ブログを見て下さった方から「お宅に保護された猫へ1ヶ月ほどエサやりをしていたので、お別れを言いたい、会わせて下さい」とメールを頂きました。
野良猫を助けたい、地域猫のことで困っているということでしたら、出来る限りご相談にお応えしたいと思っています。
けれども、これは困ります (*´•×•`*)
たぶん、どの団体&どこのボランティアも却下だと思うのですが...ナゼでしょう?
〇保護主
所有者のない猫を保護した人が、仮の所有者になります。
「ねこてん」は保護主から預かりをして里親様探しをしています。
なので、出来れば保護主さんを通して下さいね。
〇自宅
保護団体&保護ボランティアは、おおよそ自宅兼シェルターです。
でなければ、最寄りの事務所や別棟とかだと思います。
50匹だろうが100匹抱えていようが、専用の施設というのは稀です。
これ意外に感じる人は多いかもしれません。
例えば、保護猫用の家なり部屋なりを設けたとして、誰が世話をするのか?となってしまいます。
受け入れる敷地は出来ても、管理する人がいません。
これでは、いつまでも家猫修行が進まず、里親様探しが出来ません。
引き取り屋と差ほど変わらなくなってしまいます。
あとは、猫だけの住まいって何かあったら、火事や地震が起きたら、どーすんの!ということもあります。
ですから、知らない人をいきなり招き入れることは不穏なので、ワンクッション間にボランティアを入れて頂くと宜しいかなと思います。
〇トラブル回避
とはいっても里親様・ボランティア希望などのご協力して下さる方や緊急の要件には開放をしております。
メールの要求は、目的が「自己満足のため」なので、警戒MAXになってしまいます。
実際に、ボランティア宅へ捨て猫や嫌がらせなどの話は多く有ります。
ウチは警官が月イチで巡回に来ます。
エサやりや捕獲で喧嘩になりそうになったら「警察に訴えて下さい」としているほどなので。
〇邪魔しないで
ケンカを吹っかけてくる人達に、常々「活動の協力は求めないから、せめて阻害をしないで欲しいよー」と心の中で叫んじゃう (*´ω`)ゞ
メール主へ「現在12匹の世話で悪戦苦闘中なので難しい」とやんわり断りました。
普通はココで終わるのだけれども、それでも面会させろと返ってきました。
ナンなんだろー、自分が遊びだからコチラも趣味で「ねこあつめ」していると思ってるんだろうかー (ΦωΦ ≡ ΦωΦ)
〇ストレスUP
とにかく感染症が怖いので、お皿は12ケ用意、フードも個々に違うから、給仕だけでミッチリ1時間かかるんです。
保護猫の出入りがあるため、どうしても陣地奪取の尿スプレーは避けられず、部屋中ペットシーツだらけで月に150枚以上消耗。
保護中の子は、疾患があるか人慣れしていないか...そこに知らない人間が訪れたらパニック必至で感染症蔓延&尿スプレー戦争になるかも。
ウチ猫カフェじゃないから...勘弁して o(>_<*)o
【 ねこてん 公式HP 】