*風不死岳より
登山日:2015/6/7
山名:恵庭岳
標高:1,320m
場所:道央 支笏湖
コース:ポロピナイコース
標高差:1,010m
ガイド標準時間:登り3時間30分 下り2時間40分 計6時間10分
ガイド評点:65点 中級
札幌発:6:30
登山口着:7:30
出発:7:50
山頂:11:20
所要時間:3:30
駐車場着:14:20
登山時間:6:30
数日前から次の山は恵庭岳に決めていて
山頂へは危険箇所があるからギリギリで引き返す予定で出発。
登山口に7時半到着なんだけど・・・
駐車場が狭い!
すでに満車!
一抹の不安を持ちながら
路上駐車2台目となる・・・
なになに・・・昨年そんな大雨にやられたんだ?
そういえば何となく覚えているかな
それにしても酷い状態だねぇ
今日はキツイ箇所もあるから準備運動を念入りにして
さー8時出発だ。
最初は林道ぽい樹林間を歩き
すぐに涸沢に。
ここに水が流れているときはなかなかいい眺めじゃないか
落差はないが顕著な滝の跡が二つも見られた。
その一つを昇り
いよいよ登山道へ
すでに花の出迎えもありいい感じで登る。
とりあえずこの時期はスミレ
タチツボスミレ。他にミヤマスミレも見たね。
この花は一番たくさん見た気がする
今が旬のツバメオモト
3合目までの間に咲いていた
フチゲオオバキスミレ
黄色のスミレが好きなのです。
この花が見れるとは
ラン科はやはり見つけると嬉しいね
2株咲いていた。
ササバギンラン
3合目までの間に
タニウツギ
3合目を過ぎたあたりから急登が始まる
ジグを切る箇所よりも真っ直ぐ登る
これが7合目まで続くのですよ!
ミヤマハンショウヅル。
これは背丈を越える樹木からぶら下がっていた
結構咲いていたね
さてこの辺から高度があがる。
まずはムラサキヤシオツツジ
つぼみも多くもう少しで満開。
サンカヨウは群生していたね
この花も多かった
途中で現れるロープ場。
登りは左に巻き道もあるが切り立った稜線上なので
あまり近寄らないほうがいいかも
意外とロープ場長い・・・
下り用は向かって右側にあるがここからは見えない。
そして7合目の見晴台で
ここは小・大休止に丁度良い
岩場だけにイワヒゲも咲いていた。
ここで支笏湖が初めて綺麗に見える
紋別岳のアンテナ群も見える。
こちらはイチャンコッペ
山頂を仰ぎ見る・・・が
ガスで見えない!
第二展望台に到着~
ここから先はロープが張っており・・・
「基本的には立ち入り禁止」 *2015年当時であり、現在はもっと規制しているはず
山頂標識もあるぞ!
とりあえずザックを降ろし遅い朝ごはん
そういえばここまで2時間半かー
まだ短縮はできるね
少しガスが無くなってきたな
山頂はあの岩の上だよな
どうしようかな
人が見えるし
あれだけあった車に対しここには1組だけ・・・
みんな行ったなぁ
せめてオコタンペ湖をみてから帰るか
ちょっと行ってみよう
ここからは急登が少ない
稜線北側にはまだ雪が残っている
もう一度山頂を見ると青空もあるではないか
これは行かねば・・・
おっと
オコタンペ湖の水の色が綺麗だなぁ
すごい綺麗だよ
標高の高いところに咲いていた
ヒダカエンレイソウ。
他に近郊では見れない花かと思う
これはスミレの仲間だと思うけど・・・
何??
ミヤマスミレのようだが花弁が見たことがない
3つ4つ固まって咲いていた。
山頂までの間に
コヨウラクツツジ。
これも短い距離内に数本あり
さらにエゾヤマザクラはこれから
やっと岩峰の基部にとりつく
うーん
落石のないように!
岩峰にとりつくまでに
ちょっとした平坦なスペースがある
そこでシラネアオイの群生。
おそらく登山道沿いでは一番株数が多いかな?
さらに回り込み、とりつき箇所のところにちょっとした花畑と岩につく花
まずはエゾノイワハタザオ。
岩にへばりつく
イワウメ
この花を見ると高いところに来た実感。
ここからの登りはザレでもあり後続に落石しないよう注意が必要!
足場はまずまず大丈夫なのでゆっくりとあわてず
ラストのロープ場を前に振り返る。
ラストはロープに頼り
手も使い無事に山頂へ。
山頂は2段になっており下の段のほうが広いので
結構な登山者がいた。
しかしやはり上の標識があるほうがいいよね
ここでも見所はオコタンペ湖だ
美しい湖とバックの漁岳~小漁岳
左奥にうっすらと尻別岳、羊蹄山は残念!雲の中。
どこを見ても絵になる360度の景観
支笏湖も違う感じで美しい
登山口方面からポロピナイ、紋別岳の方向や
爆裂火口を覗いて見る
しかし岩峰の上なので軽度の?高所恐怖症としては足がすくむ。
そろそろ降りようかな
西峰を見る
全面青空だったらもっと綺麗だったろうな
それに遠くの山もあまり見れなかったので
いつかまた来よう!
下りは登り以上にビビッた!
最初の降りが一番注意するところで
一段降りてしまえばあとは落石だけ注意。
よく見るともう一つ山頂へのルートがあったんだね
今度はそちらか
いずれにしろ残置ロープの状態次第でしょう
それからの下山がやけに長く感じた
それは左ヒザを痛めてしまったから。
今期初の中級の山はやはり日頃の鍛錬のない身体を痛めつける
痛いヒザをかばいながら下り一辺倒の道を降りる
せめて少しは平坦地でもあればねー
そろそろ登山口かと入り口近くの林道を歩いているときに・・・
コケイラン。
特別にすごく珍しい花ではないけど
ラストのラストでラン科を1本だけ見れたのは良かった!
往路で見つけ復路で撮影し忘れの花もあったが
それだけ帰りでいいやと
豊富に感じた恵庭岳の花でした。
花たちの撮影で何とか下りて来た
心配していた路駐の駐車違反ステッカーもなし!w
安心して帰途に着く
札幌に近くてとってもいい山だったね
*この後に岩峰が崩れたり、山頂はさらに危険な状態になっている
個人的には、また機会があっても山頂には行かないだろう
それは
行ってはいけないところで事故にあえば、ただの自己責任では済まないからだ
8:00出発~11:20山頂~休憩~14:20登山口
所要約6時間20分
6月7日 訪問
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