僕の旅と彼方の友と

旅が好きアマチュア無線が好き、そんな僕の呑気な日々を綴ります。

車にまつわるロクでもない思い出です。

2007年10月28日 16時25分51秒 | 僕の日記
gooブログのトラックバック練習版、今回のテーマは「車にまつわる話、教えてください」です。車にまつわる話なんて腐るほどあります。良い思い出、悪い思い出、どうでも良い話等等。どうせ書くなら悪い思い出の方が面白かろうと思い、記事にすることにしました。

  車にまつわるロクでもない思い出。
 『大破!』
 それはとある初夏の優しい日差しを浴びる午後、埼玉県内のある農道をセリカXX2800でのんびり走っていた時のことでした。と、突然体に強い衝撃が・・・!
僕は気を失ってしまいました。
 ふと気がつくと車は田んぼの中、傍の電柱をへし折って入り込んだようです。
救急車が来ていて隊員の人がこちらを指さして何やら騒いでいます。僕は車から出ようと思ったのですがドアが開きません。隊員の人が駆け寄ってきて「こっちから出て!」と助手席側のドアを開けてくれました。外へ出て「事故です。こちらがあなたの車、相手の方の車はあちらです。」と言われそれぞれ見てみると・・・。

「何じゃこりゃ~っ!」と昔の刑事ドラマ『太陽にほえろ』のジーパン刑事のように叫んでしまいました(心の中で)。

車の中側は大した事は無かったのですが、外側は吐き捨てられたチューインガムの様にグチャグチャになっていました。相手の方の車もフロント部が大破していて、しかも5m位道路の外へはじき飛ばされてしまっていました。警察の人も来ていてその場は免許証を見せただけで終わり、「とにかく病院へ」ということで救急車で運ばれました。救急車に乗ったのは後にも先にもこれだけです。
 「お家の電話番号を教えてください。」病院に着くなり看護婦さんに尋ねれました。警察ならともかく病院がこんな事を尋ねてくるなんて変です、頭を打っておかしくなっているかも知れないと変に心配しているのかもしれません。「単純な構造物ほど壊れにくいものですよ。」なんてこの場において冗談を言いそうになった自分が怖かったです。ここは素直に番号を答えておきました。
 怪我のほうは相手の方も僕も大した事はありませんでした。奇跡としか言い様がありません。僕の車の状態からすると、電柱とぶつかった位置があと十数センチずれていたら、いま僕はこの世の者ではなくなっていたかもしれません。相手の方も助手席のひとがシートベルトをしていなかった為か、フロントガラスに頭を打って少し怪我をした程度でした。
 
 さて、病院で検査をした後に警察署へ出頭となりました。そこで相手の方と僕とじっくり対面したのですが特に話はしませんでした。それよりお巡りさんは驚いて、「あれだけの事故でみんな殆んど怪我してないんですね!」なんて言ってました。
 「そこでだけど・・・。この事故無かった事にしない?」なんて言ってきました。なんていい加減なんでしょう、好きですこういう発想。「別にかまいませんよ。」僕は即答しました、相手の方も承諾したようです。たいした怪我も無かったし車も廃車寸前のものだったし裁判所へ行くのも面倒だし、お巡りさん達もその方が良さそうだし八方丸く収まりました。

 何れにせよこんな経験もうしたくありません。
 
コメント (4)
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