ねこてん~全ての猫は天使である~

東京都港区青山&ビックサイト周辺にて地域猫活動を行っているボランティア

梅の花と猫の堕胎手術

2021-01-25 22:05:00 | 不幸な命を増やさないために
2月は犬猫の不妊去勢手術強化月間。
また2月最終火曜日は世界犬猫の不妊去勢手術の日です。



ご機嫌でグーパーを繰り返している猫さん、思わず見惚れちゃいますよね。
コチラも幸せ気分になり、よく歌っておりました。
「梅の花~開いて閉じて~咲きましたッ♪」

寒い日が続き春が待ち遠しくなった頃、ふとポカポカ陽気になることがあります🌞

猫は過ごしやすくなると本能的に発情期を迎えます。

野外で子猫を産ませないために!
子猫の季節を迎えないために!
野良猫を増やさないために!

紅葉の頃から梅の花開くまでの時期に、TNRを行うのが、猫に負担が少なく費用対効果が高い😊

🐱最も効果的なTNR 冬の陣



TNRだけではなく、愛猫さんにも梅の花がほころぶ前に不妊去勢手術を済ませて下さい。

個体によっては生後4ヶ月ぐらいから妊娠します。

今までの生後6ヶ月を待ってからでは、間に合いません。
初回の発情を迎える前に不妊去勢手術を!

早期に手術を施すことにより、猫への身体的&精神的負担は軽減できます。
🔻早期不妊去勢手術のメリット



私の利用している動物病院では、猫の体重が2kgを超えたら手術OK。
🔻早期不妊去勢手術は1kg以上から施術可能な病院もあります。
獣医師に ご相談下さい。

月齢では生後5ヶ月までを目度にしています。



🔻TNRなど野外猫の場合

皆さん、猫の繁殖期は春先というイメージがあるのではないでしょうか。
実は桜🌸が咲くと出産シーズンたけなわ。
その前に蛇口を閉めなくてはなりません。

🐱近所で見かける耳カットのない野良猫さん
🐱自宅敷地内で給餌をしている外猫さん

「発情しているみたい」「妊娠しているかも」と感じたら、早急に不妊手術をするため捕獲をして下さい。
交尾の場面を確認しない限り判別は難しいです。

私の経験でも、TNRのつもりが手術したら胎児がいたというケースがほとんど。
妊娠をしていたら、胎児ごと子宮を取り除きます。

費用は不妊手術代+5千~1万円ぐらい
✴供養は病院で相談して下さい
提携しているペット霊園を紹介してくれることも
✴通常の不妊手術と同様に退院可能


飼い猫・保護猫・リリース、いずれの場合も堕胎手術後は、食欲や排尿便の経過観察が必要です。

殺処分される命の大半が赤ちゃん猫。

早期不妊去勢手術で1度も産ませないことが、
不幸な命ゼロへの道です。



中絶なんてヒドイ!かわいそう!と思われるならば、事前に早々に計画して下さい💧

早期不妊去勢手術は堕胎手術を回避できる選択でもあります。
待たなくていいから間に合います。

産ませることは増やすこと。
産ませることは殺すこと。

もしも、生まれたのが4匹だったとしましょう。
この4席、本当に困っている助けを必要としている子、命の期限がある子のイスを奪ってしまいます。

現在この国では、猫を飼える家庭の数より、はるかに猫の頭数が多いのです。
世の中に不幸な命は溢れています。
処分せざるを得ないほどに。

梅の季節を迎える前の早期不妊去勢手術に ご協力下さいますよう お願い致します🙇‍♀️



💟愛するペットへ3つの大切な約束💟
〈室内飼い/飼い主の責任〉
地域住民として守るべきルール

〈不妊去勢手術/飼い主の義務〉
1度も産ませないように
最初の発情期を迎える前に

〈終生飼養/最期の看取りまで〉
人間と異なり犬猫は自立して生きてはいけません
極端に言えば彼らを残しては死ねません

~関連記事~
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【 ねこてん 公式HP 】

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