今を生きる  MOMENTARY 

 草の輝く時 花美しく咲く時
 再びそれは帰らずとも嘆くなかれ
 その奥に秘められし力を見出すべし
 ワーズワース

自己反省・・・・

2008-02-10 00:48:02 | 家族
  昨日とはうって変わってまばゆい陽射しの大阪でした。
 ベランダはあったかく陽だまりが気持ちいいsun

 午後からはすっかり雪化粧も溶けてしまいました~

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 夕方、買い物先のスーパーから母に電話をする。
 
 「今からそっちに行こうと思うけど、
  買い物に来てるから何か買っていこうか?」

 「え??みみちゃんの新聞取りに来るの??」
 (我が家の猫のおしっこ用の新聞のこと)

 「何言ってるの、風邪引いてる、って言うから
  顔見に行こうかと思ってるの!
  おかゆ炊いたから持ってくわ、
  なんか欲しい物ないの??」

 「別に何もいいよ、また自分で行くから・・・・」

 「重たいの持って帰るの大変だよ、言うなら今だよ!」

 「そうぉ、、、じゃ大根となんきんだけ買ってきて」


 結局、頼まれた野菜と、これなら食べるかなと思う物、
 果物、ジュースなど適当に見繕って実家へ向かった。

 「まあまあ~たくさん買ってきてくれてありがとう」




 お昼過ぎに母から電話で、
 先日からの風邪が治らない
 熱はないけど、咳で昨夜は眠れなかった、
 瞼が腫れて目が赤くなってきた。
 どうして今年になってお医者通いばかりなるの・・・

 などなど、
 いつもの自己中的会話に
 「はい、目は擦らず目薬さして、うがいはしてね。。
  連休明けはお医者さんにいきね。」
 そう言って電話を切った私、、

 なんだか冷たい気がした。
 普通、娘なら・・・・・・
 すっきりしない気持ちでいた。
 うたた寝してたら夢を見た。。。。
(単純な私は気にしていることをすぐに夢みる(笑))

 駄目駄目、、、
 自分の親なのに優しくしなきゃ・・・・
 
  

 一人暮らしの母なので、
 「今日も生きてますか~っ!」ってことで(笑)
 どちらともなく毎夜電話を掛けるようにしているが、
 私のアドバイスはほとんどと言っていいほど
 聞かない頑固な母がいる。
 だから適当な会話になってしまう。
  

 母とはどうも反りが合わない私を感じている自分がいる。

 その自分の中のわだかまりは、
 思えば学生時代の頃までさかのぼる。
 「おかあさ~ん・・・・」
 そんな甘えた声で母を呼んだことがないかも・・・
 その頃の母は忙しく、
 困難は自分一人で解決してきたところもある。
 そんな遠い記憶が、今頃になり蘇えり・・・・
 そのことと葛藤しながら今居る自分。

 しかし、
 そんな遠い記憶は封印し、
 私を産んでくれたことに感謝しよう。



  「優しさ」とは・・・・・
  人の気持ちを察することが出来、
  その心根を汲み取れることか。
  
  今夜母を見て、
  自分の娘に気を使っていることが感じ取れた。
  遠慮しているのが分かる気がした。
  母は嬉しかったと思う。
  泣きそうだったもんね。。

  なんだか哀しくなった。
  自分のこの気持ちが哀しくなった。
 
  自己中も老いる過程なのだと思えた気がした。
  自分を産んでくれた母を大切にしなくてはと思った。

  「優しさ」とは・・・・・・
  これからの私の一番の課題かもしれない。
  自分の中のわだかまりを自分自身で消せるように、、
  母がいなければ今の私は存在しない。
  そう思えば、どれだけ大切なのか考える余地はないはず。

  ここから抜け出ることが出来れば
  「真の優しさ」を垣間見れるだろうか。

  「愛」とは
  かけ引きしないこと。
  何も望まないこと。
  寛容性を育てること。
  許せること。。。

  「私を産んでくれてありがとう」
  一番は、この感謝の気持ちを持つこと。


  親孝行したはずが・・・・
  今日は思い切り反省の日になりました。
  
  

   もしかしたら
   このいやなことも
   み仏の意思で、
   何かの教えであるのかも知れない
   メッセージを届けてくれてるにちがいない
   ・・・・・・・・

                 合掌


コメント (2)
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