北海道の山登り・花・滝 大好きおぢさん日記

過去の記録を一つにまとめたブログで現役ではありません。

オダッシュ山 (132山目)

2022年02月11日 11時10分54秒 | 山登り 十勝

 

 

登山日:2015/7/5

山名:オダッシュ山
標高:1,097m
場所:十勝
コース:安田川コース
標高差:728m

ガイド標準時間:登り2時間20分 下り1時間20分 計3時間40分
ガイド評点:45点 初級

札幌発:4:50
登山口着:7:45
出発:8:05
山頂:10:05
所要時間:2:00
駐車場着:12:35
登山時間:4:35


新得町の「オダッシュ山」に登って来ました。
当日の天気予報は午前から昼まで晴れ
さーどうなるか・・・

高速で清水町からオダッシュ山を見るとくっきり青空!

しかし平地に降りると濃霧でくもり・・・
そのまま登山口に向かう。


目印は国道38号線の新得町内で信号のある交差点(左にセブンイレブン)を
左折し山へ一直線。
途中の畜産試験場横を通るとダートになるが道は走りやすいね

そのままいくとJR根室線の陸橋をくぐる手前にゲートがあり
ここはカギがないので自分で開けて進む。

T字で右への標識。

 

そしてすぐに左折。

看板はあるけど夏は草の陰で見えずらい
その後は道なりで右に高速と登山ポストを見ると到着です。

先行車は2台だった。

 

相変わらずどんよりとした濃霧の中を8時出発。
まずは高速の下をくぐる。

 

高速を右に並走しながら歩いていくと標識があり山に入る。
少しの間は川沿いに山へ向かう。

 

出発から10分ほどで最後の水場。
ここを過ぎてから登りが始まるよ。

 

少し登りもきつくなったところで笹薮な中にコケイランを発見
もうすぐ終わりな感じだな~

 

登り始めて25分

やっと樹林帯がいっときなくなり下界が見えた!
でもガスだよな~~

 

登山道はこのあとも土道でたまに木の根に気をつけるくらいで
登りやすい。

ただ濡れるとすべりやすくなるのもやむを得ず
傾斜のきついところはロープがあった。

そして白樺平に到着
ここは立ったまま小休止。

 

さあここから急登が始まる

写真ではあまり感じないが結構な傾斜が続くから
勢いをつけるためしっかり休む。

 

急登といっても他の日高の山のほうが困難だが。

私的にはステップが踏める石道のほうが好きなので
平坦部では非常に気持ちのよい土道も急登ではちとツライ。

 

下界方面を見てみるがご覧のとおりの濃霧で・・・涙

しかも霧雨程度だが一瞬ポツポツと
だが、もっと登れば突き抜けるはずだとファイトが沸く。

 

休み休みで登りきると
実にいい感じの道に出る

ミズナラロードだ

 

若干の登りなので疲れることは疲れるが
実に気持ちが良い登りだ
こんな気持ちのよい道は初めてか?

おっとツマトリソウも咲いていた
上に行けば行くほど花は増えると思った。

 

カラマツソウと

 

ズダヤクシュも



ズダヤクシュは近くで見るとほんと綺麗な花だ。
ただ数は少なかったね。

 

少し青空が出てきたゾ!

白樺林が綺麗だなっと・・・さあまもなく前峰だ

 

やっとこさ前峰だ。

まさか前日の酒が残っているかのような疲れ方・・・・

だがなんとか前峰に到達
ここでリュックを下ろし休憩ターイム。

 


ダッシュどころか疲れた・・・
日頃の運動不足だから仕方がない

これから本峰へ向かう
相変わらずガスが立ち込めているが平坦な道で
とっても楽でした。

 

おっと黄色の花
オトギリソウがもう咲く季節になったんですな

 

 

最後の登りはフウロロードだった。
薄いのや濃いのや
チシマフウロにトカチフウロかな?

 


もうラストスパートなので登りも辛くないね
しかも上空は綺麗な青空だ!

さー山頂へ

 

無事に誰もいない山頂へ躍り出る。

残念ながら上空は青空だが廻りの7割はガスのまま。

往路ですれ違ったのは2組3人
抜いたのが1人だった。

 


 

 

少しの時間でいきなり山なみが顔を出した!
あーこれは感動ですわ

真っ白の中からいきなりだからね

双珠別岳~狩振岳

 

ニペソツ他、東大雪と然別湖の山々は雲海の上
雲海がすごいね

だが雲で山頂付近は見えず!残念

 

 

雲の向こう
佐幌岳は意外と近い

 

十勝連山も一時だけ顔を出した

富良野岳~三峰山~カミホロカメットク山~十勝岳

 

山頂だけで咲いていた?
マルバシモツケ。

 


山頂ではコンビニで購入したパンを食べ
温度もよくのんびり状態。

ただハエが多い!

後から登ってきた地元の単独男性と山の楽しい会話をし
名残り惜しく下山へ
カラスアゲハが映りこんだのがわかりますかね?

 

さあガスの中へ降りていこう

 

帰途中にハクサンチドリを発見

この花ももう終わりですな

 

別の色も

 

お コケモモもあるんだ

 


前峰から下るとあの気持ちのよい道に出る。

駆け足でも全然平気だけど
時間があればゆっくり歩きたい場所だね。

 

お~下界がくっきりと
晴れですなぁ

 

この辺が最後の下界を見れる場所。

新得町の町並みと右端には1直線に往路が見える
帰りはあそこを通って帰る。

 

振り返ると最後に山頂まで見えた

 

川の水でちょっと顔を冷やす

 

登山道から高速沿いの作業道をとぼとぼと戻る

ウツボグサの綺麗な紫が目立つね
この山、最後の花見であった。

 

 

結局この日は5組6人の入山であった。

確かに遠くから高速代まで出して登りにいくまではないかも知れないけど
いい山だと思うよ。

特に急登を終えた後のミズナラの樹林の中を歩く道
あんな感じの道はあまり覚えがなくとても新鮮。

加えて山頂からの眺めは素晴らしく1000メートルを超えているのもいい
そうそう クマの生息が感じられなかったね。

 

今回のアフタースィーツは「道の駅 樹海ロード日高」にある「ラ・フランスのソフトクリーム」
これお気に入りです。




8:05出発~10:05山頂~休憩~12:35登山口
所要約4時間35分

7月5日 訪問

 

 

 



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