今を生きる  MOMENTARY 

草の輝く時 花美しく咲く時 
再びそれは帰らずとも嘆くなかれ 
その奥に秘められし力を見出すべし
 ワーズワース

藤原啓記念館 (備前焼) 

2010-03-29 14:33:00 | 国内旅 & 遠足(^^)
 「牛窓の旅」 訪問地 その2・3

       藤原啓記念館

  所在地 備前市穂浪3868

       備前長船刀剣博物館
  
  所在地 瀬戸内氏市長船町長船966


 備前市は焼き物の町、
 車を走らせていると道路沿いにギャラリーが点在する。

 今回お邪魔したのは
 1970年に重要無形文化財(人間国宝)に認定された
 <土と火の詩人>と言われている「藤原啓」氏(1899~1983)の記念館、
 文学を志すも数々の苦難や挫折を乗り越えて39歳で
 土との対話を始められた人物。
 波乱に満ちた人生とは裏腹に作品には優しいぬくもりを感じる。
 あらためて、備前焼の良さを感じることが出来ました。


 少し高台にある記念館&ギャラリー
 





入館料は700円、100円プラスするとお抹茶セット付き


雑誌も売られているので購入する。
いつもながら、下調べがゆるいので資料を持ち帰ってから
その場所、人物など、ブログを書くために勉強することとなる(笑)





親子三代に渡り備前焼を発信、
二代目の「藤原雄」氏(1932~2001)も他界されているが
1996年重要無形文化財(人間国宝)に認定されている。
<壷の雄>と言われる程、力強い備前の壷たちも
別棟のギャラリーに展示されていた。



備前焼きの諸々の物も売られてはいるが、中々いいお値段、
買うことなくギャラリーを後にした。

その後、備前長船刀剣博物館へ立ち寄り、
<日本刀の匠たち・私の最高傑作 特別展>で、
じっくり名刀の数々を拝見し、
隣にある実演場(下画像)で刀が出来るまで工程を見学。




時計の針は3時・・・・
お昼も食べれないまま
(備前は気の効いた食べるところが少な~い(笑))

備前焼きで有名な備前市もその人気はというと・・・・
だから閉店しているお店が多いのかな・・・

多様化した現代、
物が溢れ、<こだわり>を無くした人々の生活、
作り手さえも半ば機械化される今日、
少し前に載せたバリのレリーフも、今では同じような物に出会える
ことは、まずは無い・・・
「魂の入った作品作り」から「お金に変わる商品作り」へと
変貌してゆく時代の流れが哀しくもあり、
心貧しい現在を象徴しているかのようで、
<温故知新>この言葉が身に浸みてゆくのは
歳を重ねたから??(笑)

日本に生まれ育っても、知らない所だらけの私ですが
出向いた地が、何かを感じさせてくれる。
夫婦で同じものを見れること、
そして、それが思い出となり語り合えること。
子の無い夫婦のカスガイは・・・・
ふたりで同じものを見、感じたことを語り合うこと(笑)
だから、
今では一人でなら出かけられる長旅も、
それを思うと足が重い。

「あーーーおなかが空いた~~~~」と言いながら
牛窓へと向かうのでした。




コメント (2)
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サプライズ♪

2010-03-27 00:04:00 | バリ島
 バリ繋がりのブログフレンドから頂いたプレゼント♪

 思わぬ頂き物達にハッピー気分ですniko
 色々heartありがとうございます^-^


 去年、ガルーダインドネシア航空のフォトコンテストで見事入賞!
 それがカレンダーになったとの事~
  販売していたら買おうと思っていたら、
 販売は無しと聞きがっかりしていたら・・・・このサプライズgift
 感謝、感謝です!

 ご褒美はバリ航空券&ホテル宿泊券♪
 すごい企画ですよね!
 去年は、ご夫婦でご褒美旅行に行かれました☆

 マレーシア航空を覗いたら、そんな大判振る舞い企画は・・・・
ナッシング~(笑
  

 

 お友達の写真はこれ~
 10月を飾っています♪
 家族でわいわい言いながら拝見し、
 カメラ好きだった亡き父の写真(初めて賞を頂いた)と似てるなあ~
 って、一番最初に義母が言い、
 この瞬間を待ちわびながらシャッターチャンスを狙ってる、
 そんなことを話してたお父さんを思い出すねえ。

 頂いたカレンダーで大盛り上がりでした^-^

 

  そして、
 お花好きなお友達は、採取したストロベリーキャンドルの種も~
 
 あ、ハズレ。。。 これは当たり~ なんてひとり言を言いながら
 種もみって時間が掛かるけれど、これが結構楽しくて^^
 

 思わぬサプライズに大喜びの一日でした♪
 どうもありがとうございました。
 
 


コメント (1)
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   閑谷学校

2010-03-25 11:30:00 | 国内旅 & 遠足(^^)

 「牛窓の旅」 訪問地 その1


            特別史跡 閑谷学校


  所在地      岡山県備前市閑谷84

  

  
 
 閑谷学校は、1670年に備前藩主池田光政が創設した庶民教育の施設。
 その中心となる講堂は1701年に完成したもので、
 備前焼の屋根が後背地の里山の緑に映え、美しい輪郭を見せてくれます。
 校地は特別史跡、講堂は国宝。
 かなり広い敷地には、講堂の他、神社、聖廊があり今は遊歩道になっている
 通路を越えると学房跡と資料館があります。
 それらを取り囲む石塀は見事な物です。

