ねこてん~全ての猫は天使である~

東京都港区青山&ビックサイト周辺にて地域猫活動を行っているボランティア

東京キャットガーディアンのこと

2019-11-07 22:30:00 | アニマルホーダーと多頭崩壊
2019/6/19の記事を加筆して再投稿

Twitterのフォロワーさんから、TCGが訪問譲渡していないことに不審の声が上がりました。

実はかなり前から、東京の猫ボラさん間では問題視されていたのです。

里親詐欺を未然に防ぐため、必ず自宅訪問し、飼育環境を確認してから譲渡を!


NPO法人東京キャットガーディアン告発サイト

「東京キャットガーディアンについて お伝えしたい真実」として猫の保護団体が内部告発されました。

率直に「これで告発されちゃうんだ」が最初に感じたこと。

おそらく、3桁の頭数を抱えている団体は、これ以下はあっても これ以上はないです。
ガーディアンは、早期不妊去勢提唱なので、譲渡前手術は 100 %だと思います、何処ぞのピースワンコと違って。

つまり、100 匹以上って単純に管理するのは無理。
ちょっと考えれば解ることだけれども、ナゼか人は思考停止に陥り「猫を引き取ってくれる便利な所」とだけ認識しちゃいます。


ちなみに、公表収容80頭っていう施設メチャ多い。
この辺りがボーダーライン?
いや、危険水域だろうなと思っています。

過剰収容でパンク寸前だと譲渡を急ぎます。
条件を下げたり、プロセスを抜いたり、保護猫の世話が行き届いてなかったり。

これがリターンや譲渡率を下げ、崩壊へ向かっていきます。
やっぱり、一番かわいそうなのは動物たち😿



「東京キャットガーディアン告発サイト」について
キャットガーディアン代表から告発を受けての説明。

告発されたのは運が悪いになっています。
根本的な問題には気が届いていないので、たぶん改善も上滑りになります。

それよりも、ココは自宅訪問しないで保護猫を譲渡している方が心配でした。

里親様の自宅にお伺いして、ケージの位置や給餌&トイレの場所を確認し、脱走対策を万全にチェックしても、トラブルは起きるので。

🔻出来るだけ ご家族全員の在宅
🔻迎える準備の状態
ケージ・トイレ・フード・水入れなど…
これらが無いと猫さんを置いていけません🙀

ご病気や多忙で訪問が難しい方は、お近くのボランティアへ相談してみて下さいね😊



10年ぐらい前、大塚のガーディアンへ幾度か足を運びました。
まだ、オープンシェルターなんて無かったから、ただただスゴイ!の一言。
愛護活動をしている者が、夢見るシステムを実現したように思っていました。

そして、既に有償ボランティアを募っていて、これも画期的。
ちょうど転職を考えていた私は、毎日のように募集要項とニラメッコで逡巡してました。

でも結局、問い合わせの電話すらせず、止めました。
私にとって保護活動は、自己完結するもので、仕事にするのは、どうにも心が落ち着かなかったからです。



保護は、動物愛護の枝葉であって本幹ではありません。
私たちは、保護をしなければならない動物たちを減らしていくことを目指さなければなりません。


『かわいそうな猫が保護された💗めでたしめでたし』とはならないということ。
『保護=幸せ』ではないということを知って頂ければと思います。

だから、「1億円も寄付を受けていてヒドイ」ではなく「1億円も集まってしまうこと」が異常なのです。

だから、保護はお金になると嗅ぎつけたピースワンコのような輩が生まれてしまうのです。

「子猫は無償で引き取ります」ではなくて、行き場のない子猫が産まれないようにしなきゃ!

譲渡数を誇るのではなく、入ってくる頭数を減らしていかなくちゃ!

事業拡大じゃない、やがてはシェルターにしろカフェにしろ、お役御免になるよう考えなくては!

【 ねこてん 公式HP 】

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