「検事の死命」

「検事の死命」

丁寧に創られていましたね～

日曜日の9時なんて、いつもリアルタイムで観られないので今回も
録画して後でゆっくり観ようと思ったけれど、ちょいと見始めたらどんどん
引き込まれて、そのまま観てしまった。

痴漢事件の真実に辿りつくのって本当に難しいのでしょうね。
どちらの立場を考えても「たかが・・・」なんて決して思えない怖さを孕んでる。

佐方検事の鋭い洞察力での証拠固めに「なるほどね」と納得しては「次は？」と
気が急いてしまう展開でした。派手さや突飛な描き、後出し感もないのも良かった。
ただ法廷での被害者の女子高生の「友人」との証言に、弁護側から「異議あり」が
出なかったのが「あれ～？？」って感じたところですが・・・
被害者の掘り下げが少し尺が長いなとも思えたけど、本多夫人の「環境は人をつくる」
の言葉に対峙するものだったのかも！？

弁護士になってからの「最後の証人」の佐方さん。
どっちかといえば今回の「検事の死命」の佐方さんがいいかな～
雰囲気というかキャラは、流石微妙に違えてる。

「秋霜烈日」を指差し、鬼貫検事正に食い下がる佐方さん。　

「家柄とこの事件に何の関係がある！！！」と被疑者を一喝する佐方さん。

カッコイイ～～～　「白い巨塔」を思い出した方も多かったでしょうね～

法廷の長い台詞の場面でNGを出したという隆也さんだが・・・・・
いいよ、いいよ、何回出したって！！！誰でもそう思うよ、ねぇ？！

この「検事の死命」・・・珍しくもオトンが最後まで観ていた(観ていられた)
大体いつの間にか眠ってるか「くっだらね！」とか喚いてはチャンネル
かえてるんだけど。
どうやら面白かったようですぞ

別々の部屋で同じ番組を観る・・・なんとも侘しい夫婦の図ですが(笑)