3千匹殺処分計画
【 ねこてん 公式HP 】
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