こんな世も神様見てるだけですか (武蔵野 竹とんぼ)さん作
思えば・・・今年になってから良いニュースがない。
ここも3月末の更新から「無」。そして春4月。
お花見にも行った。晴れやかな入学式もあった。それなりに楽しいことはあったのに
それらを押しのけてしまうような、驚くような出来事が次から次へと、矢継ぎ早に現れ
気持ちは季節に反比例してしまう。
糾弾されても仕方ない内容や人達ではあるけれども、家族や関わりのある人達までも
傷つき、日常や人生までも変わってしまう。
「人災」・・・防げるのに、避けられるのに・・・残念なことだ。
しかし「天災」・・・突然の自然の荒ぶりには防禦もできず、避ける術も奪われてしまう。
熊本を襲った地震。
東京はその日、9時前にグラッとしたので、その情報が出るのを待っているうちに
「熊本震度7!」という信じられない情報を知ることとなってしまった。
関西から西は地震はないものと思っていたが、阪神大震災で覆され、福岡県西方沖地震
もおきてしまった。
九州が分断されてしまうのではないかと思うほどの熊本地震はいつ収まるのか。
地震の揺れの恐怖と「避難」という先の見えない苦しさの中にいる被災された方々を
思うと胸が痛い。
昨日のニュースで見た2人のお子さんと避難されているお母さん。
下のお子さんはこの日が1歳のお誕生日だった。
お誕生日のプレゼントは「入浴」
気持ち良さそうに洗ってもらっている我が子を傍らで見ながらママは涙!
幼い子供と一緒の避難生活は周りへの気遣いもあって本当に大変だと思う。
気を張って頑張ってきたママは入浴というプレゼントの温かさに、それまでのさまざまな
想いがこみあげて涙が止まらなかった。
このママさんの涙は被災された方々の涙でもあるのだ。
こちらも・・・もらい泣き
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来年のお誕生日は「お家」で祝ってもらおうね。