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東京都港区青山&ビックサイト周辺にて地域猫活動を行っているボランティア

紫友会問題/所有権の蹉跌

2020-04-02 22:55:00 | 虚飾の紫友会


紫友会は、活動継続が難しい局面に立たされています。
愛護センターと軋轢を自ら作り、墓穴を掘った結果。
所有権を蔑ろにしたレスキューを続け、反省なく突っ走った報い。

この動物愛護を利用する邪悪な団体を生み出したのは、無責任な「救ってくれてアリガトウ」の声でした。

二度と繰り返さないために、何が問題だったのかを考えていきます。



虐待されているペットを目撃したら

レイちゃん強奪が報道された後「救ってくれてアリガトウ」の嵐へのアンチテーゼ。

16年も犬と共に過ごした人をワンシーンだけで、犯罪者のように糾弾することは正義なのですか?とクールダウンを呼びかけています。

動物愛護の世界は、とにかく狭い。
長年、箱庭の中で優位性を競い合うを続けてきました。
近年、この小さく仕切られた風通しの悪い領域に興味を持つギャラリーが現れ始めます。

ネット愛護家です。
この人たちの多くは無責任。
自身の感情を満たすために動物愛護を消費しています。

必ず自戒をして下さい。
紫友会を盲目的に擁護したことで傷ついた命があります。
支援要請を拡散したら、寄付金詐欺に加担したも同然です。

他人様の所有物を奪取せよと囃し立てたりすること、私には恥ずかしくて出来ません。
モラル以前、常識を逸脱しています。
取り返しのつかない事態を招いたことへ改悛の情がありますように🙏

長い間、実際の愛護活動情報は遮断されていたということを ご理解下さい。
これが社会と現場の乖離です。

故に、私たちのこれからの課題は、外側へ動物たちの声なき声を届けること。
命あるものとして尊厳を与えられず、虐げられ蝕まれる現状を伝えること。



ペットの所有権について

動物は民法上「物」であり、飼い主の所有物となります🐶🐱
我が国で所有権は絶対。
だからこそ、慎重に時間をかけて、飼い主である人に心を寄せなくてはならないのです。

動物に対しての正しい情報を伝えていくのも愛護活動にとって重要なこと。

紫友会の問題は所有権が発端。
本来は、正確な知識を提示しなくてはならない愛護側が、世間の無知を利用したことで暴走が始まりました。

我が国で所有権は人を守るためのもの。
例外なく行使されます。

「虐待から救うために所有権を奪うべき」これは間違いです。



めぐちゃんとレイちゃん

遺棄されためぐちゃん。
救われ幸せに暮らしていた日々を壊したのは飼い主からの強制執行でした💧

虐待動画が拡散されたレイちゃん。
紫友会に強奪され、飼い主の元に戻ってきたのは遺骨でした💧


めぐちゃんは雨の中、遺棄されました。
手を差し伸べ、家に迎え入れ過ごした家族が裁判で敗訴し、めぐちゃんは強制連行されました。
所有権を主張し、余生僅かな犬を取り戻す行為に愛情があるとは思えません。



アニマルホーダーという病気

動物愛護は社会の仕組みを変えていく活動でもあります。
しかし、ホーダーは病気との戦い。
その認知がされていないため対策もないというのが現状です。


アニマルホーダー北口事件。
多くの人々の数年来の努力が実り、立件に結びつきました。
しかし、センターに一時預かりになっていた北口のペットたちは返されてしまったのです。
これは地獄へ送るも等しいこと。

警察も行政も愛護関係者も八方手を尽くしましたが、法律の前には為す術がありません。

愛情がなかろうが虐待されていようが、たとえ命の危機に直面していても、所有権は遵守しなければなりません

ましてや、適正管理の目安がありません。
我が国では動物虐待の定義すら決められていないのです。
だからこそ、法を守りながら最善策を得る。

所有権は人のための権利。
だからこそ、動物を守るためには人と対峙しなくてはならない。

紫友会のようなルール無視、動いたもの勝ち、救えばさえ良いというのはタブー。
だからこそ、全国から問題視され批判がある。



見捨てられた小さな命

所有権放棄されないために失われた命があります。
現在も私たちの手が届かず不幸なままの命があります。
それを是正しようと戦っている人たちがいます。

東日本大震災での経験から、権利放棄のナーバスさは、愛護活動者間では共通認識となっています。
ようやく、ここにきて所有権の壁を動愛法改正で風穴を空けようという動きが出てきました。

具体的には、有事の際に「緊急避難」を可能にすること。
また、北口のようなアニマルホーダーには「飼育禁止」を用いなければ命は救えません。



紫友会がアンフェアな理由

他県の民間団体が、トラブルになっている動物の所有権を独断で移すこと自体が、フェアではありません。

レイちゃんは、飼い主宅に乗り込まないで京都センターへ連絡し、広島に連れ帰らず地元の行政に委ねるべきでした。
紫友会は、公共機関との連携しないことで不祥事を引き起こしています。

よく命あるものが所有“物”なのはおかしいと議論になりますが、民法を変えるのは法体系全体を見直さなくてはならず、一朝一夕には成りません。

皆さん、お気づきでしょうか。
動物虐待を立証するのは難しいのに対して、所有権は確固たる行使力があることに。

民法と動愛法の隔たりがあり、これが人と動物の命の格差に繋がっていることに行き着いて頂きたいと思います。

今、その不整合を正そうと、法や社会を変えようとしている過程なのです。
その中で、愛護団体が社会規範を踏みにじり、自分勝手な思惑を押し付ければ、どうなるでしょう。

いつまでたっても動物たちは、社会の枠外に置かれたままになるのではないでしょうか。

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