登山日:2013/5/7
山名:伊達紋別岳
標高:714m
場所:伊達市
コース:太陽の園コース
標高差:735m
ガイド標準時間:登り2時間10分 下り1時間30分 計3時間40分
ガイド評点:45点(初級)
札幌発:6:00
登山口着:8:50
出発:9:00
山頂:11:00
所要時間:2:00
駐車場着:13:00
登山時間:4:00
胆振地区のお山制覇を目指して
前回の有珠山の次は伊達紋別岳に行って来ました。
この日のこの地区は晴れ予報
(札幌は雨だった)
登山口は施設の太陽の園
そこに登山者用の駐車場があるので園に停めないように。
8時半に着いたときは先行は車1台のみ。
そして空模様が暗くなり霧雨も降ってきて風も出てきた。
嫌なムードの中で先行者(単独女性)が出発したので
こっちも踏ん切りがついた笑
さー行くか!
この山に決めた一番の理由は
珍しいエゾアオイスミレを見たいから。
サイトで良く見るがこの山での記録が多い。
加えてこの時期
最初に咲くのはエンレイソウでもナニワズでもなく
このスミレと期待して。
登山口の記帳箱をすぎて
早くも薄青色のスミレが・・・
おーグッドタイミングだったね!
まだまだ咲く前のつぼみもあったが
今が盛りで良かった。
本当に他の花に先駆けて咲く花なんだな
何枚も何枚も撮影をした。
さて、空の暗い雲はいなくなり
青空と白い雲になった。
風は強いが汗をかいた顔には心地良い
三合目の一望台からは前回登った有珠山がくっきりと
他の場所ではあれだけ群生する
エゾエンゴサクだが
この山ではわずかに二株を見ただけ
エゾアオイスミレがあれだけたくさん咲いていたのにね。
いずれにしても
今年初のエンゴサクだね
がんばれ岩
7合目はいっぷく広場と呼ばれ、一気に眺めが良くなる。
ベンチもあり、まさにいっぷくだ。
北海道の山で7合目あたりにベンチがある山は少なく
的を得たこの7合目に満足。
しばしの休憩とそれより景色の撮影に飽きない
稀府岳が身近で迫力があり、奥に室蘭岳も見える。
海の向こうには駒ヶ岳を始め道南の山々が
これより背丈の低い笹の間の稜線を歩くので
とても気持ちが良い。
多少のアップダウンは止む無しで
それよりも景色を見ながらなので疲れを感じにくい
もう少しするとここは花のロードとなるのかな?
みはらし台に着く。
標識は凍りつき手でほろってやっと字が読めた。
初夏はこの下は黄色のキジムシロが群れて咲くのだっけな
道中、前紋別岳の山頂が見えた。
意外と遠くに見えたかな もう一歩だ。
やっと前紋別岳に到着。
相変わらず見晴らしが良い
ここが紋別岳でもいいくらいだ
さらに紋別岳へ向けて稜線歩きだ。
このあとはシラネアオイの咲く丘があるようだが
この頃は葉がやっと認められるくらい
今年の時期は遅いのだろう。
そして20分もしないで無事に紋別岳山頂へ
支笏湖の紋別岳と分けるため伊達紋別岳と呼ばれている。
とにかく正面の洞爺湖方面の景色が最高だね。
風さえなければゆっくりと一眠りしたいくらいだ
ちょっと廻りをぐるりと
眼下の伊達市内と対岸は角度的に遊楽部岳や雄鉾岳あたりかな?
前回の有珠山登山からは見えなかった
昭和新山をズームで
とにかく洞爺湖が綺麗で綺麗で
周りの山々を見ながら本当に飽きない風景だ。
羊蹄山は今回も頭が見えず・・・残念!
徳舜暼山とホロホロ山はまだ真っ白だね
とても綺麗だ。
強い風のため長居は出来ない。
下山しよう
これは下山中に前紋別から7合目の間で
転がれ~~ww
前回の有珠山に続き
今回も駒ヶ岳の山頂は隠れたまま
次回こそはその頂きを見てやるぞ。
下山中の楽しみは
再度のエゾアオイスミレの撮影。
登るときより花が開いている気がするぞ
一般的なエンレイソウやナニワズ、エンゴサクより
先に咲くスミレ
エゾアオイスミレに始まり終わるこの山行
景色と相まってこの山の印象は、本当にイイ山だったなぁ
5月7日訪問
さて伊達紋別岳のアフターは帰り道にポロト湖に立ち寄った。
時間があまりないが、サイトで見た
あちらの入口側にスミレが咲いていると事前に調べていたので
山もスミレくらいしか咲いていなかったが
この平地では時期が早いと思ったが・・・
おお いたいた!
目的のヒナスミレ。
山ではエゾアオイスミレ平地ではヒナスミレと
初見のスミレ2種大変満足した!
優雅なスミレだ
誰かがスミレのプリンセスと書いてあったけど私もそう思う。
サクラのような花びらの切れ込みがいいね!
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