夕陽亭にら屋

愛犬と安穏な生活

しみったれた話

2011-11-28 15:25:33 | ずんのひとりごと

「にらですよ。商店街にいますよ。。。ボクはお買い得ですよ、奥さん!」
今日は朝から曇り空の東京地方です。
お天気下り坂の予報です。
お散歩は今日のうちにたくさん歩いておこうと思うけど、寒いからあまり外に出たくないなぁ~
先週ベルギーに住む姉に、年越し物資を送りました。
たいした物は入ってませんが、日本の食材に便利グッズその他、身の回りの物ばかりです。
にらが中で丸まったらもう他には何も入らないくらいの大きさのダンボールにあれこれびっしり詰め込んで、ちょっとでも隙間があれば、かつおぶしパックで埋めて梱包します。
なるべく重いものは避けたつもりですが、遠くなので料金が12300円ほどかかりました。
H.I.Sならソウル3日間19800円で行かれるというのに、子供でも持てそうな荷物ひとつ片道で12300円かぁ。。。
ハァーとため息ひとつ。
それが、2日後に予想外の展開に。。。!

「ちょっと~大げさじゃありません?」
そう?大げさだったかな。。。でもびっくりしたのよ~
長年荷送りしていますが、初めての出来事が起きたのです。
荷物がそのまま、我が家に戻されてしまったのでした。
理由は、『内容品に航空危険物が入っている恐れがあるため』。
もちろん、危険物など入れたつもりはありませんし、納得いかないけど、配達人に言ってもらちがあかないし、ただぼうぜんと受け取るしかありませんでした。
郵便局から家に配達してもらって12300円。。。ものすごく高くついてしまいました。。。チーン

「オ~マイガッ!。。。一体何を入れちゃったんです?」
悪いものなんて、何にも入れてないよ~
X線検査でスプレー缶のようなものが見つかったっていうんだけどそんなもの入れてないし、仕方ないから全部出して見直して、疑わしい化粧品のボトルを出して、再び梱包したんだけど、それだって、今まで何回も送って問題なかった物だったんです。
何故今回はアウトなの?
最近厳しくなったのかなぁ。
ものすごく腹が立ったけど、もう一度12300円支払いましたよ。
中身が減ったのに料金変わらず。。。チ~ン
お願いだから、二度と戻ってこないでね。。。
でもねぇ。。。24600円あったら、H.I.Sのツアーでソウルに行ってお土産も買えるっていうのに、昆布だの煮干粉だの納豆ふりかけだのを送るだけでそんなにかかってしまったなんて~
お金の価値って何なのでしょうね。
にらはペットショップで購入したので、悲しいかな値札のついたワンコでした。(しかも特別セール品!)
こんなに可愛がって、蝶よ花よと育て、我が家の大事な王子だけど、しょせん“○○円のワンコ”でしかないんです。
この私とて同じこと。
もしもどこかで車に轢かれたら、保険会社が決めた保険金が支払われ、私という人間の価格が決まるわけで、ロクな稼ぎがない私は最低料金に違いありません。
死亡保険金なら安いなりにまとまった金額だろうけど、それだって、どこぞの御曹司なら、マカオでものの数分で使い果たす金額でしょう。
良いも悪いもなく、世の中そんなものなんでしょうねぇ。。。

「ボクは赤札セール品なんですか?」
そうだよ、覚えてない?
小さなペットショップで特別価格になってて、あら、お安い!と思って衝動買いしちゃったんだけど、今思うと、でっかくて規格外だから安かったんだろうねぇ~
ほんとお得だったわ~ こんなイイコに巡り合えて!

「なんか。。。言葉に心がこもってませんね」
ううん、本心よ~
もしも今、○○円(売値)でらーちゃんを買いたいって人が現れても絶対に売らないわ。
倍額でももったいなくて、売れないわ~!
(1億円なら考えるけどね!)