オカ姉のためいき日記

人生色々、ためいき色々。今日はどんなためいきつくのやら・・・?

沈まぬ太陽 5話

2016-06-10 20:53:42 | 上川さん
カラチからテヘランへ。

5話。とても見応えがありました。

私も会社勤めをしていたので、時代は多少ずれるも労働組合のストや
第二組合との対立なども目にしている。二つの組合のその後の明暗もドラマと同じ・・・
今となっては懐かしい思い出ではあります。

海外出向も2年の辞令が出ても「2年は5年」なんて噂され、それがほぼ現実に
なっていたな~   戻ってはまた行き!と出向を繰り返し、結局通算で
10年以上となった人も少なくない。
でも「任せたぞ。頼んだぞ」と背中を押されるならともかく、明らかに理不尽な
理由では承服できない辛さばかりだ。

カラチでの2年間、恩地はどのように仕事にやりがいを見出せたのか?
笑うことはできたのだろうか?家族の存在がなかったら?と思うと胸が痛みます。

テヘランではその仕事にも「人」との関係にも変化があり、観ているこちらも
(結局一時ではあったが)救われた。

その「人」とは島津支店長。
永島敏行さん、ドエラい貫禄でんな~
尊敬できる上司と優秀な部下。
二人の間から醸し出される「信頼感」が伝わってくる画が良かったな~
でもそんな充実した日々も束の間 ?、やることがエグい会社だ。

空港での島津支店長が恩地に残す言葉。
何としても生き残るんだ。必ず陽のあたる時がくる

これは島津支店長自らにも向けているような気がした。予告でこのシーンが流れて
インパクトあったけれど、私はその前の一言にグッときましたね~
恩地と共に仕事をして過ごした日々を・・・「おもしろかったな」と。

全ての意味で「私と君は同士だ」・・・ですよね?
恩地の胸にも強く響いた一言だったのでは? ?すごく感動的なシーンだった。

今回は大きな見せ場がいくつもあり引き込まれました。

母の最期を看取れなかった無念、なんか実際の葬儀のようで泣きそうになってしまう。

そして社長の「日本へ戻す」という約束は2度までも反故とされ、その上辞令の用紙には
「恩地元」はなく、よりによって「行天…本社…」の文字が!! あぁぁ、むごいわ~

深い失意の中、酒を煽る恩地。
ここは「恩地」ではなく「隆也さん」でしか思えなくて・・・・
底知れないやりきれなさ、打ちひしがれ絶望感と必死に戦う・・・そんな男の姿が
なぜだか妙に・・・なまめかしい

 

あぁぁ、その背中をソッと抱きしめた~い
 


人様の辛い姿に萌えちゃうなんて不謹慎(?)ですかね~・・・てへへへ
スーツの上着なしのYシャツ、緩めたネクタイ、たくしあげた袖・・・この3点セット。
私のお気に入りなのだ~~(笑)



あさってが待ち遠しいっす・・・・