Ninbuのスマホで撮った花だって美しい!

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東の鎌倉散歩 その2(志賀直哉邸跡)

2017-07-29 | 日記

手賀沼を望む我孫子市の高台には明治から大正期にかけて「白樺派」と呼ばれる文人達が住み「東の鎌倉」と呼ばれたそうです。大正時代、文化人達が愛した我孫子の高台の緑地には志賀直哉、武者小路実篤、杉村楚人冠らの邸宅跡が残っています。

今朝はこの高台を文学散歩と自然観察としゃれて歩いてみました。
現在の我孫子の自然や風景に文学史と自然史を重ね合わせながら歩く、ちょっと知的になった気分がする散歩でした。

志賀直哉邸跡表札
志賀直哉は「白樺」同人の柳宗悦の勧めで、大正4年から12年までの7年余りこの地に住みました。
当時はこのすぐ下が手賀沼の水辺で、武者小路邸へは舟で往き来したといいます。


入口より書斎を望む
広場の片隅には当時の書斎が復元されています。


志賀直哉の住まい(パネル)
母屋と離れ、そして書斎からなっていました。


ここで書かれた小説(パネル)
後で移り住む武者小路実篤や、瀧井孝作、バーナード・リーチらと交流を深めながら、「和解」「暗夜行路」「小僧の神様」「城の崎にて」等の名作を発表しています。





書斎
大正10(1921)年に作られました。


書斎説明パネル
木造平屋で、床面積は44坪。


書斎
平成23年に我孫子市指定文化財に指定されました。


東屋

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