北海道の山登り・花・滝 大好きおぢさん日記

過去の記録を一つにまとめたブログで現役ではありません。

平山 (133山目)

2022年02月19日 17時17分19秒 | 山登り オホーツク紋別

 

登山日:2015/7/18

山名:平山
標高:1,771m
場所:遠軽町(旧白滝村)
コース:白滝コース
標高差:721m

ガイド標準時間:登り2時間20分 下り1時間30分 計3時間50分
ガイド評点:50点 初級

札幌発:4:30
登山口着:7:40
出発:8:00
山頂:11:10
所要時間:3:10
駐車場着:14:05
登山時間:6:05

 

北大雪の 平山に登って来ました。

過去に2度、9月と8月に登っているので今回の7月はまさにグッドですよ。
ただ、1週前に登った方のレポートを見ると
駐車場は6時半で満車、花はまだ早いと・・・

札幌で5時15分に高速に乗り
白滝の登山口に着いたのが7時40分。



駐車場はまさかの6割で楽勝でOK!
でも身支度している間に次々と来るなぁ
出発までにほぼ第一駐車場は満車だよ。

 

 

コンビニおにぎりを1個食べて
充分に準備運動をして午前8時

さあ出発!

 

最初は針葉樹林の中をゆっくりと歩くがここでは中々花がないなぁ

工事現場の足場で補強された橋を渡りまずは「夫婦の滝」
前は表示があったような気がするけどね
二つの滝が一つになり落ちていくから夫婦滝なんだよね。

 

 

スタートから約30分、やがて次の滝 「行雲の滝」に出会う。

この滝は落差もあり見事だ
少な目の水が涼しそう。

少しだけ遡り近めで撮影。

行けば滝直下まで行けそうだが今回は登山がメインなんでね。

 

 

この辺からハクセンナズナが現れる
第一雪渓までの間まで結構咲いていた。

 

次の「冷涼の滝」へ

この滝は行雲の滝と違い水量豊富で勢いがある。



ここから下へ降りる踏み分け道があり
すぐではあるがこれも我慢我慢
まずは登ること。

 

 

ゴゼンタチバナを見ながら道は斜面をトラバースしながら高度を上げていく。

 

低地では終ったエゾノリュウキンカもここではまだまだ

 

最後の滝「平山の滝」が見えたら
第一雪渓までもう少し。


登りもキツイところだ

 

 

低地では春1番のエゾノリュウキンカと
夏から秋への花 ハイオトギリが同時に咲いているのも高地ならではだね

 

 

過去2度のときもこの地点で咲いていた
フキユキノシタ
なかなか味のある小さな花だ。

 

こういうふうに小さな沢が上から地中から。
とっても癒される



手で触れたけど冷たい!
飲みたいよね。

 

 

今どきは水辺にオオバミゾホオズキがいっぱい
黄色い花は映えるね。

 

もう少しで第一雪渓のころ
チシマノキンバイソウをここで見る。



黄色の花が多いのもこの山の特色かな?

 

 

カラマツソウはほぼ満開近いね
線香花火のような花。

 

やっと第一雪渓。



汗がダラダラ状態で・・・
これで半分ってとこかな
道から沢に近づき大休止。

ふと横をみるとチシマフウロ。

 

 

エゾノリュウキンカの黄色が眩しいね~~

 

さらにまた黄色の花
ミヤマキンバイ。

 

さて出発して雪渓を渡る。

踏み外しのないようそ~~っと
渡ったあとはいつもどおり
エゾコザクラ、チングルマ、ミヤマキンバイのお花畑だ。

 

雪渓が消えるまで急登は続く
一息入れながら来た道を振り返る。

 

またまたまた黄色のミヤマキンポウゲ
さすがにもう終わりであろう・・・

ああウコンウツギのおなじみさんも

 

この辺からミツバオウレンが咲いていた。
他にもツマトリソウも

 

おっと
第一雪渓前の小沢にツボミのアカバナが多かったが
ここで開いている個体に出会えるとは!

