オカ姉のためいき日記

人生色々、ためいき色々。今日はどんなためいきつくのやら・・・?

心に残る風景

2013-12-21 00:32:46 | 思うこと
BSプレミアム  「日本縦断こころ旅

関東に入り先週は東京だった。
どちらへ行くのかな?と思ってみていたら、なんと見覚えのある
風景が次から次へと出てきて、ちょっとテンションがあがった。

狛江あたりの多摩川沿いから日活撮影所などを通って稲城へ。

そして多摩を通って町田へ!!!

狛江は結婚当初に住んでいたところ。

稲城は小学生の数年間住んでいたところ。

多摩は今住んでいるところ。

広範囲だけれど私にとっては


「あ、ここはアソコだよね」とか言いながらみていたら、サクさんが
通っている幼稚園の前の道が・・・子供達の声も入ってる~
そして正平さんはその斜め前の広場で休憩して、幼稚園の横の山茶花に見入る。

どうってことないんですが・・・・ホント、どうってことないけど
訳もなくコーフンしてしまいました~(笑)

番組に寄せられる多くの人のこころに残る風景はほとんど、ほぼ当時の
面影はないのが現実。
そんななかでも何十年という時を経ても変わらない風景もあり、投稿された
方の感激が伝わってきたりする。

変貌する風景・・・最たるものが東京かもしれない。

私がもう一度、身をおいてみたい場所も勿論ない。

私が小さい頃は観光など滅多になく、もっぱら散歩だった。

何とか記憶が留められる三歳頃から新宿寄りの渋谷区に住んでいた。
散歩のコースは大体決まっていて 「明治神宮まで」「大宮八幡宮まで」
そして「淀橋浄水場と十二社の池」

とりわけ好きだったのが「十二社の池」だった。

淀橋浄水場はどでかいプールが延々と拡がっているような迫力のある
光景で、鉄条網の間からよく覗いていた。
ここの跡地は新宿副都心となった。

その近くにあったのが十二社の池で、小さい頃にはやたら
大きな池に見えたが・・・ホントはどうだったんだろう。

とにかく好きだったな。水辺にはヒタヒタと小波が寄せて池の周りは木々で
うっそうとしていた。

今思えば妙に艶かしい池だった。

ここも40年代に埋め立てられ姿を消したことを知ったのはかなり後の
ことで「もう一度行っておけばよかった」とひどく悔やんだ。

写真だけでもと思えどネットでの画像もほとんどないんだよね~
新宿歴史博物館なら!と行ってみたけど、浄水場の写真はあっても
十二社の池の写真はなかった。


次の土地で体験した豊かな自然も。
川で泳いだ(泳げるほどキレイだった)こと、あぜ道を彩る彼岸花に魅せられ
れんげ畑の中で寝転がったり・・・・・

・・・・もう無いと思うと尚更取り戻したくなる。

今も「水のある風景」が好きなのは、十二社の池がきっかけとなっている
かもしれないな~

もう一度、あの時の水辺に立ってみたいよぉぉ