2018/9/18の記事を再投稿。
7歳のお子さんの手からなる絵本。
学校の先生は読んで思わず涙したそうです。
■ 澤木崇氏Facebook/子供も知ってる子犬工場
ペットショップの犬やねこたちのお母さんは
かわいそうな思いをしている。
せまいおりの中にいて、
うんちやおしっこまみれのところにいて、
ごはんは少ししかもらえない。
みんなそとも見えず、
しぬまでそこにいる。
それは、なん年もなん年も。
こどもをうめなくなったら ころされてしまう。
でも その犬たちをたすけて
ほごしてくれる人がいる。
ほごされた犬は ほご犬と言う。
ぼくのいえにも ほご犬がいる。
ガリガリにやせて、はもぼろぼろ。
目も白いろっぽい。
こえもとられて でない。
ほごしてくれる人がいなかったら、
しんじゃてたかもしれない。
はじめていえにきた時、こわかったから
ガタガタふるえて うごけなかった。
音にびっくりしてにげた。
かわいそうだった。
はじめてさんぽした時、1ぽもあるけなかった。
そともみたことないから こわい。
だから なにも分からないから あるけなかった。
ぼくが いっしょにあるいて、
いろんなことを おしえてあげた。
今はあるけるし、
よろこんで しっぽもふるし、
とびはねたりできる。
そして今は名前がある。
栞音(しおん)と言う名前をつけた。
でも まだペットショップがあると
かわいそうな おかあさん犬がいっぱいいる。
名前もなくて、せまくて きたないところで
くるしんでいる犬たちを たすけてあげたい。
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絵が素晴らしい!字もキレイ👏
何より、栞音ちゃんへの優しい想いに心打たれました。
何より、栞音ちゃんへの優しい想いに心打たれました。
ありがとう😊
栞音ちゃんとのお話、また描いて下さいね。
栞音ちゃんとのお話、また描いて下さいね。
子どもの真実を見つめる視線に感動させられました。
この お子さんは、ペットショップがある限り、その裏には悲しい命がいるのだと理解しています。
ずっと私たち大人は「ウチのペットは幸せだから良い」「ペットを捨てる人が悪い」で思考をストップしてきました。
野良犬・猫や子犬工場の辛い環境で生きている命には目を向けないように。
「命は平等であり大切」と子どもたちへ説きながら。
『子犬工場』大岳美帆/WAVE出版
商品として扱われる犬の命を子どもたちと一緒に考えてみませんか?
大人たちは、命が売られ簡単に買えることの奇妙さに、薄々は勘づいているはずです。
でも、その気持ちにフタをしてはいないでしょうか。
「私ひとりが異を唱えてもどうにもならない」
「関心がないので想像するの面倒くさい」
「店があって販売されているんだからイイじゃん」
子どもが知っている悲劇に、まだ見て見ぬふりし続けますか?
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