=改正動物愛護管理法を考えるシンポジウム
2018=
10月4日 衆議院第一議員会館にて、杉本彩さんが理事長を務めるEva主催で行われたシンポジウムのレポートです。
動愛法改正の議題に上がっている問題点を実例をもとに検証していきます。
★ 福井県/子犬工場
★ 滋賀県/めちゃさわれる動物園
★ 福島県/犬26匹連続遺棄
★ 広島県/ピースワンコジャパン
■ 動愛法シンポジウム/8週齡規制
本年3月に福井新聞で報道された、このすし詰め画像に驚いた方も多いのではないでしょうか。
■ 杉本彩さん「子犬工場」に怒り!
これはプールと云われ、コンクリート打ちっぱなしで、ここへ放水し糞尿などを洗い流すらしい。
この施設では温度調節はされておらず、屋外と同じ室温だそうです。
福井です、なのに冬でも冷たい水ぶっかけられ放置されています。
「福井の子犬工場」の最大の問題は、これ以上はないだろう劣悪環境でも、動物虐待とは認められず「不起訴」だということ。
■ 不起訴!命が助からない仕組み
そして1頭も助けられず、経営者は何ら責任を負うこともなく、パピーミルを継続できるのです。
ナンなのでしょうね...ため息しか出ない。
パピーミルの子たちは、散歩はおろか外の空気に触れることもありません。
休めるベッドどころか自身の居場所さえありません。
名前もなく優しい言葉をかけられず、誰に助けを求めることも出来ず、この世を去ります。
■ 子どもが教えてくれたパピーミル
こんな残酷な仕打ちをしているのは、私たち人間です。
なんとか、私たち人間の手で止めなくてはなりません。
しかし現行法では、子犬工場を廃止することは難しい...私たちに可能なのは「ペットショップで買わないで」と訴えることぐらいです。
せめて、生き地獄から1頭でも救い出してあげたい...それさえも叶わないのが、我が国の現状です。
告発した「日本動物福祉協会」とこの案件で連盟した「NPO法人 犬猫を救う会」 から。
※日本動物福祉協会は、昨年の栃木県矢板 引き取り屋の告発にもご尽力して頂いています。
また、最後に「不起訴不服の署名のお願い」をご紹介します。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
当初は358頭を2名の飼育員で管理。
給仕は1日1回で、撮影をしていても犬の首根っこを掴みケージに投げ入れる行為をしている。
飼育者は、それが虐待だとは考えていない、そのため日常的に行われている。
現場に獣医師3名が同行し、虐待との判断が無視された形となっている。
福井県も動物虐待にあたらないと見解、その理由についての回答は得られず。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
矢板の件も「これが動愛法違反でなくてなにが違反なのだ!」との獣医師の意見は通りませんでした。
まるで、検察では動物事案は不起訴にするという暗黙のルールがあるかのよう😩💨
〈 現行の問題 〉
⭕️管轄する自治体の対応が遅く、事態が悪化してから問題が露呈している。
⭕️動物虐待の解釈・定義が獣医学や民意と法律が解離している。
ネグレクトは虐待とされにくい。
⭕️獣医師など専門家の意見が反映されにくい。
⭕️警察・検察を含めた行政機関が虐待の判断に困った時に頼れる専門的な相談機関がない。
⭕️現行法では動物虐待で人間を罰することは出来ても、所有権が強いため虐待されている動物を救助できない。
〈 動物虐待を取り締まれる社会の実現 〉
🔵未然に防ぐこと
➡第1種動物取扱業者の許可制および第2種の登録制
➡一般飼い主を含む飼い主責任の強化
🔵早急対応で被害を最小限にすること
➡明確かつ具体的な飼養管理基準の作成
🔵虐待を虐待として取り締まる
➡動物虐待、特にネグレクトのより具体例を作成
➡獣医師などの役割を法律に明記する
🔵虐待を受けている動物を速やかに救助できる体制
➡一時緊急保護
🔵再発を防ぐ
➡飼育停止、または禁止命令
動物虐待を防ぎ、
動物虐待を取り締まり、
虐待を受けている動物を救助できる法律へ!
動物愛護法 44条2項違反(ネグレクト)の適正な運用と起訴を求めます!