  


 静寂で凛とした空気、300年以上も昔には、遠く実家を離れた子供達が
 共に寝起きし学んでいたのかと思うとなんとも言えぬ感動を覚えます。

 

 

 



  立面図
  

 

講堂内   及び   廊下         

洒落た窓枠
 
  飲室・習芸斎(休憩室)の見事な梁、
 


 聖廊への入り口には櫂の木が植えられ、秋には右写真に写るような
 見事な花を咲かせるそうです。
 昭和天皇が少年の頃、当地を訪れられた時に植えられた木だそうです。
 (資料館に写真有り)
 聖廊とは、孔子像を祭る大成殿があり、釈菜という儀式が毎年10月に
 執行される。
 




  
765メートルにも及ぶ、見事な石塀、 左側 
 講堂より学舎への遊歩道
 (右側には火除山が作られ、
 万一、学房から出た火が講堂に及ばぬよう工夫されている)
 奥に見えるのが資料館となっている場所、岡山藩主池田光政についてや
 その他興味深い資料がたくさんあるので是非資料館にも足を運んで下さい。
 資料館では、当時の学生達の生活が漫画で書かれていて、現代の子供にも
 興味が持てるよう配慮されているのだなあと感じました
 

 学房からこの遊歩道を通り講堂へと向かう子供達の姿が浮かびます。
 


 多くの見どころとパワーを感じる閑谷学校でした。
  岡山のことをほんの少しですが知る機会を得て、
 公人・文化人・学者・芸術家・etc・・・・
 多くの著明人を輩出している県であることも知りました。

 現在では、隣接の県青少年教育センターにおいて、
 池田光政の教育への想いが後世に伝えられているようです。

 地名どおり、
 本当に山多き県で焼き物が有名な事も納得です。
 
 次は、
 備前焼の人間国宝の作品との出会いを綴りたいと思います。


     
コメント (2)
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第5回デワニョマンイラワン来日公演に向けて  おめでとうございます♪  

2010-03-24 23:44:00 | バリ島






   
    15年前初めて訪れたバリで、美しい顔立ちに魅せられ
    これでなければ買わない!と売り惜しみするのを
    無理やり程に手に入れたお気に入りの木彫りです。
    木彫りを眺めながら・・・・
    デワ氏の舞う姿を見たかったなあ・・と思っています。




   いよいよ今週末となりました!
   デワ氏も日本入りされ、公演に向けて準備をされていることでしょう。
   チケットはほぼ完売となったようで!
   SHOKOさん、
   「おめでとうございます!」

   関西公演がないのがとても残念ですが・・・・

   大阪よりお慶び申し上げます!

   素晴らしい公演となることでしょう♪


 kirakira2 kirakira2 kirakira2 kirakira2

       第5回デワニョマンイラワン来日公演    
          
           『BINGTANG★Bingtang2』
   
<期日・開催時間>

 2010年3月 27(土) 昼2時~ 夜6時半~ 
       
       28(日) 昼2時~   (両日開演30分前に開場)

<会場> 
   
   銀座小劇場 ジェルスホール
       http://homepage2.nifty.com/gin-jel/top.htm
     
 

 公演に出向かれるamiちゃんの報告が唯一の愉しみです♪   
コメント (4)
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 牛窓の旅 プロロ-グ

2010-03-23 14:05:00 | 国内旅 & 遠足(^^)
 連休を利用し出かけることにしたものの、
 大阪から車で3時間位でいける所、との旦那の要望を考慮し、
 山陰方面も探してみるが、10日ほど前じゃ良い宿など
 空いてるはずも無く・・・・・(計画性の無さはいつもですが。。)
 結局は、出掛けた事のある岡山方面を選択し、
 今回は海がある場所~

 間際の駆け込み検索は<じゃらん>が利用しやすく、
 今回もコマメに検索していたらキャンセルが上手く引っかかり
 すぐに予約画面へ~(笑
 こんな時は、「ネットしてて良かったあ~~」と嬉しくなります(笑)

 「牛窓」ってどんなところなのだろう・・・
 夢二の生まれたところ、
 日本のエーゲ海、って言われていること位しか知らないし、
 前回の岡山は倉敷だったし、、、
 旅の本を買うも
 備前、日生、牛窓、わずか数ページだけ。

 誰か、参考になるブログを書いてないかなあ・・・・・
 検索するも詳しいページはないみたい。。。

 ということで、

 「牛窓」という地は、
 とてものどかで叙情あふれる素敵な所でした。

 私が感じた<牛窓>を
 <牛窓>の為に! 
 写真を整理しつつ、ゆっくり書き残したいと思います。

===================================

 
 吹田あたり、
 <太陽の塔>がこちらの様子を見ているよう^^
 

7時出発の予定が少し遅くなり・・・・
 3,40分のことで、かなりな混雑ぶりです。。。。
先行きが不安です。



 黄砂でどんよりした空が、兵庫を抜け岡山に入ったあたりから
 きれいな青空が顔を出し始めました。

 岡山の最初のインター、<備前>で高速を降り、
 最初の目的地まで快適に車を走らせます。

 次回は、最初の目的地を~


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