 

もう花、花、花だね

一旦上りきり小休止によい平坦地
ここにもたくさんの花が
低木にはウラジロナナカマドの白い花は高地でおなじみ。

 

稜線が見えてきた
こちら側は最高点、比麻奈山~比麻良山方面。

 

 

ここにはエゾノツガザクラが7分咲き
丸々ツヤツヤ綺麗だね。

 

そしてやっと稜線上に出る
あとは表大雪目の前の分岐に行くだけ。


2時間45分で到達。



病み上がりの同行者もがんばった!
ご褒美はこの展望だ。

 

 

 

 

 

青空ならばもっと良いのだが、前回は日差しの強さに熱中症手前まで行ったからねぇ
まぁこのくらいで表大雪が見えたらヨシだよ

右端から愛別岳~比布岳~北鎮岳~手前に凌雲岳~奥に最高峰の旭岳~また手前で黒岳~
小さな尖がりは烏帽子岳~白雲岳~赤岳へと

休憩はあとにしてまずは平山山頂をめざし左へ進む。



本来だとピンクに染まる地点だが…やはり早かった!
咲き始めが多くて少し残念。

それでも少ない株だが撮影出来た。
この花目当てで来たようなもんだしね

タカネシオガマ。

 

 

もうひとつの主役、コマクサのほうが多かったし早かった。
何度見てもこの花はいいね!

 

 

お いい所に停まっているな
なんて鳥だろう?(鳥には疎い)

 

 

マルバシモツケにメアカンキンバイ
良く見る高山植物ではあるがやはり平山は種類が多い。

 

 

さらにコケモモ、イワブクロ、イソツツジと続く
しかし終わっている花もあるようだ
チシマツガザクラは見たかったなー

 

 

 

平山山頂の標識は真っ二つに!



5年前かな~その時はまだかろうじて繋がっていたのに
人が多い山だからそろそろ表示物をお願いしたいねぇ

ここからニセイカウシュッペ山は全貌が見える。

通称アンギラス~山頂~大槍~小槍と
あの山も大好きな山だ。

 

山頂からさらに踏み分け道(明瞭)をたどるとすぐに行き止まり。

そこは表大雪の展望を邪魔するものは何もない!
ここで大休止がいいね

 

 

しかし分岐まで戻り休憩することに
この時点で比麻良山方面は止めて下山することに決めた。

あちら側は次回のお楽しみでね

分岐の岩に座り
しばしの休憩タイム。

何気なく横を見るとコマクサの赤・白の共演が…



誰か植え替えましたかな?

 

 

下山前に平山山頂方向を。



青空はなかったが雨模様も一切なし
紫外線だけが強そうな一日でしたな。

 

 

下山中でも登りに気付かなかった花もある
最後の黄色か
キバナノコマノツメ

 

そして笹薮の中で発見!
なぜこんなところに・・・
コミヤマカタバミ

 

第一雪渓まで何事もなく下る。

雪渓を渡るときだけ慎重ね
足を滑らすとやっかいだから。

渡りきったところに葉がちがうカラマツソウの
モミジカラマツ。



これは道を挟んでカラマツソウと咲いていた
面白いもんだねぇ

 

 

平山の滝とも見納め。



しかしこの滝まで遡行した人を知っているが・・・
凄いねぇとても行けないよ

 

 

いつも下山は左膝が痛くなり悲鳴を上げるのだが
ここは大丈夫だった。

それというのも下り一辺倒ではなくちょっとした平坦な箇所が多くて
それだけで大分違うんだよね

大きな滝をすべてパスし針葉樹林帯に戻ってきた。
これは隣のニセカウでよく見たね

コバノイチヤクソウ。

 

さらにエゾノレイジンソウ。

 

夫婦の滝もパスし
楽勝で駐車場へ
とにかく膝がもったのが嬉しいね。



数組が帰り
それを上回る組が来ていた。

遠くは静岡ナンバーもあった!
下の第二駐車場にも車があってなるほどの人気の山だね
そういえば第二雪渓あたりで10人以上のパーティもいたもんね。

 

3度目ともなると風景などはあまり変わらない
時期を変えることにより新しい花が見れるかもしれないし
木々の葉が落ちれば滝も見れるかも知れない。

山と滝と花がある平山は本当にいい山である
できれば毎年登りたい山だ。




帰途の林道で山側を見るときれいなピンクののっぽの花
何度も見ている珍しい花でもないが撮影は初めてだった!

締めくくりが良かったネ
ヤナギラン。

 

8:00出発~11:10山頂~休憩~14:05登山口
所要約6時間5分

7月18日 訪問

 

登山アフターは道の駅砂川の北菓楼、ベネズエラソフトクリーム(期間限定)

 

 



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