ねこてん~全ての猫は天使である~

東京都港区青山&ビックサイト周辺にて地域猫活動を行っているボランティア

里親条件の内情/保護主と預かり

2017-08-20 20:30:42 | 譲渡条件がシビアな件

🍀2015年6月保護のアメちゃん♂
他団体に里親様探しを委託したため近況が不明…どうしているかな?

一匹の猫を里親様へ譲渡するまでには、多くのボランティアが関わっています。

保護主とは、文字通りその猫を保護した人。
譲渡書類では「元親」と記されます。
保護主は譲渡されるまで、当該猫に対して一切の責任と権利(所有権)があります。

🌟保護主
近所の公園で鳴き続けている子猫を保護したけれども、自宅には病気の猫がいるので、家に入れることが難しい。

🌟預かりボラ
預かり可能なボランティアへ相談。
本当の家族が見つかるまで、一時的に室内飼いを。
家猫修行をしながら里親様探しをします。

その他、地域猫を毎日お世話している給食ボランティア・トラップを貸し出したり捕獲をお手伝いするTNRボランティア etc に支えられ保護活動が成り立っています。


2015年6月保護のグルグリちゃん♀

で、ここからが本題。
里親様からお申し込みを頂くと、関わった人に承認を取るわけなのですが、保護主が「NO」と言えば、そのお話は破談になってしまいます。

保護主がボランティアでない場合もあり(保護依頼者=保護主)、実際に里親様とやり取りしないこともあるため、微妙な温度差が生まれ揉めることも。

これは、どこの団体でも抱えている事案で、里親様とトラブルになりやすかったりします💦

最近は、譲渡会でも「保護主の意向でご希望に添えない場合があります」とポスターに記載されてたりします。

私が現在活動をしている有明西ふ頭公園の給食スタッフは、里親様探しに関しては一任して下さっているのでノープロブレムです🤗



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