姫路城は法隆寺地域の仏教建造物とともに1993年12月、日本で初めて世界文化遺産に登録されました。この城は、日本の築城技術が昂揚期を迎えた江戸時代初期に造営された最も完成された城郭建築であり、壮麗な連立式の天守閣群をはじめ数多くの建物が築城当時のまま残されています。これは多くの人々の努力と熱意によるものだと脱帽します。僕は姫路城は世界で最も美しい城だと思っています。これから僕の観た姫路城をご案内致します。
関東ではとうに散った桜もここ兵庫県姫路市ではまだ咲いていました。これはラッキーでした。
姫路駅から歩いても来られそうですが、僕達は観光バスの乗って来ました。お堀の近くには大きな駐車場があってそこから直のところにこの「さくらもんはし」はあります。
門を潜ると広い公園があり、その先に「姫路城天守閣」がその全景を現します。公園内には沢山の桜があり、シートを敷いて花見をしている人達の多くいました。
こちらは正面登閣口です。平日だと言うのに沢山人がいました。有料だと思うのですが、添乗員さんにチケットを渡されそのまま入りました。料金は幾らかは分かりません。
登閣口からなかに入ると、壁に空けられた鉄砲狭間や矢狭間が、此方を睨んでいるようでした。美しさのなかにも「戦闘」を考慮されています。
すぐに「菱の門」が見えます。ここから西の丸方向へ行って天守閣を撮影したかったのですが、添乗員さんに「此方で~す」と言われて断念しました。向かったのは「いの門」です。
登閣にはこのような門を幾つも潜ります。航空機もミサイルも無かった時代、攻めるにはかなり難しい造りです。
続く。