オカ姉のためいき日記

人生色々、ためいき色々。今日はどんなためいきつくのやら・・・?

創造能力

2009-11-08 22:17:33 | 癒し
米倉斉加年 憂気世絵展」 にいってきました。

  きれいにアップできてないけど
  
  「子猫と赤い着物の娘」

  肉筆を含め 30点ほど

  展示されていました。

  美しいです

  ほとんどが〝人物画〟でしたが

  緻密な色づかいと流麗な線に

  息を呑みました。

  なんか夢にでもでてきそうな

  そんな気持ちにさせられます。

女性は 細く流れるような線で 艶やかであり妖しくもある美しさ。

幼子は 柔らかで温かくほのぼのとしたピュアな仕上がり。

男性はというと 顔のパーツも強調した、線の太い迫力ある描き方。

〝本当に同じ人が描いたの?〟と思うほど対象によって画風が違う。
でも それぞれが魅力的なのです。

つくづく才能というより〝創造能力〟のある人が羨ましいですね。

芸能人の中には たくさん絵心のある人がいますが
米倉さんは 趣味とか余技の粋ではないのですね。

「ボローニャ国際児童図書展グラフィック大賞」を 1976,77年と
連続して受賞していたと知りました。
世界的に認められた〝画家〟だったんだ!!!

でも米倉さんご自身が云うように、彼のかもしだす不思議な雰囲気から
〝画家〟というより〝絵師〟がホントにしっくりすると思います。

絵を得意とする人の 筆運びって〝迷い〟がないです。
ペンさきや筆さきは 行き着くところを承知してるって感じがします。

そういえば 隆也さんも絵が上手だったわ!
ずいぶん前に お気に入りの革ジャンを描いたのをみたな~。
まだ〝模写〟っていう感じだったけど・・・

だけど数年前、粟根さんのお顔を描いた絵をみた時
昔に比べて全く筆遣いが違っていて、進化したというか
とにかく上手でびっくりしたんだっけ!
最近では 岡田君のブログでの 〝タコ〟の絵かな?
あれも上手だったな~
そう、隆也さんの絵も〝筆運びに迷いなし〟だわ。

とにかく米倉さんの素晴らしい作品で目の保養させていただきました。
〝無料〟ってこともおいしい!
Y君が一緒でちょっと落ち着ついてみられなかったな~
会場のK百貨店は お買い物エリアだからもう一度行こうかね。