現在姫路城は大天守と三つの小天主、これらを結ぶ渡櫓(以上国宝)をはじめ、化粧櫓など櫓二十七棟、門15棟、土塀役千m(以上「重要文化財」)の建造物と内濠・中濠の大部分が残っていて、中濠以内は特別史跡に指定されています。
姫路城天守閣は地下1階・地上6階の構造になっています。登閣には地下1階からになります。
城の内部なんてどこも似たようなもんさ。などと思いつつ、やっぱり入ってみたくなります。
鉄筋コンクリート造りのお城と違って、こちらは正真正銘の戦国時代からのお城です。しかも『世界文化遺産』、土足厳禁です。それから当たり前ですが「落書き」も厳禁です。僕は国宝の彦根城に「落書き」をした人を知っています、とんでもない話です。今から70年以上前の話で書いた場所も正確に聞き出しました。幸い今、彦根城ではそれを確認できない状態になっていますが、くれぐれも真似しないでください。
「武者溜」でしょうか。かつてここで甲冑を纏った武者達が「えいえいおー!」などと勝鬨を挙げていたかもしれません。
この画像は1階分部だったと思う。ここからは観光客に媚を売っていていろいろな展示物があります。僕個人としては『城』というものは一触即発の臨戦態勢にある存在という認識を持っています。ですから形だけ保存するのではなく、侍た達のその気概も保存して欲しく思います。
刀も展示されていました。画像だと良く分かりませんが、刀身が短くかなり身幅があります。実践的な刀だったのかもしれません。
一階から観た本丸跡です。160mバンドのフルサイズのアンテナも張れそうです。