大昔の植物の種が発芽しないまま、現代まで生き残っていたなんて不思議です。この辺りの古代蓮は15年くらい前の土地改良工事の際に出土した種を発芽させたものだそうです。1200年位前の種の蓮だそうで、よく腐敗しないで生き残ったと感心しました。
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開花時期は7月上旬から8月中旬ですがまだ一寸早いようです。昨年訪れた時は7月下旬だったので、この調整池全体に咲き乱れている状態でした。
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現地案内板によると、古代蓮の特徴として、葉先に二ヶ所のトゲがあり、花弁の数が十一枚から十三枚、葉の開く角度が約120°だそうです。
それにしても、1200年前といえば平安時代です。悠久の過去から現代に蘇るなんて、ロマンを感じさせます。
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