2018=
10月4日 衆議院第一議員会館にて、杉本彩さんが理事長を務めるEva主催で行われたシンポジウムのレポートです。
動愛法改正の議題に上がっている問題点を実例をもとに検証していきます。
★ 福井県/子犬工場
★ 滋賀県/めちゃさわれる動物園
★ 福島県/犬26匹連続遺棄
★ 広島県/ピースワンコジャパン
■ 動愛法シンポジウム/8週齡規制
本年3月に福井新聞で報道された、このすし詰め画像に驚いた方も多いのではないでしょうか。
■ 杉本彩さん「子犬工場」に怒り!
これはプールと云われ、コンクリート打ちっぱなしで、ここへ放水し糞尿などを洗い流すらしい。
この施設では温度調節はされておらず、屋外と同じ室温だそうです。
福井です、なのに冬でも冷たい水ぶっかけられ放置されています。
「福井の子犬工場」の最大の問題は、これ以上はないだろう劣悪環境でも、動物虐待とは認められず「不起訴」だということ。
■ 不起訴!命が助からない仕組み
そして1頭も助けられず、経営者は何ら責任を負うこともなく、パピーミルを継続できるのです。
ナンなのでしょうね...ため息しか出ない。
パピーミルの子たちは、散歩はおろか外の空気に触れることもありません。
休めるベッドどころか自身の居場所さえありません。
名前もなく優しい言葉をかけられず、誰に助けを求めることも出来ず、この世を去ります。
■ 子どもが教えてくれたパピーミル
こんな残酷な仕打ちをしているのは、私たち人間です。
なんとか、私たち人間の手で止めなくてはなりません。
しかし現行法では、子犬工場を廃止することは難しい...私たちに可能なのは「ペットショップで買わないで」と訴えることぐらいです。
せめて、生き地獄から1頭でも救い出してあげたい...それさえも叶わないのが、我が国の現状です。
告発した「日本動物福祉協会」とこの案件で連盟した「NPO法人 犬猫を救う会」 から。
※日本動物福祉協会は、昨年の栃木県矢板 引き取り屋の告発にもご尽力して頂いています。
また、最後に「不起訴不服の署名のお願い」をご紹介します。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
当初は358頭を2名の飼育員で管理。
給仕は1日1回で、撮影をしていても犬の首根っこを掴みケージに投げ入れる行為をしている。
飼育者は、それが虐待だとは考えていない、そのため日常的に行われている。
現場に獣医師3名が同行し、虐待との判断が無視された形となっている。
福井県も動物虐待にあたらないと見解、その理由についての回答は得られず。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
矢板の件も「これが動愛法違反でなくてなにが違反なのだ!」との獣医師の意見は通りませんでした。
まるで、検察では動物事案は不起訴にするという暗黙のルールがあるかのよう😩💨
〈 現行の問題 〉
⭕️管轄する自治体の対応が遅く、事態が悪化してから問題が露呈している。
⭕️動物虐待の解釈・定義が獣医学や民意と法律が解離している。
ネグレクトは虐待とされにくい。
⭕️獣医師など専門家の意見が反映されにくい。
⭕️警察・検察を含めた行政機関が虐待の判断に困った時に頼れる専門的な相談機関がない。
⭕️現行法では動物虐待で人間を罰することは出来ても、所有権が強いため虐待されている動物を救助できない。
〈 動物虐待を取り締まれる社会の実現 〉
🔵未然に防ぐこと
➡第1種動物取扱業者の許可制および第2種の登録制
➡一般飼い主を含む飼い主責任の強化
🔵早急対応で被害を最小限にすること
➡明確かつ具体的な飼養管理基準の作成
🔵虐待を虐待として取り締まる
➡動物虐待、特にネグレクトのより具体例を作成
➡獣医師などの役割を法律に明記する
🔵虐待を受けている動物を速やかに救助できる体制
➡一時緊急保護
🔵再発を防ぐ
➡飼育停止、または禁止命令
動物虐待を防ぎ、
動物虐待を取り締まり、
虐待を受けている動物を救助できる法律へ!
動物愛護法 44条2項違反(ネグレクト)の適正な運用と起訴を求めます!