「にらですよ、おでかけですよ、イイニオイのところにいるんです!」
今日は九月九日、重陽の節句です。
更に今年は’09年ということで、トリプル陽の日になり、おめでた好きの中国では、婚姻届ラッシュなんだそうです。
覚えやすくて、いいみたい。
さて、今年は無駄な出費が多かったので、遠出を控えていたにら家ですが、やはり夏の疲れと日頃のストレスを洗い流すべく、急きょ思い立って、1泊で温泉に行ってきました。
出発は6日日曜日、行先は南伊豆の河津です。
朝9時過ぎに家を出て、特に渋滞もなく、小田原からは海沿いをドライブ、12時過ぎに伊豆高原に着きました。
まずはランチ休憩です。
店内ワンコOkのイタリアンIL COVOに行きました。
この旅行、ろくすっぽ計画も立てず(いつもどおり)いきあたりばったりだったので、お店も家から持参した『わんことお出かけ』の本で適当に選んだのですが、本に載っている地図がアバウトで、別荘地の中にあるお店が見つけられず、電話で場所を教えてもらい、やっとたどりつけました。
やはり事前の下調べは必須でした・・・出だしから、ちょっと反省。
旅館の早い時間の夕食を配慮して、ランチセットではなく、単品で生パスタをオーダーしました。
旅行というとやる気を出して運転する相方なので、ビールもなし。
助手席の私も遠慮してビールなしでした。
えっら~い、私!
「それがあたりまえなんですよ! おひさまのいるうちに、のんだらいけないんです!」
え~、そうなの~!? 知りませんでした!
食休みを兼ねて、伊豆高原付近で行ってみたかった場所・・・ということでぴのきお工房でお土産を購入しました。
実はこちらも別荘地にあり、地図でたどり着けず・・・(にら車はナビ付いてないんです)
またもや『場所がわからないんです~』と電話して、教えてもらってやっと到着できました。
ケータイがあって良かった・・・ありがたい時代になりました。
さて、いざ南伊豆を目指しましたが、まだチェックインには早すぎるので、ちょっと観光すべく、河津七滝へ行きました。
軽いお散歩コースになってますが見たのは4つだけ、上流の3つは次回のお楽しみに・・・(次回があるかどうかは微妙)
この日は晴天に恵まれて、暑すぎるくらいだったけど、さすがに滝の近くは涼しくて気持ちいい~マイナスイオン浴びまくりです。
車の入ってこられない道をてくてく歩いていくと・・・
何やら怪しい人影が・・・
「きゃ~、バケモノ~」
『伊豆の踊り子と私』さんですよ、怪しい者ではありませんよ。
らーすけ、怖くて近寄れず。
「悪霊タイサン!」
無理やり引っ張ったら吠えまくりました。
怖がりやのぅ~ それとも、ホンマ、何か、おったんか・・・?
仕方ないから抱っこで無理やり近づけると、イキモノではないと理解したようです。
「吠えたりして、ごめんなさいです」
仲直りのちゅ!
踊り子さんと別れて、いかにも!なお土産物やさんを眺めながら次の滝へと歩きます。
またおった~!
伊豆方面、踊り子さんだらけや!
「もうだまされませんよ!」
らーすけ的に、こっちの像は大丈夫だったようで、吠えませんでした。
何がちがうのかな?
「ほんもののおどりこさんに、会ってみたいですね!」
ホントにね、今でもいるなら、会ってみたいね。
できれば百恵ちゃんがいいかな~
さて、この遊歩道沿いにある、古民家の炭火七輪焼きのお店肉月で休憩しました。
本当は二日目のお昼をここで食べようと思ってたんだけど、行き当たりばったりの道中なので、なりゆきにまかせて、おやつタイムです。
にらの足を拭いて、急な階段をのぼって、上階の屋根裏部屋へ。
右下の写真、囲炉裏端の蚊遣の中で、赤ちゃんがお昼寝しています!
六歳くらいのお嬢ちゃんはがかわいく『いらっしゃいませ~!』と応対してくれたので下の子でしょう。
いまどき、こんなにのんびりした育ち方をしている子がいるのね~ほのぼの。
ちなみに、上のお嬢ちゃんに向かってにらは吠えました・・・
もしかして、石像と思ったのか・・・?
大きくなったら、踊り子になる・・・?
滝氷(ニューサマーオレンジのマーマレード練乳かけ)と自家製梅ジュースをいただきました。
梅がごろごろ4つも入ってたので、氷に乗っけて食べてみたら、それもまた美味しかった!
大満足でした。
窓の外は竹林、とても気持の良い休憩になりました。
さてさて、滝見物最後は一番下流の大滝です。
「いきどまりですよ!」
ルートに従い、歩道をどんどん降りていくと、途中で浴衣の人や水着姿の人とすれ違う・・・
変だなと思ってたら、どうやらこの滝は天城荘の私有地であるらしく、ここより先は有料なのです。
滝の周りに、温泉やプール、洞窟風呂なんかもあるみたいでした。
宿泊客ならずとも、料金を払えば入れます。
貸水着の用意もあるようでした。
心が揺れたけど、犬はきっとNGでしょうから、ここでUターン。
滝には近づけなかったけど、それも仕方ないですね。
夕方になったので、お宿を目指して移動しました。
お宿編は、次回に!