Ninbuのスマホで撮った花だって美しい!

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7月の花のアルバム ②

2022-08-21 | みんなの花図鑑
先回の続きです。7月の花のアルバム ① 2022-08-16

先回同様、花の名前や分類(科名、属名)は写真の後に表記しました。まず、写真と説明を見ていただき、花の名前を考えていただけるようにしました。

料理に使われるハーブとして知られますが、ハナハッカという和名のように、花も美しい多年草です。



直立した茎の先端に、赤紫色の苞に包まれた淡紅色の小花が球状に集まり、次々に咲きます。苞の色は乾燥させても残るので、ドライフラワーにしても楽しめます。

<オレガノ(花薄荷)シソ科ハナハッカ属> 7/19 柏の葉公園


茎の先端に約1.5cmのとても小さな花を咲かせます。花は白色が多く、花弁の枚数が4枚で、長い雄しべが目立ちます。




これらの特徴から「ハクチョウソウ(白蝶草)」とも呼ばれています。また花色から「ヤマモモソウ」という別名もあります。

<ガウラ(白蝶草) アカバナ科ガウラ属> 7/1 アンデルセン公園


ジャパニーズハイブリッドとも呼ばれ、明治時代に日本から輸出されたタモトユリを1970年代にオランダで改良された栽培品種です。



その真っ白で優美な姿と特徴のある香りは、世界的にもブームになるほどの人気の植物となりました。日本だけではなく、海外でも冠婚葬祭などにもよく利用されている人気が高い植物です。

<カサブランカ ユリ科ユリ属> 7/19 柏の葉公園


葉の模様が美しい観葉植物です。葉模様や色が様々あり、白の斑模様は涼し気な爽やかなイメージ、赤の斑模様はカラフルでトロピカルなイメージになります。



<カラジウム(錦芋) サトイモ科カラジウム属> 7/1 アンデルセン公園


1990年にペチュニアから分かれて独立した新しい属です。それまで「小さなペチュニア」「枝が垂れるタイプの小輪ペチュニア」といった呼び名しかありませんでした。



花もペチュニアによく似ていますが、オレンジやチョコレートなど、この花だけにしかない花色が魅力です。



<カリブラコア ナス科カリブラコア属> 7/1 アンデルセン公園


夏に咲く、日本でも古くから秋の七草の一つとして親しまれている植物です。清々しい青紫色をしている星形の花です。



秋の七草の簡単な覚え方は植物の頭文字をとって『おすきなふくは』と短縮して覚えると覚えやすいようです。



「おみなえし(女郎花)」「すすき(尾花)」「ききょう(桔梗)」「なでしこ(撫子)」「ふじばかま(藤袴)」「くず(葛)」「はぎ(萩)」。

<キキョウ(桔梗) キキョウ科キキョウ属> 7/19 柏の葉公園


北アメリカが原産で、アメリカの先住民の貴重な食料だったと言われていました。江戸時代末期に飼料用作物として日本に導入されました。




花やイモの切り口が菊に似て、地下に多くの芋が出来ることなどから日本では菊芋(キクイモ)と呼ばれています。

<キクイモ(菊芋) キク科ヒマワリ属> 7/1 アンデルセン公園


日本から海外に渡り、逆輸入されてきた美しい植物です。葉は平たく、多くが楕円形で、縦に筋が入ったように見える葉脈が特徴的です。




ギボウシの名前の由来は、生長しかけの花茎の先端が寺院や橋などの欄干の飾りに使われる擬宝珠に似ていたからだそうです。

<ギボウシ(擬宝珠)キジカクシ科ギボウシ属> 7/1 アンデルセン公園


常緑の中低木で、葉は厚く長楕円形、形状は竹の葉に似ており、6月から9月に桃の花に似た白色や赤色などの花を咲かせます。




根、葉、茎、花 など樹木全体に毒性を持っており、口に含むなどすると吐き気、嘔吐、下痢、めまい、腹痛などの症状がおこることがあり危険なため、注意が必要です。

<キョウチクトウ(夾竹桃) キョウチクトウ科キョウチクトウ属> 
7/1 アンデルセン公園


ツル性の植物で、葉はアサガオ(朝顔)によく似ています。夏にグリーンカーテンとしても利用できる、爽やかな色の葉と小さな花をつける生育旺盛な植物です。




花がキリ(桐)の花に似ていることからの名前ですが、「アサリナ」、「アサリナ・バークレイアナ」とも呼ばれています。

<キリカズラ(桐葛) オオバコ科キリカズラ属> 7/19 柏の葉公園


鮮明な色彩で色幅のバラエティに富み、にぎやかさを感じさせる花です。甘い香りを漂わせ、金魚を連想させる愛嬌のあるふっくらとした花形が特徴です。



一重咲き、八重咲きのほか、花が杯状に大きく開くペンステモン咲きの品種もあり、まったく違った印象を受けます。本来は5月ごろが開花の盛期なのですが、ほぼ周年咲かせることが可能です。



