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殺処分の仕組み マングースとノネコ

2020-02-03 23:15:00 | 国が外猫を殺す理由
我々は、あらためて考えるチャンスを与えられているのかもしれません。

■殺処分の仕組み 2つの証言
https://blog.goo.ne.jp/nekoten2015/e/d5aa498383b5089746b3816605b6e4ef



人間により遠い地から連れてこられ、
ハブやネズミ対策として放たれ、
増やされ侵略的外来種と決められ、
何年にも渡って殺され続けたマングース。

多額の税金を使い、2万数千の命が奪われました。
奄美大島では、2018年4月の1匹を最後に捕獲ゼロ。

環境省が、2000年より始めた鹿児島県奄美大島でのマングース防除事業が終了するとのことです。

18年度から検討を始めているマングース根絶の確認手法について数理モデルを構築して根絶達成確率の算出・解析を試行
身勝手な線引きによる責任なき殺生を成果にしてよいのでしょうか。
こうして殺処分による恩恵は作られていきます。

少し前、ノネコ管理計画には、これだけの人が関わっていますというリストがメールで送られてきました。

○○協会や△△研究会といった名称がズラリと並んでいます。
新聞記事の画像からも、多くの人が参加しているのが分かりますね。

環境省傘下にある多数の組織、その得票数と税金流用の利権を固守する力。

20年の間にマングースを殺す事業は、拡充し構造を固め成立をしています。

動物利権は、大昔からあり、私たちの目には触れず木の根のように張り巡らせているのです。

殺処分、生体販売、動物実験、畜産etc.



しかし、奄美のねこに関しては、難攻不落と思われた殺処分システムに綻びが生じました。

それは時代が変わり、社会風潮が動き、人々の意識が変化したことで もたらされたのではないでしょうか。

私は、マングースの命に対して、人間が責任を負わなかったことに、恐ろしさを感じます。

そう、マングース根絶することには、奇妙な高揚感が伴っていたのです。
奄美大島のように大きな島での完全排除が達成できれば、世界初の快挙となり、今後の外来哺乳類対策の大きな後押しになるでしょう!

そして、殺戮する欲望のまま、猫へ白羽の矢を立てます。
これが破綻の始まり。

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週刊文春「猫3000匹殺処分計画」を取材執筆された笹井恵理子ジャーナリストによる最新のノネコ問題記事。
是非とも、ご一読下さい🙇‍♀️

世界遺産バブルに乗じた殺処分利権を死守したい環境省の非科学的な言い訳。
またコメント欄の高圧的な誹謗中傷に ご注目を。

動物の命を搾取する人間の浅ましさ😿
変えましょう‼


捕獲頭数は、当初の見込みより大幅に下回り、あまみのねこひっこし応援団を始め、譲渡認定者の死に物狂いのレスキューによって殺処分ゼロ。

里親募集される奄美のねこは、想像したノネコとは天と地ほど異なりました。

皆んな、居場所を追われ遠路はるばる連れ出されたことを微塵も感じさせず、即フレンドリーな大らかさ。

今までの保護活動を覆されました。
同時に、奄美大島の人たちと猫の深い絆を思い知りました。

1月、駆除処分目的で捕獲された奄美のねこの半分が、公費により不妊去勢手術を施された🌸さくら耳でした。

猫は人と共に生きる命。
共に生きるための施策を。

■外猫を増やして殺したい国

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