夕陽亭にら屋

愛犬と安穏な生活

私はワルモノなのかな?

2009-09-03 20:03:07 | つれづれ
「秋ふかし・・・そろそろ、おいもさん、食べたいですね・・・」
今日、Googleのトップページがどらえもんになってるのは何故かな・・・?と思ってたら、9月3日はどらえもんの誕生日だそうですね! 知りませんでした。
『おめでとう、どらえもん!』
さて、昨日、今日と、らーすけが秋と勘違いするくらい涼しい東京地方です。
うちの実家のソメイヨシノは、紅葉が始まりましたよ。
あちこち、勘違いだらけですね。
「ボクは勘違いじゃありませんけどね」
あらら、恐いお顔、そんな顔してるとモテませんよ。
「コワイお顔は、ずんちゃんゆずりですよ!」
あら、私、そんな顔してるかしら?
昨日(9月2日)の東京新聞の、1面のコラム(筆洗)なんですけどね、とてもひっかかっているんです。
恐い顔はそのせいかも。
ちょっと長いけど、原文のまま引用しますね。
(こういうのって、このままのっけていいのかな・・・?)
『相手の立場になって考えましょう。
子どものころから学校でそう教わってきたが、簡単なことではない。
まして想像できない大災害の真っただ中なら。
 阪神大震災が起きた一九九五年一月十七日の夕方、東京からようやく兵庫県西宮市の甲子園にたどりつき、自転車で被害が甚大だった地域に取材に向かった。あちこちで火災が発生。
がれきの中に多くの人が生き埋めになっていた。
 アスファルトがめくれ上がった悪路を走って着いた神戸市東灘区で、阪神電鉄沿いから北に坂を上って行くと、意外な光景が目に入った。
南に一キロほど離れた地域で火の手が上がっている最中に、犬を連れて散歩している人が何人もいたのだ。
 被害が比較的軽微だった高級住宅街の住人が、犬の散歩という日常生活を欠かさなかったのだろう。
関西では大地震は起こらないという俗説もあり、近隣で何が起きているか想像できなかったのだと思う。
震災の取材で忘れられない光景だった。
 「防災の日」のきのう、各自治体は訓練を実施し、来るべき日への備えを確認した。
大地震がいつ、どこを襲うのかは予測はできない。
住宅密集地で直下型地震が起きれば、被害は甚大になる。
 震災は、独り暮らしの高齢者など、老朽化した住宅に住まざるを得ない経済弱者に真っ先に襲いかかる。
国の「備え」は、訓練を実施することだけではないはずだ。』
「これのどこが、気にいらないんですか?」
え~とね、この筆洗氏は、『大災害の時に犬の散歩をしている人は他人の痛みがわからない、想像力の欠如した失礼な人だ』と感じたわけでしょ。
本当にそうなんでしょうか・・・?
「大災害のときには、しっこもうんPも、我慢しろってことですか?」
ま、究極そういうことになるね。
「それはできない相談です」
だよね~
私ね、多分北朝鮮が、日本に核爆弾を落としたとしても、自分が無事で、にらが生きてたら、散歩すると思うよ。
そりゃぁ瓦礫の町をのんびりと1時間もうろついたりはしないだろうけど、被災したなら特に、なるべく普通に過ごしてワンコのストレスを軽減するためにも、散歩は必要だと思うし。
「わんこにも、いきる権利を!」
そうだよね、何事が起きたのか理解できなくておびえてるワンコも、被災者だもんね。
おそらくこの人は犬と暮らしたことがなくて、犬の散歩イコール平和な日常だと思っているんだよね。
この時に犬と歩いていた人が皆、被害を受けてないとは、言い切れないよね。
私だったら、肉親が大怪我をしても、家が崩れたとしても、やはりワンコを歩かせなきゃと思うもの。
去年、母が逝った時にも、にらの朝夕の散歩は欠かさなかったよ。
家でトイレのしつけに失敗した飼い主が悪いのは重々承知しているけど、急にそんなこと言ってもねぇ・・・できないものは、できないよね。
「できないものは、できません!」
『南に一キロほど離れた地域で火の手が上がっている最中に、犬を連れて散歩している人が何人もいたのだ(中略)近隣で何が起きているか想像できなかったのだと思う。』
南に1キロどころか、犬の散歩中に火事場で見物したことのある私は、やはり想像力不足の、他人の痛みがわからない人間と言われるんだろうな。
その火事では死者も出たし・・・
阪神大震災のときは、テレビに釘づけだったけど普通に生活していた。
東京は遠く離れてるから良くて、1キロだといけないのかな。
それとも東京でも、じっと息をひそめて謹慎してなきゃいけなかったの?
このコラムが、『被災地で犬の散歩をしたら、よその人が不愉快になるので犬を飼うのはやめましょう』って言いたいのなら、それはその人の考え方だから認めてもいいけどね。
この書き方は、そうじゃないよね。
ちょっとこの記事は気に入らないんだよね・・・
ここで書いても仕方ないんだけど、新聞社に文句を言うほどでもないかとも思う。
でも、なんか、とっても、気に入らないんだよ~
「不機嫌はご自由ですけど、ボクのブログを不愉快むーどにしないでね!」
ハイ、ごめんなさい。
書いてちょっとすっきりしたから、もうやめます・・・
次からは、また、楽しいブログにしなくちゃね!