<キンギョソウ(金魚草) オオバコ科キンギョソウ属> 7/1 アンデルセン公園


葉は光沢のある長い楕円で濃緑色で葉脈がはっきりとしています。花は6月~7月に白色の花を咲かせます。花弁はフェルトのような優しい風合いをしています。香りが特徴的で甘い香りを周囲に漂わせます。



花の形は八重咲と一重咲きがあり、一重咲きの品種は秋になると橙色の実をつけ、熟しても口を開かない事から「クチナシ」の名が付いたと言われています。

<クチナシ(梔子) アカネ科クチナシ属> 7/1 アンデルセン公園


花色が豊富で、あらゆる花色が楽しめ、花弁もフリンジ咲き、平弁咲き、反転弁咲き、受け咲きなどがあります。さらに花の大きさも、巨大輪から極小輪咲きまでと変化に富んでいます。



日本へは江戸時代の末期に一度渡来しましたが、栽培がうまくいかずに明治になって再渡来し、その後に栽培が普及し、現在では切り花として年間を通じて作られています。



グラジオラスの名の由来はラテン語の「剣」という意味のグラディウスで、葉の形からきています。

<グラジオラス アヤメ科グラジオラス属> 7/12 手賀沼湖畔


全体的に黒っぽい色をした蝶で、後翅には赤斑が見られますが表裏の両方に赤斑があるのはメスのみでオスは後翅の裏側のみに赤斑があります。花はペンタスです。



クロアゲハは神様の遣いと言われており、神事がきちんと住んでいる神域にだけ現れます。 もしも神社でクロアゲハを見掛けたら、その人のエネルギーが充実しているという証拠です。



<クロアゲハ(黒揚羽) チョウ目アゲハチョウ科> 7/19 柏の葉公園


語源は、ギリシャ語の「秩序」、「飾り」、「美しい」という意味の「Kosmos, Cosmos」の言葉に由来します。



このことから、星がきれいに揃う宇宙のことをcosmosと呼び、また、花びらが整然と並ぶこの花もcosmosと呼ばれるようになりました。

<コスモス(秋桜) キク科コスモス属> 7/12 手賀沼湖畔


生長期は、4月~6月と9月~10月。鮮やかな色彩の葉を楽しむ植物で、花に負けない華やかな株姿で初夏から秋にかけて花壇に欠かせない存在です。



<コリウス(金襴紫蘇) シソ科コリウス属> 7/1 アンデルセン公園


茎がらせん状に取り巻くことから英名では”スパイラル・ジンジャー”と呼ばれています。開花期は適温下では周年ですが黄色の花そのものは一日花です。また、赤色の苞は長く残り次々と開花を続けます。



<コスタス・バルバタス(スパイラルジンジャー) オオホザキアヤメ科コストゥス属>
7/19 柏の葉公園 


1989年にサントリーと京成バラ園芸が共同で作出したペチュニアの園芸品種です。原種の欠点だった雨への弱さを克服し、花つきを格段によくしたばかりでなく、丈夫さをそのまま残すことに成功しました。



小輪から大輪、一重咲きから八重咲き、花びらに星型やハート模様が入るタイプなどバラエティーが豊富です。



最初に登場した紫がかった赤からさらに改良が進み、現在では赤、白、ピンク、紫ピンク、紫、ブルー、黄などバリエーションが増えました。



サフィニア  ナス科ツクバネアサガオ属> 7/1 アンデルセン公園


一般的には春の花といわれていますが、その開花時期は長く5-10月くらいまで咲き続けます。1本の花の開花時期は短いものの次々と花芽があがってくる、パンジーやビオラのような咲き方をする花といえばイメージがつきやすいでしょう。



毒性があり、中毒症状として下痢や腹痛・吐き気があらわれます。食べる量や体の大きさにもよりますが、症状は1日程度でおさまる毒性です。



「サフラン擬き」とも書く植物で、名前のとおりサフランに似た花であることからつけられた名前です。

<サフランモドキ(サフラン擬) ヒガンバナ科サフランモドキ属> 7/16 自宅


根、葉、茎、花など全体にサポニンを含み、昔、ヨーロッパでは洗濯に使われました。日本には明治初年に渡来しました。



茎の先に集散花序を出し、淡い桃色~白色の花をつけます。花冠は放射状に5裂して、平らに開き、裂片の先がへこみます。花には香りがあり、夜に強く香ります。



<サボンソウ(石鹸草) ナデシコ科サボンソウ属> 7/1 アンデルセン公園

次回「7月の花のアルバム ③」に続きます。