【カジカ沢の滝】
河川:カジカ沢
落差:10m
滝幅:1m
看板:無
駐車:有
徒歩:30分
難易:スノーハイキング
今年、冬の滝見のメイン「カジカ沢の滝」へ
大滝白老線の白老側から森野のゲート手前駐車場(ホロケナシ駐車公園)に車を止めスキーウェアと防寒ブーツに履き替え出動
ゲート前には工事関係者の車と中にも車が見える。
横から入り下り坂の底部が森野橋
この橋手前左側から山北沢の滝へ行くコースだ
だが工事車両、重機が実際に作業をしており迂回路も踏み分けあとが判らず断念する。
橋の上で男女に会ったがカジカ沢は踏み分けあとがバッチリで行きやすいとのことで
橋を渡りきり今度は登りを少し行くと電柱にテープが巻いてあった。
右側に明確な踏み分け後を発見 植生の違いがあきらかで確かに道はわかり易い
これも数日前の山岳会さんのツアーがあったからだろう感謝したい。
数度の川の渡渉、ほんの少しの沢歩き以外、危険な箇所はないだろう
約30分程度の歩きでカジカ沢の滝が見えてきた。
初めて見るその滝は圧巻
特に向かって左側のつらら群の規模は見たことがないほどだった。
ただ途中で会った単独男性からは暖冬で今年は今ひとつの模様
ギリギリ直下まで行けるが落下したことを想像すると絶対に下へは行っては行けない
むしろ近づくのも避けるべきとおもった(実際に落下した氷がある)
いずれにしても素晴らしい氷の造形にしばし見とれ滝本体より見入ってしまった。
そして滝はというと…見てのとおり寂しい限り でも私はこの滝が大好きだ
直で落ちていることもあるのだろうが、
ここまでの行程シチュエーションを考えると夏には鬱蒼とした草木で到達するには大変な苦労があるだろう
そして到着してみるとこのショボさ きっとリピーターはいなくなるだろう
だからいいのである
これで賀老の滝のように豪快な滝であればすぐ観光地化されて、道も整備され誰でもいつでも到達できるようになるだろう
それはそれでいい場合もあるが、インクラの滝が滝100選でありながら決して楽に行けないことを思うと
同じ白老のカジカ沢と山北沢の滝もそれ以上に簡単に行けてはいけないのだ。
そして限られたこの酷寒のときに身支度し、さあ行くぞ!と気合を入れて雪道を30分歩くことが大事なのだ
本ブログは「簡単に」行ける滝がメインであるが他人の踏み分け道を歩くのであれば雪道の30分も簡単に である
とにかく見れて良かった!行けて良かった!先人達に感謝申し上げます。
2009年2月撮影
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