オカ姉のためいき日記

人生色々、ためいき色々。今日はどんなためいきつくのやら・・・?

時代劇

2008-09-29 09:34:03 | 上川さん
隆也のお部屋

「柳生一族の陰謀」
タイトル通り、「陰謀、陰謀」のてんこ盛りだぁ。
あまりのてんこ盛りで、十兵衛の苦悩が
別物になってしまったような・・・気がして、焦点がどこなのか?だ。

時代物でよく知られている題材というか内容は
やはりその都度、作り具合が違うのは当然だけど・・・・

私にとって「最後の忠臣蔵」の重厚さ、キャストの見事さが
強烈な印象として残っている。
以来、それが「時代劇」に対しての満足度の
バロメーターになってるような感じがする。
昨夜も見終えて、「うーん・・・」 「良し?なのかな?」
な~んて思ったのが正直なところだ。

松方さんは流石です!  完全に引き締めてたもの。
彼がいなかったらと思うと・・・十兵衛、完全にういたかも。
                        
今回観ていて、つくづく感じたのは
「時代劇が出来てこそ・・・・」ってこと。
現代物はOKでも、時代劇は?・・・ではね~

そういう意味でも、隆也さんは・・・・
「時代劇」は、彼の持ち味が存分に
活かされる気がする。

眼力の強さ、発声、立ち居ふるまい、男の色香。
年を重ねたせいか、今回はそれらが「成熟」していた。
憂いを秘めた、斜め横顔のアップも多くだぁ

殺陣のシーンも、相変らず身体がしなやかに動いていた。

また「最後の忠臣蔵」に戻ってしまうけれど
第3回の、篠の夫と果し合いのシーン。
両者共、身じろぎできず・・・という形だったが
リアル感、臨場感は今まで見た事のないものだった。
 「そんな簡単に人は斬れないんだ」と云うように。

もうひとつは、やはり「信長様」だろう。
流れるように、加えて重みのある殺陣もさることながら
あの弓の引きっぷりには、のけぞる程驚いたもの。
 「人間、死にもの狂いになれば・・・」と云うように。

「時代劇の隆也さん」   
シリアスなものだけでなく、いろんなキャラを演ってほしい。

 いつか 「一心太助」のような楽しいものを

ますます来年の「その男」が楽しみだ。